プラスコスメプロジェクト。不要な化粧品をクレヨンへと変化させる、福岡市の企業。

プラスコスメプロジェクト

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

最近色んな企業がSDGs的に良いと推奨しているのが、アップサイクルアイテムの開発ではないでしょうか?持続可能な社会に向け、多くの企業がアップサイクルアイテムを開発し、循環型社会の構築を目指しています。

そんなアップサイクルアイテムを作っている会社「プラスコスメプロジェクト」が福岡県にあります。その会社はコスメでブルーやグリーンなどの小さなクレヨンを作っています。さて、どんな会社なのでしょうか?

「プラスコスメプロジェクト」とは?

プラスコスメプロジェクトは不要になり廃棄されている多くの化粧品を画材として再利用したり、リサイクル・アップサイクル作品に変える方法を紹介したり、化粧品の環境意識を変え、コスメの循環社会を提案する社会貢献活動です。

“いつものコスメに「+」 プラスアイディアを”​

それはいつものコスメをちょっと工夫してリサイクルやアップサイクルすることも、コスメを通して地球を思いやることも、コスメが全く別のものへの生まれ変わりも。。。

コスメからできる環境活動。そんな想いを込めて発足しました。

画像・引用:不要コスメを画材に|Plus Cosme Project/プラスコスメプロジェクト|日本

公式Twitter

https://x.com/pluscosme?s=21&t=hQlRcHs2oQrT0aRaseq9iA

公式Instagram

https://www.instagram.com/pluscosmeproject/

公式Facebook

https://www.facebook.com/pluscosmeproject

「プラスコスメプロジェクト」のクレヨンは、ミニサイズ200円、おまかせセット ペンタイプ4本 & ミニクレヨン4個で2,000円となります。クレヨンは下記のオンラインショップで販売しておられます。

こちらから実際の商品を購入できます!よければ買って応援して下さればと思います!

「プラスコスメプロジェクト」が出来た経緯

福岡県福岡市に住む会社員の女性が、不要になったコスメをクレヨンに生まれ変わらせるアップサイクルに励んでいます。不要だったはずのコスメをクレヨンに変換させることで、「SDGsな社会の実現に結び付けたい」と語ります。

同福岡市に住む会社員の女性は、使うことをしなくなったり、サンプルで残ったパウダータイプのファンデーションやチーク、アイシャドウ、リップなどを使用します。コスメメーカーなどから寄付されたものを小さく砕いてからミツロウなどを一緒に混ぜ入れて、熱した後冷やし固めてクレヨンへと変換させています。コスメならではの華やかな発色が大きなポイントです。段ボール1箱分のコスメから約200個のクレヨンが作れます。

この女性は、大学を卒業した後にコスメメーカーで働いていました。販売業務などを任された時に、季節が変わるサンプルが大量廃棄される現状が分かりました。百貨店に勤務していた時には「ゴミ捨て場にコスメが未使用のままで、多くが廃棄されていたのを目撃したこともありました」と話します。

勿体ないこと。廃棄を無くしたい」。そんな強い想いもあって、2010年にコスメメーカーを退社しました。2011年にコスメについて深く勉強すべく九州大学大学院に入学し、任意団体「プラスコスメプロジェクト」を立ち上げて何か私にも出来ないか?と模索し始めました。

物づくりが好きなことが講じて、社会人になってからもリップを手作りしていた経験もありました。コスメの原材料の天然の鉱物「マイカ(雲母)」は塗料などでも使用されている経緯から、クレヨンなど画材へとアップサイクル出来ないか?と思い付きました。最初は絵の具から始めました。コスメメーカーや百貨店の店頭に回収箱を配置し、絵の具を使ったワークショップなども開催しました。

2021年5月に会社を立ち上げ、コスメメーカーなどへの回収の声がけを本腰を上げました。クレヨンの製作は自宅で女性ら3人で携わっています。WEBサイトを介して個人からのコスメの寄付も受付していて、毎月15人程度が賛同しています。

参考:不用化粧品をクレヨンに…SDGs手軽に一歩 福岡の女性が会社設立 読売新聞(2022年)

東京都にある日本サステナブル化粧品振興機構の調査では、コスメを使用する人のおよそ7割が「コスメを最後まで使い切れないまま廃棄している」という海外のデータも存在しているそうです。「プラスコスメプロジェクト」を立ち上げた女性は「現在ある限られた資源を無駄なく活かせる活動を、簡単に励めるカタチで行っていくことが大切なこと。それがSDGsな未来に結びついて行く」と述べました。

新しいアップサイクルアイテムの出逢いに感謝。

コスメをクレヨンにするという事は、以前別の記事で違う会社のクレヨンを紹介させて頂きましたが、今回の会社はTANOSHIKAのある同じ福岡県にある会社で、親近感が湧きました。今回のクレヨンは、グリーンやブルーなどもあるので、またそれもカタチ含め、オシャレなSDGsアイテムだと感じました。

カラフルな色で思い出したのですが、私が以前ハンドメイドのワークショップで作った砂絵は、ネイルサロンの方が主催で、キラキラな色んなカラーがあるラメで、そのラメを台紙に落とすのがチークブラシでした。

なので、今回のクレヨンも、普通はなかなかコスメでは販売されないカラーでも、そういうカラーを選んだからこそ、オンリーワンなんだなと感じました。私はコスメはほとんど使い切るものしか買わないので寄付は出来ないかと思いますが、同じ福岡県なので、どれ位前のコスメまで良いか分かりませんが、いつか出て来たら考えてみます。

今回も素敵なアップサイクルアイテムを知れて嬉しかったです。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。