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”訳あり冒険者”モリサワです。
皆さんはヘルプマークというものをご存じでしょうか?
ヘルプマークは、本当に大事な支援が必要な時に、裏面に書いてあるメッセージで対応法や緊急連絡先などが書いてあるものになります。
現在日本全体でやっとヘルプマークが普及してきました。
普及される以前は「スイス大好きマーク」だとか言われていて、別のラミネートした部分に対処法を書きつつ使用していましたが、普及するまでは当初は付けるのが恥ずかしかった思い出があります。
ここ最近ヘルプマークについてネットニュースをきっかけに、SNSで炎上しました。そのことで今回この記事を書こうと考えました。
ここ最近感じているヘルプマークの意義について、AKARIのライターになった今だからこそ書けることがあると思います。
今回は、「見えにくい障がい」としてヘルプマークを必要とする方々について、白黒思考に伴う過激派思考で切り込もうと思います。
実際にはまだ完全に普及していない現実。
身体障がい者は障がいによって、白杖や杖、装具、車椅子等などのシンボルにより「見えやすい」場合もあれば、服に隠れた義肢、人工関節、内部疾患、線維筋痛症など「見えにくい」場合もあります。
白杖や車椅子と違い、「外から見えにくい障がい」だからこそ本当に座席を必要としている方がいらっしゃいます。
精神障がいや発達障がいは、更に「見えにくい」現実があります。
なにせ脳となると本当に見えないのです。大体みんな同じ形に見えますし、物理的に頭蓋骨や髪の毛などで隠れています。
高次脳機能障がいを抱えている可能性も出てきます。
このように、”障害の見えやすさ”には、やはり周囲が理解や想像ができるかどうかがあると思います。
ヘルプマークを分けようとする当事者の背景には?
どうもここ最近、ヘルプマークの乱用が増えているとのこと。
具体的には、何も書かれていない状態での「席を譲ってください」「配慮してください」という状況で使われるケースが目立ってきているようです。
外見からはわからない障害や疾患を抱えている方が、ヘルプマークを活用して周囲に配慮を求めること自体は、本来のあるべき姿だと思います。
問題は、その「見えにくい障がい」の部分を逆手に取るように、特別な事情がない方までもがヘルプマークを入手・使用し、優先席の確保や特別扱いを当然のものとして要求するといった行動が一部で見られるという点です。
こうした乱用が広まると、本当に支援を必要としている方への信頼が定着しないリスクがあります。
「またヘルプマークか」という冷めた視線が社会に定着してしまえば、いざ本当に助けが必要な場面で、周囲の人が手を差し伸べることをためらうようになる恐れがあります。
本来あるべき支援のためにできた制度が、乱用によって生み出された不信感では、誰にとっても望ましくないと思うのです。
最近はバスや電車の優先席のステッカーにもヘルプマークがつけられたり、電車の車掌のアナウンスにも優先席の方のところに「ヘルプマーク」という単語が入るようになったそうです。

普及した反面、「ヘルプマークがあるのだから譲ってくれ」という印籠になっているのが現実とのこと。
更には、ヘルプマークをつけた時に、「人が優しくしてくれる」ということがあるそうです。
元々は診断書も障害者手帳も何も必要のない窓口の広いマークだからこそ、自治体によれば”言えばくれるもの”。
ちなみにモリサワの地元では、ヘルプマークをもらう際には書類を書くことが必須でした。
ですが、ヘルプマークを沢山もらう方はそれもフリマアプリで売られてしまう始末です。
本来は無料でもらえるものを何故フリマアプリで売り、それを買うのか。
そこにも、一番疑問を持つのです。
モリサワが見るSNSでも
「今日、ヘルプマークの人が目の前にいたけど何も言われなかったし何も書いてなかったから席は譲らなかった。」
というコメントがありました。現実にそういう見方が広まっているのです。
これは別に「ヘルプマークをとにかく理解してくれ」という問題ではなく、今こそ本当にヘルプマークがなぜ生み出されたのかを考えるべき時が来たと思うのです。
一過性の炎上で終わらせるべき問題ではないと考えています。
実際に、ヘルプマークを緊急時など本当に必要としている方が、外してしまうということがモリサワの身近でも起こっています。
かつて電車に乗った際に、パニック障害のパニック発作により、対処法を書いていたことによりヘルプマークに助けられました。
そして、障がい者雇用時代には、仕事中、パニック発作があり、最初に、ヘルプマークと別に「今パニック発作が起きているので頓服薬を飲んできます」というカードを作っていました。
これにより、元々配慮事項としてあったパニック発作の状態の時の対処に対する報告ができていました!
