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皆さんは履歴書を見た時に、「職歴が多い」「働く期間が短い」と見えたらどういうイメージをお持ちでしょうか?
今回は、ある理由により、就労継続支援A型であるTANOSHIKA CREATIVEというダンジョンにやっと辿り着いて、そこからどうモリサワが、どういうスキルが身についたり、変化していったのかを振り返りつつ、”訳あり冒険者”として今までよりどう強くなったのかを見ていただけたらと思います。
スキルやステータス等、そもそも”訳あり冒険者”とは?についてはこちらの記事を参考にしていただけますと幸いです。
さて、まずは当時、発達障がい及び精神障がいを抱えて働いてきた”訳あり冒険者”モリサワには多くの職歴があります。
HP3の状態で辿り着いた就労継続支援A型「TANOSHIKA CREATIVE」というダンジョン
作業療法士という職業を一旦離れて、障がい者雇用に10社以上応募するも、配慮が得られずに落ちていました。
当時は「目の眩しさを遮るための黒の遮光眼鏡の装着」と「パニック発作時のクールダウン」を配慮事項として挙げていました。
「パニック発作が起こります」と言うと「え?発作?心臓?てんかん?」と言うような感じで「てんかんではありませんし、心臓が問題でもありません」と、訂正しても落ちてしまうことが多かったです。
社会は甘くはありません。
やはり、「障がい者」と言うのは法定雇用率があっても、ここまで難しいものだと思わされ、障がい者雇用の難しさを知ります。
しかし、この当時、「生活をしなければ食べていけない」と言う貧困妄想を起こしています。
そこで障がいを隠して、とある工場へ入社。
田舎の閉鎖的な環境の工場であることもあり、「死ね、無能」という言葉がよく飛び交う工場で、上手に作業ができないモリサワにもその言葉は何人もの人から言われてきていましたが、「直接攻撃されていないのでパワハラではない」と思い込んでいました。
ちなみにこの工場は、3日や1週間、1ヶ月で辞めていく人も多く、簡単に言えば人の入れ替わりが激しい場所でした。
結局工場の方には障害が分かってしまったので、「絶対に許さない」と言われ、更に当たりが強くなってしまい試用期間終了となりました。この時がHP5。
しかし、そもそも障がいを隠していたモリサワが悪いのです
その後、貧困妄想含めモリサワはHPが3で無気力の状態。
作業療法士の専門学校時代の教科書を引っ張り出して、自分が使える福祉サービスをとにかく探しに探しました。
そこで出てきたのが「就労継続支援A型」です。
当時、閉鎖的で村八分が存在するモリサワの実家からTANOSHIKA CRREATIVEへ近いバスの時間帯自体が通勤も退勤もあまりないですが、「通勤を楽にして通うなら」と、現在の事業所になりました。
レベルアップ記録:2年間で得た経験値と変化したステータス
モリサワはまず”訳あり冒険者”として、親亡き後の生活を考えて「自立するために一人暮らしと一般就労を目指して安定して働くこと」を最終目標にします。
工夫して眠気を吹き飛ばしてみた件
元々は睡眠障害もそうですが、【スキル:過集中】でイッキにMPの使いすぎでバッテリー切れを起こしHPも削ってしまう燃費の悪さが”訳あり冒険者”モリサワなのです。
そこで、30分作業し3分休憩するようにし始め、今はなくても大丈夫なようになってきました。
(詳しくはこちらの記事で↓)
報告・連絡・相談の鍛錬をしてみた件
そもそも、社会人という冒険者へと出発したクセに、実はこれが難しかったです。
報連相のタイミングや、そもそも分からない事がわからないなど。
苦手だったことについてまずは「報告する」ということに加え、「書類作成」などでした。
ここで、当時の職業指導員さんから提案されたのは「報告書の作成」
朝礼後に、用意された書類の形式に、昨日何があったかを報告書として、昨日家の中での行動、食事の有無、睡眠時間、主観的情報(S)、客観的情報(O)、アセスメント(A)、計画及び実施(P)とSOAP形式で記入、その後ZOOMでその職業指導員さんに
「おはようございますモリサワです。本日分の報告書が完成致しましたので報告させていただきます。ご多忙のところ恐れ入りますが、お手隙の際に確認していただけますと幸いです。」
と、報告を毎日行っていました!

