『レスキューランジェリー』。東日本大震災を経験した女性の声から生まれた下着。

泣いている、花冠を付けた女の子

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

地球沸騰化が多くの災害をもたらし、拡大させています。

気象の専門家も、「今後も、山林火災などが続くだろう」と、警鐘を鳴らしていました。

日本でも、2025年は1月末から山林火災が頻発する様になりました。

2025年3月28日、約565ヘクタールが燃えた岡山県岡山市南区飽浦の山林火災は鎮圧宣言がされましたが、まだ鎮火はされておらず、消防隊員が決死の消火活動を続けています。

2025年3月31日、約442ヘクタールが燃えた愛媛県今治市の山林火災も鎮圧宣言がされました。

両県ともに避難指示が出ていましたが、解除されています。

特に岡山県では、2024年11月に「防災研修キャンプ」というものがあったそうです。

2024年11月23日午後、岡山県玉野市にある市立荘内中学校の体育館で、岡山県備前県民局は、能登半島地震でもサポートしていた一般社団法人「epo おかやま笑顔プロジェクト」代表の男性と自衛隊が協力し、7~81歳の男女32人が参加した避難所運営体験「防災研修キャンプ」を行いました。

この日は最低気温が6.9度で、体育館にはエアコン設備はなく、用意された段ボールベッドの材料は15人分しかなく、ほとんどの「防災研修キャンプ」に参加された人が冷たい床に毛布を敷いて寝ました。常設のトイレを使用することもダメで、袋と段ボールで手作りした災害用トイレしか使ってはいけないルールも設置されました。

参照元:読売新聞 「防災研修はリアル伝えないと無意味」…体育館で避難所生活し1泊体験、参加女性「過酷さは想像以上」(2025年1月20日公開)

この様に、災害はいつ発生するか分からず、「防災研修キャンプ」にしろ、避難訓練にしろ、事前にしておくことの重要性を感じました。

災害が起こると、水道管が破裂して断水が起きたり、停電したりして、まず水も電気も使えません。

下着なども、ずっと同じものを身に付けておかないといけない状況だと思います。

そんな中で、『レスキューランジェリー』という災害時に役に立つ下着があることをご存知でしょうか?

今回は、災害が発生する前に知っておきたい、『レスキューランジェリー』の凄さなどを案内したいと思います。

『レスキューランジェリー』は、どうやって使いますか?

レスキューランジェリー

トラベル、アウトドアはもちろん災害などの非常時にも活躍する下着と洗剤、洗濯&乾燥できるレスキューランドリーシリーズ。どこでも洗濯できることにより旅行やアウトドア、避難所での着替え、洗濯に適しています。下着は竹布を使用し抗菌防臭効果があります。バッグは水が運べて洗濯でき、人の目を気にせず下着を干せます。洗剤は環境配慮洗剤なので洗い&すすぎが1回づつで完了出来、排水も場所を選ばすどこでも排水出来ます。

画像・文章引用元:fanction-inc.jp Rescue Lingerie

『レスキューランジェリー』があることで、

凄く、災害発生時に、不安な気持ちが和らぐと思います。

災害が発生すると、多くの人が避難所に避難します。

色んな人がいることで、色んな考え方を持つ人がいます。

避難所ではプライバシーは、ほとんどありません。

そのことで、赤ちゃんを連れている人が授乳しようとして、観てくる人がいたり、夜寝ているところに横に入って来たり、段ボールの間仕切りがあっても、着替えているところを上から覗く人がいたり。

生理用品も男性でも見える様なところに置かれていたり、下着もサイズが合わなかったりと、色々な災害で立場が弱くなりがちな女性が苦境に立たされているということを知っています。

『レスキューランジェリーのメリット

『レスキューランジェリー』は、袋に中身が見えずに洗濯できることから、下着など、何が入っているか、誰かに知られず洗えます。水がなくても、洗えます。

布ナプキンや下着に付属の水と洗剤を加えて、目隠し付きの洗濯物干しとしても活かせるバッグの中でもみ洗いし、すすいだ後は、バッグを裏返してそのまま干すこともできて、避難所に居ても人目を気にしなくて大丈夫です。

東日本大震災を経験した女性の声を受けて、開発された、この『レスキューランジェリー』。

元々2013年に東京都港区にある「ファンクション」という下着ブランドを立ち上げた社長の本間麻衣さんが開発したものですが、今は改良が進み、さらに使いやすくなっていると言います。

女性本人が下着ブランドを立ち上げたことで、女性の声や反応が通りやすいので、本当に対象者に寄り添った、商品が開発できると思います。

『レスキューランジェリー』も、本当に困っている人の声に耳を傾け、今日本始め、災害が多発している国でも使用されていると聞き、世界中の人を助けていると思うと、凄くこの製品を誇らしく感じています。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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2 件のコメント

  • 本間麻衣様。

    コメントありがとうございます。

    こちらこそ、素敵な女性への支援物資を開発して下さり、ありがとうございます‼︎

    これからも「レスキューランジェリー」が多くの女性を救って頂けたらと、今後のご活躍を期待しております。

    本当にありがとうございました。

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    左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。