安全なセックスとは?~さまざまな避妊方法~

避妊具

この記事は約 5 分で読むことができます。

はじめに

2021年に「避妊リング」を装着したことを公表し、炎上した益若つばささんを覚えているでしょうか?

当時は、なぜ女性が自らの意思で「避妊」を望んだことに炎上するのだろうと考えていました。

アフターピルの問題ですら、「性に奔放」になるという時代。

こんな時代遅れなことがあっていいのでしょうか?

今回は、「安全なセックスについて」知ってほしいと思い、記事を書こうと思いました。

様々な避妊法

コンドーム

正しく着用していれば避妊成功率は約98%ですが、正しい着用ができていない、途中で破れてしまった。などのトラブルもあるので、一般的には約87%の成功率だと言われています。

ただし、性病を予防する効果があるので、避妊だけでなく他の避妊手段を取っていたとしてもあわせて使うのがオススメです。

低用量ピル(デイリーピル)

毎日継続して飲むことで避妊効果を発揮してくれる薬です。毎日忘れずに、決まった時間に飲んだ場合、避妊の99.7%の成功率と高い効果が期待できます。

避妊効果以外にも、生理痛や生理不順の改善、PMSの治療などといった場合にも使用される薬です。

低用量ピルには様々な種類があることと、副作用などもあるので、必ず婦人科や専門の医師と相談して下さい。

低用量ピル

緊急避妊薬(アフターピル)

避妊に失敗したり、避妊をせずに性交渉をしてしまった際に服用する薬です。24時間以内に飲むことができれば、77~95%の確率で妊娠を防ぐことができます。

避妊リング

様々な避妊法では、3つの避妊法をご紹介しました。

今回、私が注目を当てたい避妊法は、「避妊リング」です。

はじめにでも、お話しましたがタレントの益若つばささんが、2021年に自らのYouTubeチャンネルで、避妊リングの「ミレーナ」を装着したことを語って、話題となっていました。

日本では、殆ど知られていない避妊リングとは、どういったものなのでしょうか?

ミレーネ

避妊リングとは 避妊方法として、低用量ピル、子宮内避妊リングがあります。

避妊リングとは子宮内に小さな避妊具を挿入することで子宮内への受精卵の着床を防ぐことができ、ピルと同じくらい高い避妊効果が得られます。

ピルと違って毎日内服する必要性がないので、ピルの飲み忘れが多い方、ピルの副作用が出やすい方にお勧めです。引用:避妊リング(ミレーナ)とは│金沢区の婦人科(金沢さくら医院)

 

このように、体質などでピルを飲むことが出来ない人けれど、生理がひどい、重い。という人や、益若さんのように、ピルの飲み忘れや副作用に心配がある人、妊娠を望まないという人に適用される「避妊方法」の1つです。

海外での避妊方法

避妊インプラント

避妊用インプラントとは、スティック状になっている金属に、黄体ホルモンが入ったものです。針のような器具を使って、肘上あたりに入れていきます。このインプラントを入れることで、約3~5年間の避妊効果が期待される製剤です。

避妊パッチ

連続して3週間、週に1回のペースで新しいパッチを体に貼ることで避妊効果が期待できるシール状のパッチです。シートタイプの避妊薬で、皮膚にパッチを貼ることで体内に有効成分を取り込み、低用量ピルと同様の効果をもたらします。

避妊注射

2~3ヶ月に一度、ホルモンを定期的に注射することで避妊の効果が得られます。低用量ピルなどと違い、血栓症のリスクが低いこと、授乳中も使用できること、避妊していることを他の人に知られにくいというメリットがあります。

避妊具

これらの方法は、日本では認可されていません。

男性の避妊方法

女性の避妊方法をお伝えしてきましたが、では男性の避妊方法はなにがあるのでしょうか?

調べた限り、「パイプカット」という方法しか当てはまりませんでした。

パイプカット(精管結紮術・精管切断術)とは、男性が行う避妊手術のことです。

精管を結紮(結ぶ)または切断し、精子の通り道を塞ぐ避妊方法です。

夫婦・パートナーとの間に子どもがいて、これ以上子どもは作らないと希望した方が行う手術で、パートナーとの話し合いが必要です。

引用:ほぼ100%の避妊術、顕微鏡下パイプカット(精管結紮)とは | 銀座リプロ外科 東京の男性不妊治療|医療法人社団マイクロ会

おわりに

調べていくと、避妊は女性側のものばかりで、男性の避妊法といえば「パイプカット」ぐらいしか、あてはまらないことに驚きました。

男性の皆さんは、女性には避妊の方法がたくさんあるからといって、避妊を女性まかせにせず、自らすすんで女性への負担を軽減できるように協力しましょう。

避妊は、一人でするものではありません。二人ですることではじめて、正しいセックスの意味を持つことだと思います。

関連記事

 

参考サイト

 

安全なセックスのための多様な避妊方法 | TOPICS一覧 | #しかたなくない (shikatanakunai.com)

益若つばさ×産婦人科医が“避妊リング”ミレーナのメリットを熱弁! 「生理のストレスから解放された」

WEB特集 避妊って男性にお願いするもの?

避妊できるインプラントって何?メリットとデメリットを徹底解説

 

おすすめ記事の紹介

 

 

→HOME




避妊具

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。