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「在宅ワークをはじめました」うつ病viviの体験談
はじめに
2020年4月7日火曜日。
安倍総理大臣より、緊急事態宣言が発出されました。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置です。
これに伴い、TANOSHIKA CREATIVEでは国からの発出よりも一足早く、
同年4月6日よりテレワーク及び在宅ワークを始めています。
就労継続支援A型事業所としては、全国的にも珍しい試みと聞いています。
まだ手探りのようですが、支援員さんたちの管理・指導のもと、この日々を過ごしています。
そんなviviにとっても初めてのワークスタイルで感じたことをお話したいと思います。
ネット環境とパソコン
在宅勤務をするにあたっては、ネット環境であるかどうかが関係しています。
それは個人個人、その環境にいるかどうか違いがあります。
もちろん、そこに強制はありません。
あくまで、「あれば」という話です。
なければTANOSHIKAに出勤するし、あれば在宅でお仕事をするだけのこと。
viviはたまたまネット環境にいたので在宅ワークをしています。
また、パソコンは貸出をしています。
持っていなくても大丈夫!
臨機応変に対応してくださいます。
そういうわけでviviは自前のパソコンと、たまたまのネット環境の中、在宅ワークをさせていただいているわけです。
在宅ワークを開始するに至るまで
まずは、メンバーそれぞれの意思の確認とネット環境、パソコンの有無などのアンケートから始まりました。
その次に行われたのは、ネットを利用した作業環境作り。
支援員さんたちで検討された結果、「ZOOM」というアプリを利用することになりました。
各パソコンでその設定を行い、皆がログインできるようにしました。
このアプリを利用することによって、出勤の有無の確認や健康状態などが確認できます。
次に行われたのは、市役所への申請。
一人一人の書類をサービス管理責任者によって作成され、各メンバーのサインと押印をします。
この書類で「〇〇さんは、在宅勤務をします」というものです。
申請をすることによって、晴れて在宅ワーカーとなります。
在宅ワークをしてみて
初日は少々不安でしたが、やってみると案外スムーズにできてなんとかなりました。
マイペースで作業ができ、集中力も上がりました。
むしろviviにとっては、このワークスタイルがあっているような気がしています。
不便だなと思うことはありません。
なにか困ったことが起きたら事業所に電話をかけると、その都度対応してくださいます。
また、生活指導員や医療連携で訪問看護を受けることもできて、
安心して作業や生活をおくることができています。
気づいたこと
在宅ワークが始まったことで、いろいろと見えてきたことがあります。
それは、チャット独特のこと。関わっているお仕事の他のメンバーさんたちの進捗状況が見えてくるという点です。
このアプリ「ZOOM」で、支援員さんやグループごとのチャットをしていると関心します。
どんなことかというと、在宅ワークをしていなかった時よりも、皆お仕事のペースが早くなったような気がするのです。
やはり、皆さん集中力が増しているということでしょうか。
これはいいことですね。
しかし、一方で支援員さんたちは、てんやわんやしているようです。
だけど、コミュニケーションがよく取れるようになって、いい感じになっているような気がしてます。
おわりに
ここまで、今感じていることをお話しました。
緊急事態宣言が発出されて4日目(4月10日現在)このワークスタイルに慣れてきたものの、まだ、どこかで不安を抱えています。
これからどうなるのか?
いつまで続くのか?
コロナウイルスはいつになったら終息するのか?
まだまだ、行方しれず手探りです。
また、このワークスタイルに完全に慣れてしまったら「どうしよう?」とこれでいいのかと思ってしまいます。
運動不足もさることながら、心のリハビリが止まったまま。
このまま、後退してしまうのではないかと、少し心配しています。
だけど、先にもお話した通り、生活支援委員さんや医療連携の訪問看護があります。
そのシステムを大いに利用して心身が後退しないように努めていきたいと思います。
これから、テレワーク及び在宅ワークを検討している事業主の方々や従業員の皆さま。
最初はドギマギするけれど、なんとかなります。
コロナウイルスが終息するまで、一丸となって頑張りましょう。
機会がありましたら、中間報告をさせていただきますね。
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