現在はヘルプマークを必要としなくなったので、使わなくなったのですが、本当に支援が必要な人のために行き届かない状況になってしまうという危惧があります。
ヘルプマークの意義
ただ、ヘルプマークを使う理由の最終地点は、
「人工関節が入っているので座席が必要です」
「こういうことが起こった場合は静かに休ませてください」
「この電話番号に連絡してください」
「パニック発作が出た時は静かな場所に座らせていただければ嬉しいです」
などを伝える手段のマークです。
特に見えにくい障がいに対してはヘルプマークに対処を書くことの重要性があります。
最近見たコメントで「診断書を持った人だけがヘルプマークを持つようにしよう」という意見や、「身体障がいと精神障がいでヘルプマークの色をわけよう」という意見を見ました。
ヘルプマークを必要としている人は多いのに、「本来必要な助けを求めるという点では同じなのに、ヘルプマークの中でも優劣をつけてどうするんだろう」と思います。
ヘルプマーク自体が普及してきたなら、分けたところで、知らない人からすると覚えられない人が多いのではないかとも思ってしまいます。
障がい者にとっての障がい
誰にも余裕がなくなった時、「障がいの有無や年齢に関係なく誰もが地域で健常者と同じ生活を送れる環境を作る」というノーマライゼーションの考えは難しいのではないかと思います。そもそも心のバリアフリーはそこに存在できなくなると思ってしまうこともあります。
”障がい者にとっての障がい”は社会の側にあると思っています。
発達障がいの場合、昔は「あの子は他の人と違ってちょっと変わった人」の扱いで、別にそこに大きな差別なんてなかったのではないでしょうか。
障がいに名前がついて、それが悪い意味で認知され始めた結果、社会が差別をしてしまい本当の「障がい」になってしまったのかなとも思っています。
もちろん障がいに名前がつくようになったから、支援があることで救われてきた人もまた沢山いるのも現状です。
障がい者に配慮は必要だけれど、障がい者側が健常者側に強制的な配慮の押し付けもまた違ってくるのかもしれないと思っています。
健常者と思っているその方も、実は見えないだけで何かしらの障害があって配慮ができない可能性だってあるのです。
それなら配慮をしてくれた人に、手伝ってもらい、こちら側もその配慮をしてくださった方にしっかりとお礼を言うのがちょうど良いと思っています。
優先席に座ることには色々な理由の方がいらっしゃると思っています。
障害者手帳や難病、診断書を持たずとも、ヘルプマークをつけずとも、その日、純粋に体調が悪くて、仕方なく公共交通機関の使用をしなければならない方もいらっしゃると思います。
そこでやってはいけないのは、そういう体調不良の方に対して「この方に席を譲りなさい」という第三者の押し付けの発言なのかもしれません。
本当にこれだけはとても難しい件です。
もちろんマナーとしての座り方はあるかもしれませんが、優先席に座っているということは”何かしらの理由”があるのだとモリサワは思っています。
この件については、健常者及び障がい者の認識のズレ同様に多分、解決しないことが多くなることも多々あると考えています。
最後に
今回は、ヘルプマークのことについて書きました。
世の中には色々な疾患や障がいを持っている方がいらっしゃいます。
その中で大事なことというのは、ヘルプマークという支援のために作られたマークがこれからどう使われていくことが重要かを考えました。
もし、ヘルプマークが本当に必要な方は、マークだけでなく、「こういう疾患(障がい)がある」「もし何か起こったらこうしてほしい」というメッセージを書くことを心からおすすめします。
それだけでも変わってくると思います。
そして、外すことなく何があるかわからないからこそつけておくべきだと思っています。
そんな今日は冒険譚で【探求者】として、真剣に考えてみました。
参考記事
ヘルプマークにつきましては過去の記事で説明されていますので、そちらをご覧ください。
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ヘルプマークは役所でもらって所持はしていますが、印籠の部分が気になって使用していません。
“外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方が、周囲にそのことを知らせるためのマーク”
正直、かなり曖昧なんですよね。
もちろん、
必要としている人にとっては大事な仕組みだと思います。
ただ、
実際に持つ側になると、
「どこまで困っていたら使っていいのか」
「これを出したら“配慮してください”と主張しているように見えないか」
「障害者であることを常に提示して歩く感じにならないか」
そういう微妙な引っかかりも出てきます。悩ましい問題です。
ねこパンクさん!コメントありがとうございます!
最近になって使われ方としては、特に印籠のような扱いになってきてしまいましたね(汗)
友人とこの話にもなったのですが、今のところ、
「○○があった場合はこのパスケースの中の連絡先に電話してください」と書いて病院(主治医)、家族の名前、
などを一緒にプラスで持っておくことかもしれないということでした…!
ちなみにこれらは、災害などあったときにも使えそうだなとふと思った次第でした…!