メンズパール、男性用レースパンツ、オーダーメイドスーツなどジェンダーレスなアイテム 

メンズパール

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

今ジェンダーの隔たりを解消しようと、色んなジェンダーレス化が進んでいますが、女性に多く見られたパールやレースパンツ、男性に多く見られたメンズスーツが、それぞれジェンダーレス化されています。

今若い世代を中心にこうした、昔は○○特有だったものが、性別を越え、人気を集め、身に付けている人が増えました。パールが有名人が付けていることに憧れて、“パール男子”という言葉が出来たり、男性用のレースパンツも完売して品切れとなっています。

また、FtXジェンダーの当事者である代表の方の手で、一品もののオーダーメイドのジェンダーレスなメンズ系スーツが開発されて人気を集めています。

今回はそのメンズパール、レースパンツ、メンズスーツの3つをご紹介致します。

メンズパール

電車で、青いシャツに小玉のパールネックレスを付けた男性にハートを奪われました。インターネットで検索してみると、“パール男子”というワードが次々引っかかりました。真珠の街として名を馳せる神戸でも現在、「メンズパール」と呼ばれる商品が販売中です。新たなジェンダーレスな装いとして、注目度が関心が寄せられています。

「男性がパール?初めは私も正直?と思いました」と述べたのは、兵庫県神戸市中央区でパール専門店を長年運営している「コウベ・プレシアス・パール」の代表の男性です。

メーカーやユーザーが多数集う宝飾展示会では、メンズ向けのアイテムに関して質問を受ける様になり、代表の男性が運営する「コウベ・プレシアス・パール」では2021年夏に、「メンズパール」として長さ50cmのパールネックレスが販売されました。

20~30代の男性からの「メンズパール」の問い合わせも多数寄せられ「固定概念を求めない若い世代に、『メンズパール』のニーズの高まりを肌で体感した」。これからはアジア圏も視野に、世界への「メンズパール」の販売に力を注ぎます。

神戸は、パールの養殖技術が日本国内で確立された昭和初期で、選別や加工を施す「真珠の街」として有名でした。兵庫県神戸市中央区の日本真珠輸出組合によりますと、今も流通するパールの世界の約6割が神戸で選別、加工されています。

パールといえば丸いカタチや白色が一般的ですが、実際には形も色も多種多様です。兵庫県神戸市中央区に店を構えるパール専門店「スポペル」では、羽根のようなカタチをしている個性的なパールの粒を使用したパールアクセサリーなどを提案。青や緑など、沢山のカラーも展開されています。

同「スポペル」を運営する男性が2年前、「自分も身に付けたいメンズパールを」と新たなデザインを取り入れました。店頭には、革のショルダーバッグの肩ひも部分にパールを取り入れた数々の新感覚のアイテムが並び「ジェンダーや年齢に関係なく、本物のパールの良さを認知させたい。自分だけのパールでテンションを上げて欲しい」とPRします。

参考:「メンズパール」の人気上昇中 ジェンダーレスな装い、若者が注目 「真珠の街」神戸に商機 神戸新聞NEXT(2022年)

男性用レースパンツ

大手下着メーカーが男性用のレースのパンツを売り出し話題になっている。洋服や宝飾品などファッションの世界で進んできたジェンダーレスの流れが、下着にも波及しているようだ。

ワコール(京都市)が昨年12月に発売したのは、レースでできた男性用のボクサーパンツ。黒や赤、ベージュなど7色をそろえ、値段は3960円だ。

顧客の反応を見ようと、昨秋にクラウドファンディングサイトで先行発売したところ、目標金額の30万円に対し、約700人から320万円分の購入があった。

引用:男性用レースパンツ、完売続出 「ジェンダーレス」の波、下着にも 朝日新聞デジタル(2022年)

30~40代のユーザーがメインで、男性用レースパンツを購入していると言われています。ワコールの公式通販サイトの購入感想レビューには、「デザインが素敵で即購入しました」「履くだけで気分が上がる」といった感想が沢山寄せられています。

オーダーメイドのジェンダーレスなスーツ

女性の体型にもピッタリなメンズ系統のオーダースーツを取り扱うアパレルブランド「keuzes(クーゼス)」を経営するenter合同会社は、2020年10月12日より全面的に「keuzes」ブランド、ブランドロゴをリニューアルしました。

「keuzes」では、FtX(女性の性として誕生したが性自認が未定である)である代表・田中史緒里氏が発案で、2019年12月よりオランダ語で”選択肢”の意味の「keuzes」を設立し、2019年12月より女性の体型にもピッタリなメンズ系統のオーダースーツを取り扱って来ました。(オーダースーツ価格:89,000円~ 税別)

きっかけは、代表・田中氏が結婚式に着用したいメンズスーツが世界に存在しないという実体験から始まりで、オーダースーツとして限定アイテムでの販売でしたが、お客様との対話を深める中でまだ届いていない悩みに対しても選択肢を広げていくことが大切だと考え、今回「kenzes」ブランドがリニューアルされました。

画像引用・参考:LGBTQ当事者の代表による店舗のないオーダースーツブランド<keuzes(クーゼス)>が、お客様をモデルにしたブランドサイトをOpen!「生理用ナプキンをつけられるボクサーパンツ」の予約も開始。 PR  TIMES(2020年)

「keuzes」による新アイテムとして、「生理用ナプキンが付けられるボクサーパンツ」を2020年11月下旬より販売されています。「女性用下着は得意じゃなくて男性用下着を身に付けたいのに、生理用ナプキンが男性用下着に合わない」という悩みを沢山のお客様の抱えている声が届き、販売する運びとなりました。

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メンズパールの事なら知っていました。

私はエンタメが大好きなので、有名人の方が雑誌の取材で、パールの長いネックレスやブレスレットなどを身に付けているのを、雑誌の写真とかで観ていたので知っていました。

それが有名人の方が身に付けていることに憧れて、“パール男子“という言葉が流行する位、トレンドなのは知りませんでしたが。

男性用のレースパンツ、という概念はなかったです。これまでの「これは女性特有の」とする考えはもう古いですし、実際にレースの服を身に付けている人、まあこれも有名人ですけど観ましたし、凄く似合っていました。最初にその男性を観た時は、「こんなに首が詰まったレースの洋服でも、似合うんだな」とか、新たな発見でした。

オーダーメイドのメンズスーツも凄く良い取り組みですね。私はメンズスーツは着た事ないですが、格好良くメンズスーツを着ている女性の方、素敵だなって思いますよ。

「スーツは男性のもの」っていう考えも、エンタメ好きな私からすればかなり昔からもうないですね。生理用ボクサーパンツも、あるべきものだったと思います。

私は生理の時、血の量が多いので、生地の面積が狭いより、広い方が安心できます。これからもっと色んなジェンダーレスのアイテムが出て来るんでしょうね。多様化する世の中の発展に、ますます期待します。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。