※実際のZOOMでの報告画面ですが、個人情報等はAIで書き換えています。また、画面が黒く文字が大きいのは視覚的な問題によりアクセシビリティ設定のためです。
尚、恩人でもある職業指導員さんの退職に伴い、約1年間モリサワが公休や欠勤でない限り毎日欠かさず書いていました。
ZOOMでこのように報告をする際に、コピーしてペースト(貼り付け)した方が”効率が良い”というのはモリサワが一番分かっていました。
しかし、それでは「報告が苦手である」ということは克服できないのです。
そのため、毎日タイピングの練習にもなりますし、何かあった時、「こういうことがありました」ということも、少しずつ苦手であったはずの自分の報告をZOOMのチャットで行うことができていきました。
視覚に問題が発生して落ち込んで、ライターの仕事を勧めてくださったのも、この職業指導員さんでした。
以前、作業療法士学生時代のレポートの書き方で本来は担当させていただく患者さん一人のことを書くこのレポート。これをあえて、支援員さんに「これが自分です」という部分を知っていただくためにもこの際自身のことをレポートに書きました。生い立ちや環境、苦手な作業など。
その職業指導員さんからは
「伝え方の能力が長けていることを知ることができました!このスキルは活かすべきです。」
という言葉を頂いたことからデザインで迷走していたときに、元々TANOSHIKA CREATIVEに入る前はnoteで文章を書いていたことを思い出し、改めて書くことの楽しさを取り戻しました。
ちなみに、これらの報告書において、段々と言語化することができて、現在のライター業務にも繋がっています。
【スキル:言語能力LV.1】は変わりません。こういうところがやはり”訳あり冒険者”モリサワだと思います。
ちなみに現在は別の生活支援員さんに引き継いでいただき、セルフモニタリングシートとして、書き終わったら同じく生活支援員さんにチャットで報告します。
ZOOMのチャットでの報告の良さに気づいたのは報告書とライターという職種になってからです。
と、いうのも、モリサワの場合、言葉のみの指示だけだと、大事なところを聞き逃したり、いざ質問しようとすると言葉が頭の中で出来ていません。ここはモリサワの処理能力等の低さや言語能力の低さでしょうか。
モリサワの脳のキャパシティにおいて、「あの支援員さんが言った」「自分は確かこう言った気がする」というよりも、ZOOMのチャットでのやり取りであれば、そのまま確実に仕事がしやすいと感じるのです。
そして、これらをきっかけに、たとえばマルチタスクで頭がいっぱいでフリーズした時にも
「今ここで躓いています」というチャットでの「報告」が「相談」に繋がっていきました。
ちなみに連絡に関しては、報告をはじめ朝体調が悪い時などは「今、どのような状態か」を少しずつ電話で連絡をする事ができるようになっています。
伝達事項はひとまず、すぐにカレンダーに記録したり、こちらのThe piasuさんの記事を参考に付箋に書き留めて、優先順位をつけて、タスク化して潰していきます!
ちなみに、言葉が出ないくらいの体調不良やパニック発作等の場合は絵カードを召喚します。
スキル:自己状態異常癇癪に対する対応を考えてみた件
約30年間【スキル:自己状態異常癇癪】に悩まされていたモリサワ。
元々は、言葉が見つかないことや相手に伝わらないことでもそれをぶつけていたのだと思います。
しかし、こちらは、ある時をきっかけに考え方を変えました。モリサワの癇癪は1日中ずっと続きません。その間に「自分の性格、スキル、ステータスを受け入れた上で情緒をコントロールする」を最終目標に、現在は癇癪が起きた日には好きなお店へ行くために「どのお店へ行こうかな」「今日は何をしようかな」と考えていると、癇癪は治ることに気づきました。
これを見つけて今はそもそも癇癪自体はだいぶ起こさなくなりました。
しかし、これは対処療法の一つかなと思っていますので、どうにか、癇癪自体を起こさないようにと今後を踏まえて考えていきたいと思います。でもこれは本当に大きいです。
こちらの詳しいところの記事はコチラ⇩
朝起きたら、体が動かなかった件
”訳あり冒険者”モリサワのステータスの一部には、双極性感情障害(躁うつ)があります。ある時、一人暮らしで朝起きた際に、体が動かないのです。感覚的には背中に50kgの人が乗っているような感じです。そして、ついでに気力さえも吸い取られているような感じでした。
だからこそ、この時期は欠勤や遅刻が少しありました。
しかし、一人暮らしのモリサワです。「生活ができなくなるかもしれない」という、またもや初期の貧困妄想との戦い。
障害基礎年金を頂いているとはいえ、これは大事な時のためのものです。
ひとまず受診して、服薬調整をしました。そして、最終的には
”生活をするために、少しの娯楽のために仕事をする”
そう思ったことで復活しました。
今では、「起床」「準備」「出勤する」「仕事をする」と言うログインボーナスをやっています。
そして、一般就労のための体力作りのために、残業ができるようにまでなりました!
