「中途覚醒・寝つきが悪い」睡眠の悩み解消アプリを使ってみた!

中途覚醒

この記事は約 8 分で読むことができます。

 ichihimeです!目覚まし時計の代わりにスマホの目覚ましアプリを使ってるよ、という人は大勢いると思います。一口に目覚ましアプリといっても、アラームの止め方に癖があるなどバリエーションは非常に豊富です。そんな中で、ただアラームが鳴って起こすだけに留まらない、睡眠状態の解析もこなしてしまう「睡眠記録アプリ」というものがあるのをご存知でしょうか?

睡眠記録アプリ(睡眠アプリ)、ご存じですか?

睡眠記録アプリとは、スマホの加速度センサー利用や、活動量計と連動することで睡眠状態を記録できる優れものです。レム睡眠/ノンレム睡眠のサイクル、および眠りの質を分析可能としています。また、睡眠導入を助けてくれるほか、起きるのにベストなタイミングでアラームを鳴らす機能を持っていたりします。

 翌朝の目覚めが悪く、睡眠の質を改善したい人や、睡眠の分析結果をただ興味本位で見たいという人もぜひ参考にしてほしいアプリです。

スマホをセットするだけで、睡眠の質が変わる!?

スマホのアプリで睡眠サイクルを測れるって、なんだか不思議な感じがしますよね。 

実は睡眠アプリは、寝返りなどの体の揺れをセンサーで感知し、眠りのデータを収集しています。寝返りを感知するセンサーというのが、iPhoneやスマホに備わっている加速度センサーとよばれるものです。加速度センサーとは、スマホ本体の動きの状況を検知して、手に持っているのか、持ち歩いてるのか、縦に持っているか横に持っているか、などを検知してくれるやつですね。

また、寝返りは、昼間の体の疲れを取るため、本能的に筋肉をゆるめる行動だといわれています。そして寝返りをすることは、浅い眠りである「レム睡眠」と、深い眠りである「ノンレム睡眠」とを切り替えるスイッチの役割を果たしています。

ということで、ベッドの上にスマホを置いて眠ることで、アプリが寝返りなどの睡眠時の動きを感知し、ノンレム睡眠かレム睡眠かを分析できるようになっているのです。

あとは、浅い眠りであるレム睡眠の時にアラームを鳴らせば、すっきりと起きられる、という仕組みになっているのです。

Sleep Cycleをご紹介

この睡眠アプリ、検索してみたらたくさんの種類があります。わたしもいくつか試しました。

 睡眠導入時にリラックスできる音や音楽を再生してくれるアプリ、いびきや寝言などを録音してくれるアプリなど、某有名企業や有名芸能人がプロデュースしているアプリもあります。

 ひとそれぞれ、合う・合わないがあると思うので、「絶対にこれがいい!」とは言えませんが、口コミも評判で、わたしも使ってみておすすめのアプリをご紹介します。

 『Sleep Cycle』という睡眠アプリです。

Sleep Cycleの便利な機能① 快適なタイミングでの目覚まし

 

 Sleep Cycleの基本機能は目覚まし(アラーム)です。Sleep Cycleではセットした時間からさかのぼって30分の間で、もっとも目覚めやすいタイミングでアラームを鳴らします。たとえば7時30分にセットすると7:00から7:30の間でアラームが鳴るという具合です。

 使い方は簡単です。初回に通知などを許可したら、起床時間をセットするだけ。開始をタップし、画面を伏せて枕元やベッドサイドなどに置いておけばOKです。よほど長時間の睡眠をとるのでもない限り、途中でバッテリーが切れてしまうことはありませんが、充電器をつないでおくことが推奨されます。

朝になると、最初にかすかな音量でサウンドが流れます。小さな音ですが、ほぼ覚醒状態にあるためか、ぱっちりと目を覚ますことができます。朝が弱い人向けに大音量の目覚まし時計が売られていますが、Sleep Cycleの方法は真逆です。

個人的には、やかしましい目覚まし時計よりもはるかに快適な寝覚めを経験できました。眠りが浅くなっているせいもあるかもしれません。実際のところ、目覚まし時計が鳴る少し前のタイミングで目が覚めてしまうことも多いのですが、夢うつつの状態でいるときにアラームが鳴ると、「目覚めのいいタイミングで起こす」という謳い文句が伊達ではないことを実感します。

