私はなぜ学校より外の世界に居場所を見つけたのか【ねこパンク】

黒猫が街のストリートを堂々と歩いている画像

この記事は約 4 分で読むことができます。

ねこパンクロゴマーク

『ある意味では不登校のまま大人になった僕が伝えたいこと』続編

学校が嫌いだったのかと言われると、
実は少し違う。

先生と大きなトラブルがあったわけでもない。
いじめられていたわけでもない。

もちろん苦手なことはたくさんあった。

でも、
私が学校に気持ちを向けられなくなった理由は、
「学校が嫌だったから」だけではない気がしている。

むしろ、

学校の外の世界があまりにも面白かった。

そんな言い方の方が近いのかもしれない。

学校の中だけが世界ではなかった

カフェのテーブルに置かれたファション雑誌

子どもの頃は、
学校が世界のすべてのように見える。

同じ教室。
同じ顔ぶれ。
同じ時間割。

でも私は成長するにつれどこかで、

「外にはもっと違う世界がある」

と感じていた。

音楽。
本。
テレビ。
雑誌。

ファッション。

学校では出会えない価値観が、
そこにはたくさんあった。

おしゃれなカフェにあったイギリスのファッション雑誌。

心は世界中を旅していた。

音楽が教えてくれたこと

レコードショプの商品棚と店内の様子

特に大きかったのは音楽だった。

学校では少数派だった人たちが、
外の世界では堂々と存在していた。

怒っている人。
傷ついている人。
居場所を失った人。

そういう人たちの声が、
歌になっていた。

教室の中では浮いてしまう感覚も、
外の世界や音楽の中では否定されなかった。

「こんな人間がいてもいいんだ」

そう思えた瞬間が何度もあった。

そして音楽は、少なくとも私を置いていかなかった。

学校には正解があったかも知れない

服屋さんに飾られたワンピース

学校には、
ある程度の「正解」がある。

ちゃんと登校する。
ちゃんと勉強する。
ちゃんと友達を作る。

もちろんそれが悪いわけではない。

でも私は、
その枠にうまく収まらなかった。

一方で外の世界には、
いろいろな生き方をしている人がいた。

学校では変わり者に見える人が、
社会では魅力的な人だったりする。

外の世界で仲良くなった年上の人たちは、
学校の先生とは違うことを言っていた。

「無理にみんなと同じにならなくていい」

「好きなことがあるなら、それを大事にしろ」

今思えば当たり前の言葉かもしれない。
でも当時の私には、その言葉がとても新鮮だった。

そしてその人たちは、
言葉だけではなく、
時には強引な方法で私の視野を広げてくれた。

ある時、通っていた服屋の店長から
こんなことを言われた。

「ウジウジ考えてる暇があるなら、このワンピースを着て通りを歩いてこい」

「悩んでいることがバカらしくなるぞ」

振り返って二度見する人。
クスクス笑う人。
気にも留めず通り過ぎる人。

馬鹿げた行為だったと思う。

でも確かに少しだけ気持ちが軽くなった。

変身してみて分かったことがある。

自分が思うほど、
人は他人を見ていない。

そして、
人と違うことは、
必ずしも悪いことではない。

学校の外には、
そんなことを教えてくれる大人たちがいた。

学校では教えてくれなかったことを、

私はそういう大人たちから学んだ。

可愛いワンピースを着た私は、

とびっきりの笑顔だったのかもしれない。

今振り返って思うこと

イギリスのストリートで佇んでいる黒猫

今でも私は、
学校がすべてだったとは思っていない。

学校が居場所になる人もいる。

学校の外に居場所を見つける人もいる。

それだけの話だと思う。

あの頃の私は、
たまたま後者だった。

だから学校から離れていったのではなく、

外の世界に呼ばれていたのかもしれない。

おわりに

イギリスのストリートで革ジャンを着て佇んでいる黒猫

学校になじめなかったことを、
今でも失敗だったとは思いません。

遠回りだったかもしれない。

効率も悪かったかもしれない。

それでも私は、
学校の外で出会った音楽や人たちに救われてきました。

もし今、
学校が世界のすべてに見えて苦しくなっている人がいるなら伝えたい。

世界は教室より広い。

そして居場所は、
案外思っているよりたくさんあります。

私がそうだったように。

少しだけ冒険してもいいと思います。

ねこパンクのロゴマーク

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

ねこパンクでした。

HOME

黒猫が街のストリートを堂々と歩いている画像

1 個のコメント

  • 記事を読ませていただきました。人によってだけど学校も外の世界にもなじめない場合もあります。私には学校は行きたくなかったし家も大きくなるにつれてつらくなってきました。高校に行ったけど学生時代でほんの一部です。個人によってどこにも居場所ないという人もいるでしょう。私は今本当の居場所が見つからないまま過ごしています。これからも記事を楽しみしています。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です