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こんにちは、翼祈(たすき)です。
夏になると、特に水分補給が大事になります。猛暑で、喉が乾いていないなと感じていても、実は熱中症の疑いもあり、水分補給をすることで、その熱中症のリスクが下がると言われています。
そんな夏に水分補給をする中で、飲み物が無くなった時、コンビニや自販機などで手軽に買えるものがペットボトルですが、実はペットボトルにもある危険性があることが分かりました。
暑い時期にペットボトルで水分を飲むことも増えると思いますが、夏の時期に特に気を付けて頂きたいのが「車内に長い時間放置すること」と「飲み残し」です。
東京都生活文化スポーツ局は、「車内など暑い場所に長い時間放置しておくと、破裂したりキャップが飛んだりして、怪我を負う危険もあります」と注意を呼びかけています。
今年の夏は、全面的に言われて来た、予防に関する記事を幾つかお伝えして来ました。今回はペットボトルに起きる破裂のケース、夏の汗トラブルなどについて、お伝えしたいと思います。
どの程度の頻度で、ペットボトルの破裂が起こるかが分かる実験
20歳以上の男女1000人に実施したアンケートによりますと、12.7%が「ペットボトルが膨張し、破裂した」などの危険な経験をしたことがあると回答しました。
長い時間放置したままだと「容器が膨張した状態でペットボトルのキャップを開けたら、キャップが勢いよく外れてまぶたに当たり、腫れた」というケースもありました。
東京都が2022年に公開した実験では、真夏の車内が想定された60℃の環境で、キャップを開けていない新品のお茶や炭酸飲料、水など10種類と「飲み残し」の1種類、トータル11本のペットボトルを24時間放置してみました。
この中で5本で亀裂や変形が見られました。中には底が激しく膨張して亀裂が入り、倒れて中身が外にこぼれ出てしまったペットボトルもありました。
新品で変形したものは、水1種類と炭酸飲料3種類で、特に変形が激しかったペットボトルが炭酸飲料です。猛暑の車内で炭酸飲料の炭酸ガスの圧力が上がることでペットボトルを変形させ、破裂します。
その上「飲み残し」のペットボトルにも変形がありました。変形したのは炭酸飲料ではありませんでしたが、どうしてペットボトルが変形したのか、これは別の東京都の実験で分かりました。
真夏の自宅の部屋の温度が想定された30℃の環境に、2週間「飲み残し」の状態の10種類のペットボトルを放置した結果、破裂まではしなかったですが、3本が膨張しました。中身は乳性飲料が2種類とスポーツドリンク1本でした。
東京都によりますと、これらには“糖分”が関係します。口をつけてペットボトルを飲むと、中に微生物や細菌が入ります。すると、飲み物が発酵する時にできるCO2でペットボトルが膨張します。
どの場合でも、中身が膨張したことからキャップが押され、激しく破裂します。
参考:暑い夏 ペットボトルの放置に注意! NHK 解説委員室(2022年)
ここまではペットボトルの破裂する注意点をお伝えしましたが、続いて夏の汗対策の注意点もお話します。
夏の汗トラブルでの対策とは?
汗を拭く時にゴシゴシ拭くのは駄目です。肌の表面を傷付けます。
吉祥寺まなみ皮フ科の院長によりますと、冷たい濡れたタオルで優しく抑えた形で、汗を拭くと体温も下がり、肌も傷付かないと言います。
また、汗を引っ込めるために制汗スプレーを使用する人もいますが、「全身に制汗スプレーを使う」など使い過ぎは駄目です。
なぜなら制汗スプレーは汗腺を塞ぐことから、熱が体内にこもってしまいます。元々、外気温で熱くなった身体を冷やすために、汗をかかないといけません。
それなのに全身に制汗スプレーを使用して、汗をかかないでいると、熱中症になる恐れがあります。
制汗スプレーを使用する時は脇や足だけとか、汗が気になる場所だけ使用するのが大事なポイントです。
制汗スプレーは肌に合わない人もいるので、かゆみや赤みなどを感じた時には、速やかに皮膚科に相談をして下さい。
参考:【解説】爆発や破裂に注意! 携帯扇風機やペットボトル飲料での思わぬ事故 汗を拭く際の“NG行為”とは 日テレNEWS(2023年)
私は、
家で水筒を使って、自分の部屋に持って行って、寝る前や朝起きた時に飲んでいました。ですが、私が使っていた水筒は細く、洗う時に細過ぎて、洗い残しがあるのでは?と考えると、カビなどが怖く、ペットボトルに切り替えました。
水筒がペットボトルに変わったわけですが、一気には飲まないので、少しずつ飲んでいましたが、ある日母から「味が変わったりとか、変色するから、これはもう飲まずに捨てて」と言われました。
よくよく聞くと、母は口の中の細菌が原因でペットボトルが破裂する話を知っていて、私の部屋が真夏は高温多湿なことから、注意したと言っていました。
そういえば前にも言われたことを思い出しました。この記事を書いて、ペットボトルの破裂が激しいことを知り、気を付けねばと思いました。
私は額の脂漏性皮膚炎など、汗トラブルもあるので、こちらにも気を付けたいと思います。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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