「まだ押せないやる気スウィッチ」うつ病viviの想い

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「まだ押せないやる気スウィッチ」うつ病viviの想い

はじめに

ここのところ調子がいい。

気分もそこまで落ち込むこともなく、よく笑うようになりました。

いつになるかわからないけど引っ越しをして人生をやり直そうという希望が持てたからかもしれません。

でも怖いのです。住所をを変えることはできても働ける場所までは・・。

これには勇気がいります。今があまりにも心地よくリラックスして働けてるから、ここ就労継続支援事業所TANOSHIKAを離れることはまだ考えられません。

ここはviviに「書く」「話す」といったこれまでになかった機会を与えてくれました。

それは心の中にあるものを言葉で表現するというもの。

ここをでたら、このような機会は与えてはもらえないでしょう。

こんなにリラックスして働ける場所はほかにはないでしょう。

大袈裟かもしれませんが外にでたら、そこは競争社会。弱肉強食の世界です。

常に気を張っていないと負けてしまいます。

それは自分が一番身をもって知っています。

その経験は「同じことを繰り返すわけにはいかない」「慎重に慎重に」と前に進もうとしている自分をとどまらせます。

「もう一度やれる」「やってやる」と思える日までは前に進めません。

あの頃の闘志が目覚めるまでは前に進むわけにはいきません。

では、どうすればあの頃の闘志が再び燃えるのでしょうか?

それは恐らく「やる気」このやる気を目覚めさせるには、どこかにある「スウィッチ」を押さなければなりません。

今はまだ、このスウィッチを押すことはできません。

あの頃までは押すことができた「やる気スウィッチ」

当時を振り返りながら、どうしても押せない理由をお話したいと思います。

この調子でいけば・・

最後に目覚めた闘志はこうして始まりました。

この闘志が目覚めた1年前、すでに「うつ病」と診断されていました。

しかし、経済的な理由と世間の偏見もあり治療を受けることは断念。

泣き続けたある日のこと。自力で這い上がろうと立ち上がりました。

このくらいのことなら自分で治せると・・。

その為にしていたことがあります。

それは毎日のようにハローワークに通い、夕方2時間くらいのウオーキングをしてモチベーションを上げていくこと。

viviを立ち上がらせた原動力は悔しさでした。

このまま世間に馬鹿にされ負けを認めるのは嫌だ。

負けるわけにはいかないと必死。そんな毎日に光が差しました。

やっと希望がもてる求人がでたのです。

「これだ」すぐに飛びつきました。

この調子でいけばできる。絶対つかんでやる。絶対このチャンスは無駄にしない。絶対ものにしてやる。

調子のいい今ならできると思っていました。

挑戦状!

応募の方法は「履歴書の郵送」でした。

履歴書はその人の顔。第一印象はここで始まる。手を抜けない大事な一番。

これはいわば挑戦状です。突破する方法はただ一つ。

必要な書類は履歴書だけでしたが、当然それだけでは足りません。

雛形、履歴書、職務経歴書。完璧に仕上げるだけでは駄目。

100%以上の仕上がりにして、この人に会ってみたいと思わせなければなりません。

今まで以上に力を注ぎました。その結果書類審査は突破。面接もクリア。

パートタイマーの募集でしたが、契約職員として採用されました。

あとは自力で這い上がることができれば・・。

しかし、この後予期しなかった出来事が起きました。

まさか、こんな結末を迎えるとは・・。

こんなことになるのなら、当初の募集のままリラックスして働ける部署でのパートタイマーの方がよかったのかもしれないと思いました。

うつ病再発!

