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今回は、以前働いていた職場での経験や、
その時に感じていたことについて書いてみたいと思います。
前職での私の立ち位置は、
管理職・研究開発・技術営業。
一言で言うと、「何でも屋」でした。
研究開発という名の“実務の塊”
研究開発といっても、
ビーカーに薬品を入れて混ぜるだけの仕事ではありません。
むしろ実際は、
・書類作成
・製品カタログの作成
・SDS(安全データシート)の作成
・GHSラベルの作成
といった、実務の比重がかなり大きい仕事でした。
GHSラベルは、製品容器に貼るもので、
内容物や危険性、緊急時の対応方法などを明記します。
一方、SDSはさらに詳細な資料で、
化学物質の性質や危険性、取り扱い方法などをまとめたものです。
シンプルなGHSに対して、
SDSは10ページ近くになることもあり、なかなかのボリュームです。
しかも、これらは一度作って終わりではありません。
法改正や規制変更、原料の変更があれば、
そのたびに更新が必要になります。
原料メーカーのSDSを参考にしたり、
他社製品の資料を取り寄せたりしながら、
混合物としての情報を一つひとつ整理していく。
最初は難しく感じる作業でも、
慣れてしまえば流れは見えてきます。
結局のところ、
どんな仕事でも「慣れ」が一番大きいということですね。
技術営業という“人と関わる仕事”

技術営業では、営業スタッフと同行し、
製品の専門的な説明を行うのが主な役割でした。
ときには単独で顧客先を訪問し、
製品の説明や使用方法のアドバイスを行うこともあります。
通常の営業よりも、
一歩踏み込んだ知識と説明力が求められる仕事です。
出張の範囲は北海道を除く全国。
さらに海外は、台湾・中国・韓国を担当していました。
中国への出張では、長いと2週間ほど滞在し、
現地で試験を行うこともありました。
今となっては、どれも良い思い出です。
正直に言うと、
試験室での作業よりも、営業の方が楽しかった。
やはり人と関わる仕事には、
独特の面白さがあります。
「ふれあい」というのは、
思っている以上に大きなエネルギーになるものだと感じていました。
管理職としての立場
管理職としては、
社内全体の調整や、試験室を使う社員の管理・指導を担当していました。
大企業ではない分、役割は曖昧で、
営業部門に対しても技術的な立場から意見を出すこともありました。
そしてもう一つ、大きな役割がありました。
それは
社員の愚痴を聞くこと。
もしかすると、これが一番多かったかもしれません。
自分の立場的に、
こちらから愚痴を言うことはありません。
だからこそ、ひたすら「聞き役」に徹する。
これはこれで、なかなか大変な仕事でした。
何でも屋として思うこと
振り返ると、本当に「何でも屋」でした。
研究もやる。
営業もやる。
管理もやる。
人の話も聞く。
大変ではありましたが、
その分、色々な経験ができた時間でもありました。
一つの専門に特化する働き方とは違い、
広く関わることで見えてくるものも確かにあります。
あの頃の経験は、
今の自分の土台の一部になっている気がします。
退職という決断
退職した理由は、
リウマチによる体調不良とうつ症状でした。
思うように体が動かず、
仕事にも支障が出るようになり、
徐々に休みがちになっていきました。
朝、起き上がることすらつらい日が続いていました。
このまま続けるのは難しい
そう感じて、「ケジメ」として退職の道を選びました。
退職を決めてからの約3ヶ月は、
取引先への挨拶回りと、社内の引き継ぎ。
これまで関わってきた人たちに区切りをつけながら、
少しずつ仕事から離れていきました。
そして、退職。
手放して気づいたこと
退職後は、
正直なところ、精神的にかなり楽になりました。
あれだけ背負っていたものが、
ふっと軽くなった感覚がありました。
もちろん、失ったものもあります。
でも、それ以上に「自分を守れた」という感覚の方が大きかった気がします。
何が正解はわからないけれど、
長い人生、いろいろあります。
あの選択が正しかったのかどうか、
今でもはっきりとはわかりません。
でも、ひとつ言えるのは
あの時の自分には、あれが精一杯の選択だったということ。
だからこそ、今はそれでいいと思っています。
立ち止まることもあるし、
遠回りすることもあります。
それでも、とりあえず前を向いて生きていく。
それくらいの気持ちで、ちょうどいいのかもしれません。
おわりに
今回は「前職の話」について書いてみました。
病気による退職は正直つらいものでしたが、
振り返ってみると、とても貴重な経験だったと思います。
今では専門用語もだいぶ忘れてしまいましたが、笑
それも含めて一つの区切りなのかもしれません。
これからは TANOSHIKAのライター として、
自分のペースで、人生を楽しみながら進んでいけたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
ねこパンクでした。
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記事を読ませていただきました。いろんな仕事をされてきたのですね。仕事にはいろいろあるけどたいへんな思いをされてきているのではないでしょうか。体調不良から退職されたときはホッとされたでしょう。今の仕事では無理をせず身体の負担を避けて頑張ってください。
白いトラ さん、コメントありがとうございます。
今は落ち着いてライター活動できています。
無理なく頑張りますので、
また次の記事も読んでください。