睡眠時無呼吸症候群の治療法、『CPAP』のメリット・デメリットなどについて。 

睡眠時無呼吸症候群 CPAP

この記事は約 5 分で読むことができます。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠時に鼻から喉の上気道が閉じて、空気の流れが止まってしまう病気のことを指します。肥満体型だと気道が狭くなりやすい以外にも、鼻炎などで鼻の通りが悪い、舌が大きい、顎が小さいといったことも原因になります。睡眠不足によるストレスや、血液中の酸素濃度の低下を招き、放置すると糖尿病などの心血管疾患の発症リスクがおよそ2倍に高まるという研究データもあります。

東京都にある虎の門病院睡眠呼吸器科の医師の男性によりますと、睡眠時無呼吸症候群の治療を受けている患者は日本では60万人以上超えますが、未治療の人はおよそ400万人と推定されます。肥満気味の男性が罹患する病気というイメージが定着していることで、「特に女性が睡眠時無呼吸症候群の治療に辿り着いていません」と東京都にある虎の門病院睡眠呼吸器科の医師の男性は述べます。日本人は顎が小さい人が多く、痩せ体型の人でも上気道の閉塞を起こしやすいとされます。

今回は睡眠時無呼吸症候群の治療法、『CPAP』のメリット・デメリットと、私の家族などについてお話します。

睡眠時無呼吸症候群の治療法、『CPAP』

 

眠っている間に呼吸が弱まったり、一時的に止まったりする睡眠時無呼吸症候群。「主に男性が罹患する病気」だと思われがちですが、女性も特に更年期以降は罹患しやすいです。ですが、無呼吸症候群に気付かず、適切な治療を受けていない人も多いと想定され、専門家は迅速な病院の受診を発信しています。睡眠時無呼吸症候群の治療の最前線では、患者さんの睡眠の状況を医師が遠隔操作で観察する機器の使用が浸透しています。

「まさか自分が該当するとは思いませんでした」。睡眠時無呼吸症候群の治療を開始して3年半が経過した、大阪府に住む60代女性は、睡眠時無呼吸症候群だと診断を受けた時の驚きをこう振り返りました。

睡眠時無呼吸症候群が疑われる症状としては、▽大きないびきをかき、呼吸が時々止まる▽睡眠を十分に取ったのに、起きた時にだるさや頭痛がある▽夜間の頻尿▽日中に強い眠気に襲われる−などがあります。東京都にある虎の門病院睡眠呼吸器科の医師の男性は「朝スッキリ目覚められないなど、睡眠の質が低下していると感じた時、背景に睡眠時無呼吸症候群があるかもしれないと関心を寄せて欲しい」と語ります。

先述の女性が病院を受診したきっかけは、一緒に住む家族にいびきの酷さを指摘されたことでした。日中に強い眠気に襲われ、「睡眠時無呼吸症候群の治療前は昼寝が習慣になっていました」と話します。

現在、女性が受けている治療法は『CPAP(持続陽圧呼吸療法)』です。寝る時に鼻に装着したマスクから、機械で空気を鼻に送り込み、その圧力で気道を拡大させ無呼吸を予防します。一般的な治療として病院で広く実施され、日本呼吸器学会の診療ガイドラインでは、心臓病のリスクを予防するためには1日4時間以上、週5日程度『CPAP』を使うことが推奨されています。

ですが、機器と接続したマスクを着けたまま眠るため、煩わしさから無意識に手で取り外したり、寝返りでマスクが外れたりするケースも起こります。東京都にある虎の門病院睡眠呼吸器科の医師の男性は「『CPAP』の使用時間やマスクの装着の仕方が適切に行えているかが、睡眠時無呼吸症候群の治療を円滑に進めるキーポイントになります」と主張します。睡眠時無呼吸症候群の患者さんの自宅での治療データを病院へ受信とチェックをし、電話などで助言する遠隔モニタリング機能付きの『CPAP』も使用されています。

参考:無呼吸症候群 女性も注意 睡眠の質が下がったら疑って 機器使った遠隔診療、広がる 東京新聞(2023年)

東京都にある医療機器メーカーのレスメド日本法人は2023年3月、無呼吸の状態の発生回数や、『CPAP』のマスクの密閉性と装着時間など毎晩の睡眠状況のデータや助言を、患者さん自身がスマホの専用アプリで確認可能な装置の販売をスタートしました。レスメド日本法人は「自分の睡眠時無呼吸症候群の状況を把握し、治療効果を向上させる期待が持てます」と述べます。

東京都にある虎の門病院睡眠呼吸器科の医師の男性は「健康維持をするためには質の高い睡眠を十分な時間確保することが重要となります。『CPAP』の使用時間を把握しながら睡眠時無呼吸症候群の治療に励んで頂きたい」と説明しました。

私の父が、

睡眠時無呼吸症候群です。若い頃からだそうです。母の話ではかなり激しいいびきをかいたり、時々「カッ」と言って呼吸が止まっているそうです。父は布団に入った瞬間すぐいびきをかいて寝ますが、睡眠時無呼吸症候群だから眠りが浅い分、仕事が休みの日は昼間になるまで起きれないかもしれません。

大の病院嫌いなのと、父の年齢だといまさら治療したくないと言うと思いますが、睡眠時無呼吸症候群を罹患していることで、別の病気も発症したと思います。

睡眠時無呼吸症候群の症状に夜間の頻尿と見て、もしかしたら?と思ったのが母です。母は昔から夜間に何度もトイレで起きて、今でも夜中に5〜6回以上トイレに行きたくて起きて、病院で「夜起きない薬を下さい」と言って処方されても、全く効果が無いそうです。

母はいびきはかきませんが、この記事の中に女性も多いと言っていますし、睡眠時無呼吸症候群なのか?と思ったら、不安になりました…。

noteでも書いています。よければ読んでください。

→HOME

睡眠時無呼吸症候群 CPAP

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。