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こんにちは、翼祈(たすき)です。
ヒトは誰でも熱中症にかかりやすく、ベビーカーに乗せている赤ちゃんなどは、地面からの低い位置にあることでの日差しの照り返しが特に来ることから、ベビーカーでの真夏の散歩も対策が必要となります。
連日、酷暑が続いていますが、熱中症に気を付けなければならないのはヒトだけではありません。実は、犬も熱中症にかかる危険性があります。
ペット保険「PS保険」を提供するペットメディカルサポート株式会社によりますと、犬の熱中症が最も発症しやすいのは7月。次いで8月、6月の順に熱中症の発症件数が多く、真夏以外にも4月、9月は熱中症にかかる恐れがあるということです。
連日の例年以上の酷暑に、飼い主たちも飼い犬の熱中症の危険性への不安を募らせています。
今回は犬を熱中症から守る予防と対策についてお伝えしたいと思います。
犬が熱中症にならないための対策とは?
飼い主「飼い犬が熱中症はかかったことがないので、熱中症にかかった時に症状が理解できるか自信がありません」。「ヒトよりさらに暑く感じていると思いますし、ネッククーラーを凍らせて冷たくして首に着けて散歩に行きます」。
では、どの程度熱中症の危険性を心配したら良いのでしょうか?
獣医師で福島中央動物病院の院長の男性は、「ヒトは汗をかくことで身体の中の熱を外に逃がすことが可能ですが、犬は汗をかくことがほとんど不可能なので、ヒトより犬の方が熱中症にかかりやすいと思います」と説明します。
福島中央動物病院の院長の男性によりますと、犬の場合は足の裏の肉球など体の一部にしか「汗腺」がないので、体温の調節が苦手です。そして、福島中央動物病院に熱中症の疑いを心配して連れて来るペットの実に9割以上が「犬」でした。
福島中央動物病院の院長の男性によりますと、
・よだれがいつもより多く出ていること
・犬の呼吸がハアハアと荒いこと
・体温が40度近くまで上がっていること
ような場合には、熱中症を疑った方が良いといいます。
症状が重くなると嘔吐し、食欲不振になり、最悪の場合は命を落とす事例もあります。
福島中央動物病院の院長の男性はこの様な症状が確認できた時、応急処置として、
・急いで水を飲ませること
・全身に水で濡らしたり、冷たいタオルを身体に巻いて体温を下げること
ことが必要だといいます。
ですが、水を無理やり飲ませては誤嚥にもなって危険ですので、様子を見守って欲しいと言いました。
参考:犬は熱中症にかかりやすい? 対策は… NHK NEWS WEB(2023年)
また、室内で犬が過ごす時でも、エアコンを適切に使用して温度調整を行う必要があります。福島中央動物病院の院長の男性によりますと、目安となる冷房の温度は25度以下で、人が「少し寒いな」と感じる位が、犬には最適だそうです。シベリアンハスキーなど犬種によっては、さらに低い温度の設定が適切な時もあります。
福島中央動物病院の院長の男性は、「一度熱中症にかかるとそこからの熱中症の病変の進行はとても早いスピードで、最悪の場合、死に至ることも珍しくありません。何よりも熱中症を予防することが必要なので、できる対策は全部行う方が良いでしょう。少しでも飼い犬の様子が何かおかしいなと感じたら、急いでかかりつけの病院に連れて行くことが重要となります」と述べます。
私の愛犬を思い出す
私の家の亡くなった愛犬は、父が毛を刈ることが嫌で、一度も長いままカットしたことはありませんでした。
1ヵ所目のA型で支援員が、「愛犬の暑さ対策で、ブタの様に毛を刈る」という話をしていて、帰宅後それを両親に話すと、父は「○は自然なままが、1番可愛いから」と言っていました。
愛犬は暑さに弱い犬でした。「『今日は連れて行かないよ』と言って一匹で家に置いておくと、『私も行きたい!』と表情をしていた愛犬が、悲しげにガックリと肩を落として、自分のスペースに戻る」こともあって、外出する時にはほとんどの場合一緒に連れて行っていました。
後ろの席の窓から顔を出し風を切ることが好きな愛犬でした。
ですが、真夏に連れて行くと、クーラーを付けていても車の中で待っている間、窓からダラダラ唾液を流していました。
その後水を飲ませると、すぐさま水を飲んでいました。よっぽど暑かったんだと思います。
愛犬が亡くなって2年以上が経ち、この今年の異常な暑さはもちろん知りません。愛犬が生きていたら、例年以上にうだるような暑さがあって、愛犬にはさらにきちんと熱中症対策をしなくてはならなかったんだろうなと、この記事を書いてそう思いました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
自分もほんと最近、飼っていた犬が老衰等で亡くなってしまったので、寂しい気持ちが無意識にありつつも、やっぱり暑さで弱っていたのもあったんだろうなぁ…と思う節がありました。
自分ももう少し面倒みて上げとけば良かったと少し後悔してます…
今回も興味深い記事をありがとうございました
m( _ _)m
動画制作班の匿名M様。
コメントありがとうございます。
そうだったんですね。私は色々疾患持ちなので、老衰で自分が亡くなるなんて思わないのですが、老衰であっても失った悲しみや喪失感とか、やっぱり居なくなるということはすっごく悲しいですよね。
私も愛犬が亡くなった時のロスが激しかったです。次の子を、という話は私の家では上がっていませんが、別の子を迎えても、同じ子は同じ品種であっても前の子とは全く違いますし、やっぱり代わりなんて愛犬以外居ないんだなとも感じてます。