発達障害の友達作りアプリ「モッチ」3月上旬にリリース〜開発者の願いとは〜

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こんにちは、どうも、ゆたです。

少子高齢化、晩婚化、独身率増加。

今、日本では様々な問題が実感できるほど猛威を奮っています。

その中でも少子高齢化は本当に進みが早く、特に少子化の部分はかなり深刻です。

そしてもう一つ、新たに問題になっているのは発達障害を抱えた人たちの増加です。

これには様々な要因がありますが、私が一番しっくりとくるのは、教育者が発達障害がありそうな子を報告するようになったから、というものです。

実は昔から発達障害の子どもはたくさんいたと思います。

ただ、それを教師は特別、発達障害であると言わなかったんです。なぜなら、発達障害自体が一般的ではなかったからです。

今は少しでも違和感があれば、親御さんに相談や報告をすることがあります。

そうなると親御さんは子どもを連れて病院に行きますよね?
そこで診断を受けることになるのです。

なので、少子化なのに発達障害の子どもが数値で見ると増加しているように見えるのは、単純に診断を受けた子どもの数が多いからではないか、と言われています。

とはいえ、発達障害と診断されようがされまいが、発達障害を抱えて生きていくのは多少なりとも不安を感じますし、他の子どもたちからあまりいい顔をされない場合があります。

それは発達障害ならではの症状のせいである可能性が高く、そのせいで友達作りが難航していることもあります。

そして、子どもの頃自分の障害のせいで友達作りに失敗し、成功体験が少ないまま大人になると、そのことを引きずってしまい、大人になっても友達がいない、なんてことがあります。

そんな中、とあるアプリが開発されました。

それについて本日はご紹介したいと思います!

発達障がいさんのための友達作りアプリ『モッチ』

モッチ参考:発達障害さんのための友達作りアプリ「モッチ」がリリース

今回、ご紹介するのは、発達障がいの方々のための友達作りアプリモッチ』です。

モッチはバナー広告から収入を得ているため、利用者は無料で使用することができます。

ISO、Android、WEBからも利用可能で、利用者は発達障害か、もしくはグレーゾーンの方のみとなります。

利用するのは公的な身分証明書が必要なため、悪用はされにくいそうなので、安全に使用することができそうですね。

なんでも、このアプリの開発者は発達障がいの当事者だと言います。

当事者会で聞いた「会社では同僚、学校ではクラスメイト、ご近所ではママ友という形で友達を作ることができる。でも、発達障害の友達はどこで作ればいいかわからない」という意見が開発のきっかけになったのだそうです。

アプリでは個人チャットはもちろん、誰でも参加可能なグループ(トピックス)があったり、相談事を話せる空間が用意されていて、目的は人それぞれです。

チャットだけの関係で満足な人もいれば、実際に会って話してみたいと思う人もいるようなので、目的にあった利用方法を選ぶことができます。

ただ、実際に会うときは危険性も高くなるので、十分な注意が必要です。

参考:発達障害さんのための友達作りアプリ「モッチ」がリリース

参照:モッチ-発達障害の友達作りアプリ 公式

障がい者同士のコミュニティについて。

私は発達障害と診断されてはいませんが、子どもの頃は限りなく発達障害であったといえます。

空気の読めなさといったら、酷いもんでした。

ただ、それは障がいのせいで空気が読めないだけであって、友達と喧嘩したいわけでも、ましてや友達がいらないなんて思っていないのです。

しかし、残念なことにあまりに身勝手で空気が読めないと友達を作ることは困難になります。

私は入院中、同じ症状で苦しんでいるいわば仲間のような存在に出会い、救われました。

なので、このアプリを通して同じ症状や似た境遇の方々と話すことができれば、少しは気が楽になる可能性があると思います。

そういった点でもこのアプリを利用する価値は十分にあると思います。

終わりに。

私はまだ、実際に利用していませんし、発達障がいではないので、利用することが難しいとは思いますが、統合失調症用のアプリがあれば、是非利用してみたいですね。

やっぱり、障がいについて気兼ねなく話せる関係を築ける場所って、本当に気持ちが楽になるんですよね。

もしこの記事を読んでいる発達障害、もしくはグレーゾーンだと思う方は是非、実際利用してみての感想をもらえると大変嬉しいです。

今回はここまで。

また、次回の記事でお会いしましょう。お相手はゆたでした。

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