子どもたちに可能性を~発達障害・グレーゾーン受け入れ私立中学・高校情報~

発達障害

この記事は約 4 分で読むことができます。

情報提供を開始

株式会社AXT(東京都新宿区、代表取締役 津嘉山晋弥)が運営する発達障害・グレーゾーン専門の学習塾「個別指導のコーチング1」が、2022年2月より「発達障害・グレーゾーン受け入れ私立中学・高校(全国版)」の情報提供を開始しました。

個別指導のコーチング1は2020年より全国で発達障害・グレーゾーン児童向けの中学受験・高校受験対策を実施しており、その中で各都道府県の発達障害・グレーゾーン児童に理解がある学校情報を蓄積してきました。

「これらの情報を中学受験・高校受験における進路選択に有効活用していただきたい」という思いから、今回「発達障害・グレーゾーン受け入れ私立中学・高校(全国版)」を提供をして下さることになりました。

発達障害

参考:「発達障害・グレーゾーン受け入れ私立中学・高校(全国版)」の情報提供を開始|株式会社AXTのプレスリリース

グレーゾーンとは?

発達障害グレーゾーンとは、発達障害の診断基準をいくつか満たしているものの、全て満たしているわけではないため、発達障害の診断を受けていない人々を指します。

「発達障害グレーゾーン」は正式な病名ではなく、発達障害の傾向にある人々すべてを指す言葉です。そのため、症状の程度はかなり幅広いのが特徴です。

グレーゾーン

引用:発達障害グレーゾーンとは?特徴や正確な診断、治療の可否について | ブレインクリニック

なぜ情報提供するに至ったか

公立の学校では、特別支援教室や通級教室などの「発達障害児童」への支援体制が充実してきています。

これらの支援体制を利用するほど特性が顕著ではない所謂「グレーゾーン児童」については支援が不十分な状態が続いています。

しかし一方では、私立の学校には公立のような特別支援体制はなくとも、柔軟性があるカリキュラム、少人数のクラス編成、いじめが少ない校風など良質な環境が整っています。

これらの理由から「グレーゾーン児童」の受け皿として私立中学、高校のニーズが高まっています。

しかし、必ずしも全ての私立学校が発達障害・グレーゾーン児童に理解があるわけではなく、むしろ受け入れ自体に否定的な学校があることも事実です。

知らずに、誤った進路選択を防ぐために、当社が蓄積した学校情報を提供すべきという考えにいたりました。

参考:「発達障害・グレーゾーン受け入れ私立中学・高校(全国版)」の情報提供を開始|株式会社AXTのプレスリリース

最後に

私には中学2年生になる姪っ子がいます。

姪っ子は、幼い頃から自閉症の傾向があり、中学に進級すると同時に「自閉症スペクトラム障害」の診断がつきました。

しかし、学力は普通より下で、いわゆる学習面のグレーゾーンにいる状態になります。

このまま、学力が上がれば普通高校を受験できますが、無理のようなら支援高校に行くのだろうと思っています。

今回の記事のように、グレーゾーンの子どもたちのために、情報を提供してくださって親代わりの身としてはとても助かります。

子どもには、可能性を信じてほしいと思うからです。

この学校なら、自分のしたいことができる。ここなら、私の病気を理解してもらえる。など、子どもたちも希望が持てるとおもうのです。

グレーゾーンの子どもたちを受け入れてくれる学校が増えることも願っています。

 

参考サイト

「発達障害・グレーゾーン受け入れ私立中学・高校(全国版)」の情報提供を開始|株式会社AXTのプレスリリース

個別指導のコーチング 1

発達障害グレーゾーンとは?特徴や正確な診断、治療の可否について | ブレインクリニック

 

おすすめ記事の紹介

→HOME

 

 

 

 

発達障害

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。