災害だらけで始まった、2024年の正月-この国はどうなる？-

この記事は約 5 分で読むことができます。

こんにちは、金次郎です。

　読者の皆様、明けましておめでとうございます。
　今年もよろしくお願いいたします。

　しかし、今年はおめでたくない波乱の年明けでしたね。
　元旦早々、石川県で震度7の地震が有ったかと思えば、翌2日には羽田空港で旅客機の火災事故。
　そして、3日は一昨年に二度の火災を起こした北九州市の「旦過市場」近くの「鳥町食道街」で
の火事。
　今年の正月三が日は、最悪の三が日でした。

※　記事を書いたのが1月4日ですので、その後の救出活動や警察等の現場検証で、被害者の人数
　　や新しい事実が分かって来ますので、多少記事の内容と食い違いは発生します事をご了承く
　　ださい。

元旦の「能登半島地震」

　県内在住の弟が実家に帰省し、お屠蘇を飲み、お雑煮を食べながら企業対抗の「ニューイヤー駅伝」や、サッカー日本代表の強化試合を見終わった直後でした。
　1月1日16時06分、最大震度7の地震が、石川県能登地方で発生しました。
　日本海沿岸のほとんどの府県に津波注意報が出されまして、以降はNHKを始めほとんどの民放も放送予定だった正月番組を中止して、この地震のニュースばかりでした。

　4日現在で、死者は78人確認されていますが、未だ救助されていない方もいますので、犠牲者は今後も増えるでしょう。
　しかも、未だに余震は続いており、震度5の余震13回を含めて400回以上の余震が起こっています。

参考：（NHK）気象庁「令和6年能登半島地震」と命名石川県能登地方の地震

1月2日の「航空機火災事故」

　翌日2日、弟が帰った後、両親と夕食を食べていた時です。
　テレビから速報音がしたので、母が「また余震やろ？」と言うので、私がテレビのテロップを確認しに行って見て「違う！羽田空港に着陸した旅客機が燃えてる！」と叫びました。

　母は「元日の地震に続いて旅客機の事故とか、何なん今年の正月は・・・」と、しかめっ面をしていました。

　食後の後片付けが終わり、両親とリビングでニュースを見ていましたが、海上保安庁の飛行機とぶつかった様でして、映像を見ながら「旅客機が着陸しようとしている滑走路に、海上保安庁の飛行機が誤って侵入したみたいだね」と母が言うので、私が「管制塔との交信内容の分析待ちやね」と答えました。

参考：（NHK）日本航空の機体炎上海保機側の乗員6人のうち5人死亡

1月3日は、またしても「商店街の火災」

　二度あることは三度ある。

　3日は、私が住んでいる福岡県内の北九州市での火災です。
　一昨年の4月と8月に、2回も火事を起こした「旦過市場」のすぐ近くの魚町にある「鳥町食道街」です。

　北九州市は、50年ほど前の小学生時代に住んでいた事があります。
　JR小倉駅前の「鳥町食道街」は、第二次世界大戦直後の闇市がルーツとされており「焼きうどん」発祥のお店も有ります。
　故に「旦過市場」同様に建物も木造が多く、火災が起こるとあっという間に燃え広がってしまいます。

　私は2階の自室でテレビニュースを見ていましたが、すぐさま1階に降りると、母が苦笑いしながら「今日も、何がしか起こっちゃったね〜」と言いました。

参考：（NHK）北九州小倉北区飲食店街付近で火災住民に避難呼びかけ

参考：（毎日新聞）火元関係者「鍋から出火」の情報　北九州・魚町銀天街付近で大火

終わりに

・1月1日「能登半島地震」
　3日夜も、政府は自衛隊も派遣して必死の救出活動をしているとニュースで伝えていましたが、
　そろそろ救出限界の72時間が経とうとしています。
　救出活動を困難にするかの様に、4日の石川県は雨の予報です。　

・1月2日「旅客機の火災」
　フライトレコーダーの分析結果を見ると、海上保安庁の飛行機は「滑走路横の進入路で待機」の
　指示を受けて旅客機の着陸を待っていた様です。
　しかし、何故衝突したのかの原因究明が待たれます。
　海上保安庁の飛行機は、上記「能登半島地震」の救援物資を積んでいました。
　この事故を受けて、各地の飛行場では、190便以上が「欠航」しており、仕事始めに間に合う様
　に帰る予定だった人達が、空港で途方に暮れています。

参考：（FNNプライムオンライン）【日航機・海保機衝突事故】公開された管制塔との交信記録の日本語訳（公開部分の全文）｜FNNプライムオンライン

・1月3日「食道街」の火災
　火災発生から6時間以上経った、3日の夜22時時点でも、まだ消火活動が続いているとニュース
　で伝えていました。
　上でも書いた様に、古い木造家屋が密集している場所ですので消火に手間取っている様です。
　4日朝のニュースでは、13時間後の4日早朝にやっと鎮火したそうです。　

　1日から3日まで、災害だらけで始まった2024年の年明けですが、今年はどんな年になるのでしょうか？