エナジードリンク中毒だったモリサワが、ここ最近はしっかりと寝れているためか、エナジードリンクもあまり必要なくなりました。
たまに翼を授かって、飛行魔法とか使ってみたいけれど、できないのが”訳あり冒険者”モリサワです。
目的のための提案をしてみる件
モリサワは、元アイドルのファン、声優ファン、アニメファンをやっています。現代では多くの推しメンたちやアニメの製作委員がSNSをやってくれています。
ある日、元アイドルの推しメンに、「SNSでどうすると見てもらえる事が多いですかね?」などと聞いたりもしました。「それは私も知ってもっと売れたいよ」との返事もいただきます。
モリサワは帰宅後など、仕事以外ではOFFモードでありながらも、プライベートでSNSを見ることにより、ある程度のSNSの特徴を把握していきました。
AKARIをどうやって発信できるかを考えて、自身のプライベートアカウントにおいて自分の記事で実験しては閲覧数の確認で発信力の確認したりしていました。
(※ちなみにモリサワはモブなので、全くインフルエンサーでもなんでもありません。)
これらの経緯でメリット、デメリット、注意する点などを考えて実際に文章で書いてAKARIの編集長でもある職業指導員さんに提案するという挑戦心を持つことができるようになりました。
拒否されることは怖いかもしれません。というより、正直怖いです。
でも、もっと怖いのは、自分に出来ることがあるかもしれないのに、行動をしない事と提案できなかった時の後悔だと思います。
「何かあったら自分から動く」「何か納得がいかなかったり、分からない事があったら自分から聞きにいく」ということもしました。
この姿勢は、かつての作業療法士学生の実習の指導者や、新卒時期に”訳あり冒険者”モリサワを指導してくれた指導者の背中を見て育ったからだと思います。
モリサワは完璧ではないけれど、憧れは真似できると思うので、真似できる限りは良い方向で真似したいと思います。
ここ最近新しくできた【スキル:未知への挑戦心】とフットワークの軽さにより【俊敏】のステータス値が1ぐらいUP。
こういう昔のことで「目的のために動く」ということが役に立ってくれているのだと思います。
あとは手段を上手に選んだり、方向性に対してきちんと努力することだけです
TANOSHIKA CREATIVEというダンジョンに入って1年半くらいで視覚障がい者になった件
TANOSHIKA CREATIVEというダンジョンに入ったモリサワ。
実は、次の一般就労という障がい者雇用では元々某久留米の有名メーカーを見学してそのダンジョンへ…というビジョンがありました。
しかし、現実的に出てきたのは視覚障がい者になってしまいました。
改めて”白杖を持つ”ということにより、助けていただくことへの感謝の反対にある偏見や差別も
普段はほとんどのメンバーさんが、会社から支給していただくノートパソコンで作業をするのですが、モリサワの場合ノートパソコンと目の距離的に見えにくくなったりなどしてしまいました。
そして、デザインからライターへの職種変更。
ただ、最近のパソコンには”アクセシビリティ”と言うものがあります。
人によっては「なんでこんなものが設定のところにあるの?」というものですが、必要な人には仕事をパソコンでするにはとても必要な機能がたくさんあります。
モリサワの場合、眩しさが強いので、ほとんどの画面はダークモードと言って画面が暗いです。そして、文字も少し大きいように設定しています。
先ほどのZOOMの画面もアクセシビリティにより画面が黒くなっています。
たまにダークモードに対応していないサイトもあるのですが、その時は画面の明るさを落としつつ対応しています。
基本的には、ノートパソコンをもとにアップデートが終了したiPad Proをモニター代わりにしています。
これにより、見えやすい環境を作るという工夫を考えて実行。
今はこんな感じで仕事ができています。
本編クエスト:TANOSHIKA CREATIVEというダンジョンに入って良かった件
TANOSHIKA CREATIVEというダンジョンに入って3年目に入りました。お給料をいただきながらも自身の悪いスキルに対してどうにかリカバリースキルを習得させ、更に訓練をしつつ、ここまで長く大きな体調不良がない状態でいられる奇跡に感謝しています。
ダンジョンに潜り始めて1年が経つ丁度に一人暮らしをはじめた件
”訳あり冒険者”モリサワがTANOSHIKA CREATIVEというダンジョンへ行くためには、実家からダンジョンへと早朝のバスか、朝礼が始まる前のギリギリのバスしかありませんでした。当時はそれで【スキル:自己状態異常癇癪】や【スキル:パニック発作】を沢山起こしていました。退勤しても3時間は待たなければならないなども起こっていました。
そういう時に見つけたマンション型のグループホーム。
12月に見学して【スキル:衝動性】により、その日に「2月から体験入居を行います」と契約。帰宅後両親に報告したら驚愕されましたが、「決まったことなので」とすぐに生活用品の購入をして2月に体験入居。3月からは本入居。元々自立するためにお金は貯めていました。
マンション型のグループホームでのルールは、基本的に夜、ご飯を共有室で食べる、夜間の外出や外泊の際は連絡をすれば問題ありません。
他は基本的に一人暮らしとなんら変わりありません。
これにより、一番は、TANOSHIKA CREATIVEというダンジョンへの行き来がものすごく楽になりました。また、一般就労という新しいダンジョン先に向けての就活をしやすくなりました!