Sleep Cycleには二度寝対策にスヌーズも用意されていますが、自然に目覚めたという感覚があるせいか、二度寝をしてしまうことも少ない感じがします。

Sleep Cycleの便利な機能② 睡眠の質をグラフ化してくれる

さて目覚ましを止めると、就寝してから起床するまでの睡眠状態を可視化したグラフが表示されます。このグラフには、寝ている間の睡眠状態がどのように変化したのかが克明に記録されています。線グラフの高さが、睡眠が深い・浅いを記録してくれます。

また、エクセル出力もできるので、睡眠に困って病院を受診するときなどは参考になります。

より高機能な分析を行うには

Sleep Cycleには、より高機能なプレミアム版が用意されています。プレミアム版にアップグレードすると、入眠を促す睡眠導入音やいびきの測定、長期間の睡眠傾向を視覚化する分析機能など、睡眠を管理するためのすべての機能が解放されます。プレミアム版の料金は年額3000円(1か月あたり250円)です。一ヶ月間のお試し期間が設けられていますので、興味があれば試してみるとよいでしょう。

 プレミアム版の機能が有効になると、「睡眠傾向」タブにグラフが表示されるようになります。週や月ごとの長期間の睡眠傾向(快眠度や就寝時刻、睡眠時間、起床時間など)が一目瞭然です。グラフには平均データが添えられており、国内の平均値や、トップとワーストの国のデータと比較することができます。

「天気と快眠度」「気圧と快眠度の関係」「月齢と快眠度の関係」といった興味深い項目が表示されます。快眠度は睡眠の質で、Sleep Cycleが独自に測定しています。

現代人は忙しいので、睡眠時間をたっぷりとれないという人が多いでしょう。プレミアム版の機能は、短い睡眠時間をやりくりする中でいかに快眠度を高めるかを求める機能と言えます。長期間の睡眠データを保存できるので、あとで見返す楽しみもあります。

あなたに合った睡眠アプリを

睡眠アプリは、毎日使うことで楽しみながら睡眠の質の改善を目指せるアプリです。目覚めのグラフを見れば、寝ている間に何が起きたのか想像することができます。

また、睡眠アプリを使った自然な目覚めを一度でも体験すると、スマートフォンのアラームが遠慮のないひどく乱暴なものに感じられてきます。有料版を使わなくても、目覚まし機能は何不自由なく利用できるので、すっきりした朝を迎えるためだけでも睡眠アプリを利用する価値は大いにあります。

 

睡眠アプリ① 熟睡アラーム

眠るときも快適に過ごしたいなら、こちらのアプリがおすすめ。ヒーリングミュージックなどの心地よい音楽を流し、睡眠時にリラックスさせてくれる機能があります。また、睡眠記録をPDFとして出力できるのも特徴的。睡眠時の無呼吸などの悩みを抱えている方は、病院にかかる際、このアプリで出力したデータを持っていくと、説明がしやすくなりますよ。

 

睡眠アプリ② airweave sleep analysis

高品質な睡眠用マットレスを開発していることで知られるエアウィーヴが開発した「airweave sleep analysis」は、一流アスリートも愛用する睡眠アプリとして知られています。エアウィーヴならではの睡眠に対する研究内容を活かした、精度の高い睡眠分析を行ってくれますよ。また、無料の会員登録を行うことで、眠りのプロによる有用なコラムを読むこともできます。

 

 

睡眠アプリ③ Sleep Meister

「Sleep Meister」は、最近特に人気が高まっていることで知られる睡眠アプリ。テレビ番組に取り上げられたり、有名タレントが紹介したりと大きな話題となりました。無料で多くの機能を使うことができるのが特筆したいポイント。眠りの深さをグラフで見たり、眠りが浅くなったときを狙って目覚ましを慣らしたりすることが可能です。また、アルコール・カフェイン・運動など、睡眠に影響を与える行動をメモすることもできますよ。ただ、iPhone向けのアプリになるので、Android版も提供されるのを待つことになりそうです。

 

 

 

わたしはこのアプリを見つけた時は、藁をもすがる思いでした。使い始めてからは、寝るのが楽しみで楽しみでしょうがありませんでした。グラフ化することで、自分の眠りの質を知ることができ、感動しました。

わたしはsleep Cycleの回し者ではないので(笑)、必ずコレがいい!ということは言えません。無料で、必要最低限の機能を持つアプリもあり、それで充分だとも思います。

これは、一度試してみて、合ったものを使ってみてください。

 

 

NHKの『ためしてガッテン!』で睡眠アプリを特集したHPがありますので、そちらもぜひご覧ください。→http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20171213/index.html

暮らしや健康に関する有益な情報を発信するWebライターichihimeのおすすめ記事

HOME

 

中途覚醒

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。