ADHDの治療薬「リスデキサンフェタミン」薬物乱用障害に高い有効性

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皆さんこんにちは。Pinkです。

最近よく読んでいるメールマガジンの「Forbes JAPAN」に「ADHD」に関する興味深い記事を見つけたので、今回はそれをテーマに書きたいと思います。

ADHD(注意欠陥・多動性障害)治療薬

米国医師会(AMA)の精神医学誌「JAMAサイカイアトリー」に2022年11月16日付けで掲載された研究論文で、「ADHD」の治療薬「リスデキサンフェタミン」は、アンフェタミンメタンフェタミン依存症患者が入院するリスクを18%低下させ、薬物乱用障害で死亡するリスクを14%低下させることが明らかになったそうです。

研究論文を発表したスウェーデンにある「カロリンスカ研究所」の研究チームはさらに、リスデキサンフェタミンには、薬物乱用障害の患者に通常処方されている薬よりも高い有効性がある可能性を確認しています。

参考サイト:ADHD治療薬が、覚醒剤系薬物乱用患者の入院リスクを低減

そこで日本国内で使用できる治療薬は何か調べたところ、次の4つが挙げられます。

日本国内で使用できる治療薬

① コンサータ(メチルフェニデート除法剤)登録が必要な薬

② チュニブ(グアンファシン)

③ ストラテラ(アトモキセチン)

④ ビバンセ(リスデキサンフェタミン)登録が必要な薬

参考サイト:ADHD治療薬の処方を希望される方へ – 三鷹駅こころえがおクリニック

登録が必要な薬とは、依存や乱用のリスクがある為、日本では「ADHD」の診断、治療に精通した医師でないと処方が出来ないお薬のことです。

今まで私は、自分の障害「適応障害」「双極性障害」について服用する薬のことは、色々調べて来たのですが、「就労移行支援事業所」に通所していた時に「ADHD」のことを知りました。そのこともあり、今回この論文に興味を持ったのだと思います。

精神障害と言っても様々なものがあるように、服用する薬もそれだけあります。

また、その中には薬がないものもあります。

しかし、今回の論文にあるように、「ADHD」の治療薬として使用されているものが、「薬物乱用障害」で常用されている薬よりも高い有効性がある可能性が分かりました。

日々進化している薬の研究について、私は期待しています。

リスデキサンフェタミンの調査及び結果

カロリンスカ研究所」研究チームのリスデキサンフェタミンにおける調査・結果についてまとめてみました。

調査内容

① 調査期間:2006年7月から2018年12月まで・最長で4年近くの追跡調査を実施

② 調査対象:スウェーデン全土の1万3965人

参加者はアンフェタミンメタンフェタミンの使用障害と診断された16歳から64歳までの人

③ 追跡調査期間中に服用された薬 :
54%が抗うつ剤
⑵ 43%がベンゾジアゼピン系の抗不安薬
⑶ 11%近くがリスデキサンフェタミン

調査結果

① 薬物乱用障害で入院した参加者は74%で、主にリスデキサンフェタミンおよびメチルフェニデート の使用と、死亡率ならびに入院率の低下に関連性が見られた

② ベンゾジアゼピン系抗不安薬の使用については、薬物乱用障害による入院リスクの上昇との関連性が見られた

③ アンフェタミンやメタンフェタミンの乱用者はさらに、感染症にかかりやすくなったり、心の病を引き起こしたりしやすい

参考サイト:ADHD治療薬が、覚醒剤系薬物乱用患者の入院リスクを低減

このように、調査内容を見てみると長い時間がかかっていることが分かりました。とても大変なことだと思います。しかし、この調査があってからこその結果です。

今回は海外の研究所の話だったので、ぜひ日本の治療薬研究にも目を向けて、調べてみたいと思います。

お薬について

今回、「ADHD」のお薬について書いてきました。

その中で感じたのは、効果があるという期待と、使い方の難しさです。

文中にもあるように、依存や乱用のリスクがある為、日本では「ADHD」の診断・治療に精通した医師でないと処方が出来ないお薬があるという事実を知ったからです。

私もいくつかの薬を服用していますが、一番怖いのは依存性についてです。

勿論、心療内科の先生にも話をしています。

お薬には、効果があると同時に副作用もあります。そこが不安でもあるので、今後は、お薬以外での治療にも注目したいと思います。


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