ある意味では不登校のまま大人になった僕が伝えたいこと

ビルの屋上で夕陽を見ながらギターを弾いているネコパンク

この記事は約 5 分で読むことができます。

不登校だったのかと言われると、
少し違う気もします。

でも、
学校の中より外の世界に居場所を見つけていたのは確かです。

今回は、そんな学生時代の話です。

1. あの頃の「朝」

朝の匂いを覚えている。

小学生の頃。
朝早く起きて、急いで支度して、玄関を飛び出す。

外の空気が少し冷たくて、
朝の空気に包まれながらキラキラとした世界へ。

楽しいこともあったし、
泣いた日もあった。

ケンカもした。

それでも、毎日がちゃんと前に進んでいる感じがした。

中学生になる。

勉強を頑張った記憶は、あまりない。

でも、いろいろやっていた。
結果よりも、その途中が楽しかった。
なんとなく、未来がある気がしていた。

ただ、小学生の頃のような新鮮さはもうなかった。
毎日は過ぎていくけれど、
何かに夢中になる感覚も少しずつ薄れていた。

高校に入る。

ここで、ズレる。

思っていた場所と、違った。

キラキラした感じは、もうなかった。

外の空気は少し重くて、
朝の空気は絡みつきどんよりとしていた。

ただ「今日を過ごすために行く場所」になっていた。

それでも、通うしかなかった。

モヤモヤだけが少しずつ増えていった。

2. 「学校より広かった世界」

教室から窓の外を見ているネコパンク

2年生のとき、人間関係が少し崩れた。

詳しくは書かないけど、
よくある話だと思う。

そこに、少し面倒な感情も混ざっていた。

同じ頃、学校の外で音楽を始めた。

こっちは、うまくいっていた。

ライブもやった。仲間もできた。

オリジナルはなかったけど、
自分たちなりにアレンジして、それで満足していた。

音が重なった瞬間、わずか三、四分の曲が永遠のように

一晩中続く。

費やした時間は必ず技術として返ってくる。最高だった。

学校では時計ばかり見ていた。

でもスタジオでは違った。

気がつけば何時間も過ぎている。
帰り道は真夜中なのに、
不思議と疲れていなかった。

それに対して、学校は、ギリギリだった。

出席も、試験も、全部ギリギリ。

学校に行くふりをして、
そのままアルバイトに行く日もあった。

ギリギリでぐるぐる回っているだけ。

週末は音楽。

外の世界のほうが、ちゃんと回っていた。

3. 「学校」の外にあったもの

バンドでライブをしているネコパンク

学校の中で、何かを得た記憶はほとんどない。

あったのかもしれないけど、
思い出せない。

もしかしたら、自分で消したのかもしれない。

外に出ると、世界は広かった。

何をするかは、自分で決められる。

学校には、それがなかった。

友達はいた。

話もしたし、笑った。

でも、それ以上ではなかった。

それが、自分にとっての普通だった。

1時間目だけ出て、帰る。

それが日常だった。

特に問題はなかった。

外に出て、音楽をやる。
誰かと話す。仲間と過ごす。

好きなことは熱心に続けることができる。

結果なんて特にいらないと思っていた。

楽しいのは工程。ライターも同じ。

書いている時が1番幸せ。

4. 君へ

夕焼けの道端に座り込みネコと遠くを見ているネコパンク

「学校に行かない=何もしない」ではない。

そういう見方もあるけど、
それだけじゃないと思う。

ただ、無理して壊れるくらいなら、止まってもいいと思う。

そういう時期もある。

自分は、3年生の頃ほとんど学校に行っていなかった。

ここだけの話だけど、
その頃、妙なルールがあった。

これ以上、退学は出さない。

そんな話があった。

でも、そのおかげで卒業できた。

正直に言うと、
かなり好き勝手やっていた。

ちゃんとしていたとは思わない。

その分、得たものもあれば、
得られなかったものもある。

どっちがよかったかは分からない。

遠回りだったのかもしれないし、
そうじゃないのかもしれない。

でも、どこに行くかは自分で決めるしかない。

その「どこ」も、はっきりしないことが多い。

だから、とりあえずでいい。

肩の力を抜いて、
進める方向に少しだけ進む。

勉強については社会に出てからやっていた。

歴史が好き、語学が好き、化学が好き、

本が好き、

時間をかけてゆっくり学んだ。

それでいいと思っている。

5. 結びに代えて

ビルの屋上から夕陽を見ているネコパンク

あの頃、

親が何を思っていたのかは分からない。

放っておかれていたのか、
距離を取られていたのか。

夜に家に帰ると、
自分の分のご飯があった。

家族として、
そこに含まれていた。

それだけで十分だったと思う。

生きていれば、それでいい。

たぶん、本当にそれだけだった。

ネコパンクのロゴマーク

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう。

ねこパンクでした。

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ビルの屋上で夕陽を見ながらギターを弾いているネコパンク

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