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こんにちは、翼祈(たすき)です。
暑い、暑いですね…。今年は暑すぎて、日傘と帽子が手放せないですし、肌が焼けるスピードが例年以上に早いです。喉も水分補給をしてすぐに喉が渇き出し、相当暑いんだな…と、日常の様々なシーンで感じます。
連日猛暑日が続く中、熱中症の予防・対策で、『手のひら冷却』が昨年から注目を集めています。手のひらには体温調整の役割を担当する血管があって、水を入れた洗面器に手を浸したり、流水で手を冷やしたりするだけで、全身を冷やす効果に期待が持てるといいます。
スポーツの現場にも浸透しつつあり、専門家は水分補給と一緒に、『手のひら冷却』を推奨しています。
今回は『手のひら冷却』の効果はいかほどか?などを発信したいと思います。
『手のひら冷却』とは?アイスバッテリーも人気です!
熱中症に詳しい済生会横浜市東部病院患者支援センター長の男性Aさんは、「実は、こまめな手洗いは感染症だけでなく、熱中症の予防対策にもなります」と説明します。
済生会横浜市東部病院患者支援センター長の男性Aさんによると、手のひらには動脈と静脈を結ぶ動静脈吻合(ふんごう)(AVA=Arteriovenous Anastomoses)という体温調整を担当する血管が存在します。AVAは普段は閉じていますが、体温が上昇するとAVAが開通して一度に多くの血液を流し出し、手のひらから身体の熱を放出します。
AVAを冷やすことで冷えた血液が身体内を循環し、全身のクールダウンに結び付きます。済生会横浜市東部病院患者支援センター長の男性Aさんは熱中症の予防対策に、『手のひら冷却』と水分補給を推奨しています。
「手のひらを約15秒流水で冷やすと効果があります」と済生会横浜市東部病院患者支援センター長の男性Aさんは話します。AVAは足の裏にもあるので、バケツや洗面器に水を張って、およそ5分手や足を水に浸すことも良いといいます。
ですが、冷やし過ぎは禁物です。水温が冷た過ぎると、逆に血管は収縮します。「氷水などに手を長時間浸すことは避けるべきです。ひんやりして気持ちいいなぁと感じる位の15度程の水温が最適です」だといいます。
『手のひら冷却』はスポーツの現場にも浸透しつつあります。3年前に設立された茨城県つくば市にある小学生女子バレーボールチーム「VC二千翔」。
バレーボールの練習を行っている小学校の体育館にエアコンは付いてません。閉め切った体育館で練習を終えて、開けた直後の室温は40度に達することもあります。
元バレーボール選手でつくば市スポーツ協会職員の監督の男性Bさんは、「子ども達を熱中症から守る手段を模索していて、『手のひら冷却』を知りました」と言います。
「VC二千翔」では、手のひらを効率良く冷やすために「アイスバッテリー」という特殊な保冷剤を活用しています。「VC二千翔」に所属している子ども12人は1人1個ずつ、自宅で冷凍しておいた、「アイスバッテリー」を持参しています。練習を始める前や休憩中にクーラーボックスから「アイスバッテリー」を取り出して、首や手のひらなどを冷やしていきます。
「15分に1回は休憩を挟み、水分補給とセットで身体を冷やすことを習慣付けています」と話す元バレーボール選手でつくば市スポーツ協会職員の監督の男性Bさん。「VC二千翔」の小学6年生の女の子は「暑い時に手のひらを『アイスバッテリー』で冷やすと身体全体が冷たくなる感じがします。以前、『アイスバッテリー』を使っていなかった子は練習中に暑さで体調不良になることがありましたが、全員が『アイスバッテリー』を活用している今はそうしたことはなくなりました」と言いました。
画像引用・参考:【熱中症対策】手のひら冷却グッズ、アイスバッテリー。体験レビュー投稿で1個プレゼント企画 第1弾8/19開始。 PR TIMES(2022年)
「アイスバッテリー」は、手のひらを効率良く冷やすことを目的に大阪府にあるメーカー「松浦工業」が2019年に発売しました。冷凍庫で凍らせ取り出した直後の「アイスバッテリー」の温度は零度以下ですが、5分後には手のひら冷却に適用した15度まで上昇します。およそ2時間、15度の温度の状態を維持します。
スポーツ専門店などで2500円前後で販売されていて、2019年の販売数は300個でしたが、2020年、2021年の2年ではトータル4万個を売り上げました。同「松浦工業」の社員の男性Cさんは、「睡眠時に使うこともお勧めします」と述べました。
私の母も、『手のひら冷却』をしています。
母は私の過去の辛い出来事など色々重なって、高血圧で、血圧を下げる薬を飲んでいて、去年から病院が代わり、少しは減った薬も、薬の影響なのか?、真夏でも手の温度が高すぎて、カッカして困っています。
そういう時は洗い物をする時に、手のひらを冷水で冷やすそうです。
私は暑さ対策といえば、もっぱら外に出ないです。暑いだけで体力を奪われて、ヘトヘトになり、日曜は涼しい部屋にいて、次の日に備えて体力回復で、よく寝ます。
8月のある日に公休を取り、出かけようとしました。しかし気温が高すぎて、「朝とか昼に出かけるのは危険。じゃあ15時以降に…」と思ってましたが、気温が下がらず、そのまま夜になり、出かけるのを止めました。
今年は梅雨の時期は雨に振り回されていましたが、今は暑さでこんなに振り回される夏になるなんて、2023年が始まった当時は思いもしませんでした。
夏に気を付けたい予防シリーズ
noteでも書いています。よければ読んでください。
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