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「穏やかに生きたい!生きづらさを乗り越えて」うつ病viviの歩み方
はじめに
「怒ってはいけませんよ」
「喧嘩してはいけませんよ」
「興奮してはいけませんよ」
「なぜなら、あなたは元気がないからです」
viviはこれを10年くらい前に当時の主治医から言われました。
当時はまだ、仕事を辞めて間もなく、怒りと悔しさで情緒不安定。
人目につかないところでは泣いて、人目につくところでは強がり、怒りの矛先を探していました。
元気になってきた今でも、当時の主治医に言われたこと、「怒ってはいけない」「喧嘩をしてはいけない」「興奮してはいけない」ということを守ってます。
なぜなら、viviも「むやみやたらに怒ったりすることは、よくないこと」と思っているからです。
よくないことで興奮すると声が上ずって体が震えて、子供のころは食べたものを戻したりしてました。また、自分をコントロールすることができなくなってしまいます。
ですから、できることなら穏やかに生きたい。
それがviviのためであるからです。
理由は、viviが持つ「生きづらさ」に関係しています。
生きづらさとは?
(近年「障害」から「生きづらさ」という表現へ変化)
「障害」よりも、本人の主観的な感覚や体験に重さを置いている。
「生きづらさ」とは、その人の感情や気持ち、その人の体験そのものを指している。
それゆえに、周囲からは欠陥が観測できなくても、その人が困難を感じていれば、それは「生きづらさ」という言葉で扱うことができる。引用元 東大誰でも当事者研究サークル
viviの生きづらさとは?
神経質で物事に敏感で変化に弱い。また耳が敏感で人が放つ大きな音にビクビクする。
感受性が強くキレやすい。短気・頑固。情緒不安定。
怒ったり喧嘩ばかりしてました
幼い頃からこんなことばかりでした。
見たまま聞こえたまま感じたまま、行動してました。
ですから、周りからは非難されることが多々ありました。
非難されたらまた攻撃するという悪循環を繰り返してました。
ずっと続く、生きづらさ
幼い頃から、それは感じてました。
「どうして、みんなと違うの?」
「どうして、viviだけこんななの?」
大人になるにつれ、それはだんだん酷くなりました。
でも、これを「障害」や「生きづらさ」と呼ぶとは最近まで知りませんでした。
viviはそういう性格で、若い時はその感じたこと(見たこと聞こえたこと感じたこと)が、全てで真実だと思ってました。
今でも、まだそう思ってしまう時があります。
だけど、自分で言い聞かせてます。
それが全てではなく、真実は別にあるということ。
それに惑わされてはいけないということです。
だから勘違いされやすい
そう言い聞かせても、ついついその感じたことに対して負の感情を持ってしまい黙り込み、自分の殻に閉じこもり、人と目を合わせないようにしてしまいます。
そうしていると大抵、「高飛車な人」に見られて勘違いされますが、興奮してキレるよりはましだと考え、そう思われても仕方がないとあきらめています。
しかし、こんな生き方はもうしたくないと思っています。
それでも生きていく
10代~20代の頃は、そんな自分が嫌で希死念慮がありました。
「どうしても浮いてしまう」
「どうしてもはみ出してしまう」
「生きていくのがつらい・・」
小学校中学校そして高校生の頃は逃げ場がなかったので、とても苦しみました。
だけど、あきらめませんでした。
卒業すれば、自由がまっていると信じていました。
勤め始めると、viviの持つ、人の感情の動きに対する敏感さが功を奏して、仕事に役立っていましたが、そうなると出る釘は打たれ、組織から出ていかなくてはならなくなることも、しばしばありました。
「でも、あきらめない」
きっとまだ1パーセントの希望があることを信じて転々と歩いてきました。
どんなに希死念慮が働いても、これができたのは、この希望を捨てなかったからです。
今もこれからも希望は捨てません。
おわりに
「耐えられぬ苦難なし」
過去の苦難 それは確かに耐えてきた
現在の苦難 それも確かに耐えている
未来の苦難 それも確かに耐えられるだろう
苦難が増せば増すほど耐える力が先に増す
これは、viviが心の中で大切にしている言葉です。
つらい苦境にたたされた時に思い出して、勇気をもらっています。
1パーセントの希望を持って前に進む。
「生きづらさ」をもって、歩いて行くのは容易なことではありません。
だけど、前に進まないといけないのです。
「決して、開いた窓の前に立ってはいけない」
いつか、きっと乗り越えられることを信じて前に進む。
今は、現状維持で何もできなくても、いつかは羽ばたける日が来ると思ってます。
その日が来るまで、湧き上がってくる不安や希死念慮に打ち勝ちましょう。
viviもこれまで歩いてきたように頑張ります。
あなたも歩いていけます。
なぜなら、あなたは今日まで確かに苦難を乗り越えてきたからです。
これからも乗り越えていける。
たった1パーセント、されど1パーセントです。
希望を信じて前を向いて歩いていきましょう。
そして穏やかに緩やかに生きていきたいものです。
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