この記事は約 5 分で読むことができます。
うつ病viviの治験日記~新たな闘病生活の始まり~
昨日、どしゃぶりの雨の中、9時の予約に間に合うように病院に行ってきました。昨日の朝は、皆さん、出勤時に西鉄電車が止まったり、JR止まったりと大変でしたね。私は、バスで行ってきました。始発に近いバス停だけど、その先が渋滞で、20分も到着が遅れました。8時50分になっても、まだ、着かなくてひやひやしてバスの中から病院に電話しました。電話すると「今日は、みんな遅れてるから大丈夫です」と言われて、一安心。バスセンターに着いたら、人がたくさんでした。病院までは、徒歩3分位、9時過ぎに着きました。
そして、すぐに、まずは、主治医の診察。一応、今回の「うつ病の治験」入り口の審査は通ったようです。よかったけど、複雑でした。今日から、新しい薬が飲めるものだと思ってたら、4週間の今まで飲んでいるお薬の量などの調整(スクリーニング期)があって、そのあとだそうです。それから、導入期が6週間、そして、やっと、治験薬使用期が4週間、後治療期が最大24週間、フォローアップ期が4週間で終わりです。がっぽり、お薬減らされました。でも、助かったのは、今回の治験で飲んだらいけないリスパタール内用液とエビリファイ内用液、量は、うんと減ったけど、段階的になくすということになって、急に止めなくても、よかったという点です。それでも、それぞれ1日1回、昼しか飲めませんけどね。手当たり次第、飲んでた私にとっては、まさに地獄です。また、飲めると言われてた薬、リボトリール錠も、止めないといけなくなって1日二回、夕と就寝前。それも、1錠ずつ。ソラナックスは大丈夫だったけど、その代わり、頓服薬としてではなく、1日3回朝昼夕の2錠ずつ。これを2週間続けて、ソラナックスと睡眠薬以外なくなります。睡眠薬は、1種類減らすという話でしたが、減らさなくてもよくなりました。
主治医の診察の後は、治験を行う会社(製薬会社)の担当者との面談です。昨日は、今後の予定の説明だけでした。
病院を出て、調剤薬局に行って、改めて愕然としました。「2週間分の薬がたったこれだけ?」体から力が抜けました。頭が、ぼーっとなって、脱力して、薬局を出てすぐに、そばにあるデパートの椅子に腰かけました。そして、朝から精神安定剤を飲むのを我慢していたので、処方されたばかりのソラナックスを4錠飲みました。いつもなら、加えて他の頓服薬を飲むところですが、それは、もうできないので、心を鬼にして我慢しました。
それからは、禁断症状の始まりです。しばらく、立ち上がれませんでした。それでも、他の用事があったので、なんとか立ち上がり、用事を済ませ、うちに帰りました。すぐに、昼食でしたが、昼の分まで、ソラナックスを飲んでいたし、他の昼食後の薬は、夜にとっておきたかったので、我慢しましました。すると、自室の薬入れに前日までの残り、エビリファイ内用液が一本。神にすがるつもりで飛びつきました。
そして、16時まで寝てました。起きてすぐは、まだ、気分はよかったのですが、次第に、また、体から力が抜けて、まともに歩けなくなりました。
夕食を少しとり、ソラナックスを飲みました。リボトリール錠は飲みませんでした。なぜなら、私には、まだ、難関があったからです。お風呂前後の発作。これに、とっておきたかったのです。
思いのほか、夕食後のソラナックスが効いて、なんとかお風呂には入れました。それから、お風呂上がりに今日の残りの薬と睡眠薬を飲んだら、心が落ち着き眠りにつけました。
目が覚めたのは、真夜中の1時。しばらくは、落ち着いていましたが、またもや、禁断症状の始まりです。頭がぐちゃぐちゃになって、胸が息が苦しく、ソワソワして落ち着かず、大声で泣き叫びたくなりました。
「薬、薬、薬をちょうだい」
自室を探しました。どこかに薬が落ちてないか。そしたら、ソラナックスが4錠出てきました。すぐに、飲みましたが、再び始まった禁断症状は、これだけでは、治まりません。寝よと思っても、当然、眠れず、ベッドの上で、のたうち回り、気が付けば5時。もう、眠ることはできませんでした。
何年も薬を飲みすぎていた私にとっては、地獄の日々の始まりです。でも、これを乗り越えなければ、新しい薬は飲めないし、また、元の薬を飲みすぎる私へ逆戻り。
運命の分かれ道。今回の治験で生まれ変われるかどうか、新たな闘病生活が始まりました。
→HOME
コメントを残す