そして、後述はしますが、電車を使って天神へのクリニックにも通いやすくなりました。
ライターになってやっと分かったパーティーを組む重要さ
TANOSHIKA CREATIVEという事業所は二つあります。我々は東町。当時東町にはPinkさんのみだったので教えてもらいつつ、施設外就労先では、諏訪野町のライターさんたちにも沢山のことを教えていただきました。(東町では他にもIORIさんと紅玉さんがそれから加わりました)
他にもアイキャッチ作成だったり、最終確認も主に諏訪野町の方々にやっていただいています。
振り返ると今までだったら、ソロモードで冒険をやっているところです。
しかし、そもそもこのAKARIという媒体において「記事を作成する」ということにあたっては多くの方が助け合って出来上がっているものだと初めて気づき、
「事業所が違うからこそ、主にチャットでのやり取りであることを考えて。分からない時には今何をやっていてどこが躓いているかをとにかく伝えよう」
と思ったところでした。
ソロモードと違い、パーティーを組んでの冒険です。
これが、就職活動でも役に立ってきます。
待つ姿勢から自分で伝える姿勢へと変化していきました。
そして、フットワークがだいぶ軽くなっていきます。
社会は甘くありません。障害者雇用における配慮なんて最低限だからこそ自分が今どういう状態かを説明すること、これは前述した報告連絡相談にも繋がってくるのです。
ライターをやりはじめたことにより、目的を持って何かを行うことをやっと取り戻すことができました。
やっとここで、人生が変わりました!
トランスジェンダーのモリサワ、名前が変わり治療を始める。
さて、生まれた時から性別違和を持っていたモリサワです。
モリサワの両親も兄も基本的にはモリサワのこの性別の違和感に対して反対の意思を持っていました。
しかし、どうにかしたいと思った時に、現在一人暮らしであること、当時が令和7年だったこともあり、30歳を機に、まずは名前の変更と治療をすることを考えました。そして現在、福岡市の大都会である天神へ治療もしに行っています。
多くの方の手を借りて、無事に名前は変更されました。
そして、診断書をもらったその日からホルモン治療がスタートしました。
今は人生だけはとても生きやすい生活になっています。
そういえばビックカメラ天神2号館で、ふと見かけたトイレに「だれでもトイレ」の横にレインボーフラッグ(赤丸)があり、個人的に助かりました!
最後に:これから”一般就労という新たなダンジョン”に向けて
正直、モリサワという人間は生きやすくはなったものの、まだ性別の戸籍変更ができていませんし、そこで出てくるのがトイレ問題です。そういう点では意外と程遠い部分があります。
一般就労の際に必要となるのが多目的トイレもしくは男女共用トイレだったりします。
でも、この生き方を決めたのは自分です。
そして、現在、就職説明会や企業見学へと沢山行っています。
この前の就職相談会は午前中で27ブースに100人以上の求職者。
ある意味ここも一般就労というダンジョンの前の戦場だと思っています。
もちろん実習、書類選考、面接そして試用期間なども。
一般就労は新たなダンジョンであり、ゴールではありません。
”訳あり冒険者”モリサワにとってはスタート地点です。
安定して働き続けることで、更にスキルアップをしていくものだと思っています。
それを自分の人生における履歴書で証明してしまっているからこそ、改めて思うのです。
自分のステータス(障がい)や悪いスキル(特性)を盾にはしません。
盾にしたら、新たなダンジョン(一般就労)は見つからないのです。
「○○だから最初から出来ません」
よりも、現在の”訳あり冒険者”モリサワの場合、
「電話対応については現状、確認しながら5W1Hでメモを取ることまでは出来るのですがこの先で、何か質問が来てしまった場合は例えば処理能力の低さで言葉の形成が難しく吃りやすくなってしまいます。」
だとすれば、悪いスキルに対して、自分はどのようなリカバリースキルを発動するのか、どのような切り札を召喚するのか。難しい部分はどこなのか、どう言語化するのかという部分になってくると思っています。
「悪いスキルだから」と待つだけでは、新たなダンジョンは見つからないからこそ、何かあった時には自分から、「躓いた時に発信することに報連相の大事さがある」と改めてこのTANOSHIKA CREATIVEというダンジョンで知ることができました。
他にも通勤なども沢山考えなければいけません。さあ、どうやって辿り着くことができるのか。
さて、これから、”訳あり冒険者”モリサワは、どのような冒険をしていくのか、一緒に支えて見ていただければと思います。


















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