それはじわじわと襲ってきました。

原因は入職した初日から感じた疎外感。冷たい視線。

とりあえず、ブランクもあったので上には初心者として扱ってもらうようお願いしました。

雰囲気から殺伐とした空気を感じたので、ここはひとつ様子をみるためにも腰を低くして地味に目立たずひっそりと働いていた方がいいと思ったからです。

しかし何処からか、よくない噂があちらこちらから広まりました。

管理職をはじめ正職員たちから日に日に冷たくされ粗雑に扱われるようになりました。

いじめです。それでも乗り越えようとしていたのですが精魂尽き果て負けました。

大事な一番で心身ともにネジが止まってしまい、仕事に大きな穴をあけてしまったのです。

これはいまだに尾を引きトラウマになっています。

このことをきっかけに通っていたメンタルクリニックのドアを再び叩きました。

酷いうつ病になってしまい主治医から怒られました。

なんの相談もせずに通院することをやめ、ちゃんと治療を受けなかったからです。

だけど本当にもう治ったと思っていました。

だから当然、面接などでうつ病を患っていたことは話していません。

なぜなら話せば採用されないと、目にみえてわかっていたからです。

それほど厳しい職種でした。

恐らくどの企業よりこの病は偏見をもたれると思います。

治療を受けながら仕事は続けましたが、扱いは益々酷くなり症状までもが酷くなっていきました。

結局仕事を続けることは断念。

身の程知らずでした。もっと身の丈にあった仕事を選ぶべきでした。

もういろんなことが悔しくて悔しくて。情けなくて情けなくて。

ためらい・・

もう二度と社会には戻らない。戻りたくても戻れないと思っていました。

しかしあれから10年たった今。

調子がいい日が続いたことで「もしかして」と思うようになりました。

だけど首を横に振って「違う」「これは違う」と思っています。

なぜならあの時と似ているからです。

自力で立ち上がったあの頃。もう大丈夫と勘違いしていたあの頃。

「もう二度と繰り返してはいけない」

当時の失敗は、いまだにトラウマになっています。

思い出すたびに胸が締め付けられ苦しくなります。

そして思うのです。身の程にあった生活。身の丈にあった仕事。これに尽きると。

「もう背伸びはしない」「夢は見ない」「今を生きる」「現状維持」「まだ前に進むべき時ではない」「まだ早い」「だけど・・」

そんな思いが前に進もうとする気持ちをためらわせます。

慎重に!

もう失敗はできない。そんな歳になりました。

この頃の仕事にもう一度就くには覚悟が必要です。

この歳になると、それなりのキャリアを求められ即戦力になれるかどうかを問われます。

再び挑戦しようと思っても10年のブランクはかなりの痛手です。

常に学習をしていないとついていけなくなります。

ましてやうつ病等の精神病を患っていたとなると偏見をもたれる職種です。

これが厳しい現実。だからこそ失敗は許されない。ここは慎重に慎重に。

ちゃんと考えて行動しないと、すぐに疲れ心が折れてしまいます。

採用枠があったとしても企業が求める人材でないと突破することはできません。

これはどんな仕事でも言えると思います。

いい歳になればなるほど慎重に失敗しないように進まなければなりません。

18歳の時、お世話になっている人にこんなことを言われました。

「若いうちになんでも挑戦してみなさい。そしていろんな経験を積んでいろんな人に出会い、その人たちのいいところをどんどん吸収しなさい」

だから、なんでも挑戦していいところを吸収してきました。

今ではそんな挑戦は足を渋ります。もうそんな挑戦はできません。

自分でそう思っているだけかも知れませんが、いろんな経験をしてきたからこそ見えないものが見えるのです。

やる気スウィッチはどこに

遠い空ばかりをみつめて「今はできない」「無理」と逃げています。

失敗を恐れるばかりで前に進もうとしない。ここ就労継続支援事業所TANOSHIKAにいることが「安全」

だからといって今を満足しているわけではない。正直不満も少しはある。

そんなことはさておき、当時持っていたあの闘志。

「やれる」「やってやる」と思っていた。あの「やる気」はどこへ。

この身体のどこかにある「やる気スウィッチ」

目でも耳でも口でもない。自分だけが知っているやる気スウィッチの場所。

それは「心の中」心の中で眠っているやる気スウィッチ。

これは誰にも押せない。押させない。

どうして押せないのか?どうすれば押せるのか?押せない理由はひとつ。

失敗することを恐れ自分が持つ可能性から逃げているから。

1%の可能性に賭けて生きてきたけれど、今では1%の可能性では立ち向かえません。

自分を信じて前へ進むことができればいいのですが、今はまだ自分を信じられない。

どんなに周りから背中を押されても動けない。

ではどうしたらやる気スウィッチを押せるのか?

それは確たる希望が見えれば・・。

あやふやな希望では動けません。

だからviviのやる気スウィッチは心の中で眠ったままなのです。

おわりに

前へ進みたくても前へは進めない。進むわけにはいかない。

それはいろんな経験をしてきて見えないものが見えるようになったから。

そんな経験がviviをためらわせます。

どんな仕事に就こうとも、その挑戦をするためにはまず「やる気スウィッチ」を押さなければなりません。

心の中で眠っているやる気スウィッチ。

どうすればこのスウィッチを押せるのでしょうか?

それは確たる希望を見ることができれば押せるでしょう。

確たる希望は、あやふやなものではいけません。

これなら進めるという希望。

その光が差し込めば眠らせているやる気スウィッチを起こそうという気になると思います。

そして、ずっと押せなかったやる気スウィッチに手を伸ばせるはず。

今なら押せるかもしれない。だけどそれは勘違い。

いろんな経験がスウィッチを押すことを拒み首を横に振る。

「これは違う」「まだ押せる時はきていない」「まだ押せない」「押すわけにはいかない」

今はとにもかくにも「現状維持」するべき。

スウィッチを押すその時がくるまでは行動を始めることはできません。

まだ今はこれをするには気持ちが弱すぎます。強固な精神力もありません。

だから今はやる気スウィッチを押すわけにはいかないのです。

どうすればこのスウィッチを押すことができるのでしょうか?

それは「やれる」「やってやる」と思えたら。

それまでは押せません。

押す勇気はありません。

このスウィッチは自分でないと押すことはできません。

ですから、お願いです。

いつか押せるその時がくるまで「やる気スウィッチ」は眠らせたまま起こさないで下さい。

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ABOUTこの記事をかいた人

うつ病と闘うアラフィフ。おまけに、腰部脊柱管狭窄症!踏んだり蹴ったり。のんびり穏やかに毎日を送っていきたいと思ってます。