『本と喫茶サッフォー』。LGBTQの本などが並ぶ、居心地の良いブックカフェ。

カフェで本を読む女性

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんは、ブックカフェというものに行ったことがありますか?

ブックカフェは、店主の方が厳選した個性的な本に出逢えて、日本中にある居心地の良い空間です。ただこの店は、それに加えて訪れる人にとって「安全な空間」を目指しています。

2023年6月から茨城県つくば市にある筑波大医学群キャンパスに近い住宅街の一角にある、つくば市出身の編集者の山田亜紀子さんが始めた『本と喫茶サッフォー』では、障害者福祉やLGBTQ、フェミニズムに関連する本を主体におよそ2000冊が並んでいる珍しいブックカフェあり、障害者やLGBTQの方が安心して過ごせる「セーファースペース」という一面を持っています。

『本と喫茶サッフォー』にやってくる人の性自認や性別、国籍、障害などは多種多様で、以前はバーだった店内にはカウンターもあって、静かに読書をする人もいたり、山田さんに悩みを打ち明ける人もいます。

今回は、幅広い人に対応した、『本と喫茶サッフォー』は、どんな本が売られているのか?を振り返ります。

『本と喫茶サッフォー』には、どんな本が置いてありますか?

『本と喫茶サッフォー』のロゴ

サッフォーは2023年6月にオープンした、編集者の山田亜紀子が営むブックカフェです。

都心から離れた大型書店では見つけにくいジャンル(主にフェミニズム/ジェンダー/福祉)を中心に、絵本から学術書まで幅広く選書しています。

新刊、自主出版、ZINEの他に、古本や雑貨も少し取り扱う街の小さな本屋です。

サッフォーが北関東のセーファースペースになることを願い、来店した人たちが交流できるカフェも併設しています。

画像・文章引用元:本と喫茶|サッフォー サッフォーについて

最近感じるのが、LGBTQであっても、普通の人と変わらないし、普通に会話できるということです。

WEBライターの同僚に、LGBTQだと公表している人がいますが、話しかけやすく、気が利いて、面倒見の良い方です。

その方が、『たまたま好きになった人が、男性か女性のどちらかだったということ』と言われていました。

『本と喫茶サッフォー』も、LGBTQであっても、普通に利用する人としてブックカフェを利用している、普通の光景です。

それでも、LGBTQ関連の本が置いてあるのとないのとでは、『本と喫茶サッフォー』の入りやすさや、安心感も違うと思います。

『本と喫茶サッフォー』の店主の方に悩みを相談する人がいる様に、街中でホッとできる一角になっているんだなと思うと、心が温まりました。

私の中のブックカフェ

私は10年以上前、福岡パルコの中に、ブックカフェがあって、そこで本を買ったり、飲み物を飲んだりしたことがあります。

そのブックカフェは寝泊まりもできる様なカフェだったのですが、私は本を買ったりとかしかしないまま、お店は確か福岡パルコの中から無くなってしまったと思います。

ブックカフェなど、本を扱うところは、本だけでは成り立たず、CDやDVD、Blu-rayなどもそうですし、ちょっとした期間限定開催で入れ替わりのイベントのある設置ブース、ライブステージだったり、ライブ会場だったり。

はたまたゲームを置いたり、ガチャガチャ、雑貨、トレーディングカードを置いたりとか、複合的な施設でしか、本屋としての機能が成り立たなくなっています。

コーヒーショップが併設された場所も増えました。

私は本屋さんに行くのが、前から好きです。本を集めるのも大好きで、色んな本を扱っている通販も沢山知っていますし、在庫確認とかもよくチェックします。

「ここで取り扱いがないなら、あちらならあるだろう」と思っていると別のところでありました。10年以上前ある本を探す時、絶版だった本を、1件だけ福岡県内の書店にあると知り、執念で買ったこともあります。

欲しい本のためなら、他県に在庫のある本を、その店に電話して「送料かかっても大丈夫なので」と言って、代引きで送って頂いたこともありました。

母も本の匂いとか、本屋さんが前から好きだそうです。

10年以上前、通院の帰りに、よく二人で、移転する前の場所にあった福岡市のジュンク堂に行ったこと、凄く楽しかったですし、良い思い出の1つです。

母はそこで、仕事で使う実用書かなんかをよく買っていました。

私は昔ながらの本しか置いていない本屋さんも好きですが、本屋さんが1件もない都道府県もあることを知っているので、「普通の本屋さんがいいな」と思っても、どんなに複合的でも本屋さんがあるだけでも幸せですよね。

2024年10月17日より、出版大手トーハンが、在庫100冊から本屋さんが開業できる「HONYAL(ホンヤル)」のサービスを始めたのも、記憶に新しいですよね。

最近は、ローソンが街角の書店として、オープンした場所もあります。

本は人の心と成長を豊かにしてくれる。それは、どんな本屋さんであれ、根本的な理念は昔から変わらないと思いますね。

これからも少しでも全国的に書店難民が減る様に、また本屋さんが1件はある、そんな社会になっていって欲しいです。

ブックカフェで本を読む女の子

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。