ステロイドの飲み忘れで恐怖を覚えたお話し

ステロイド

この記事は約 4 分で読むことができます。

こんにちは、maria(@maria_nkym)です(б∀б)

突然ですが、私が服用しているステロイドで少し怖いことがあったので、こちらでお話させていただきます。

ステロイドってそもそもこんなものです↓

ステロイドとは、副腎(両方の腎臓の上端にあります)から作られる副腎皮質ホルモンの1つです。ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用があり、さまざまな疾患の治療に使われています。副作用も多いため、注意が必要な薬です。

出典:東京女子医科大学病院腎臓病総合医療センター

薬の服用を止めるには、主治医の許可がないと絶対止められないほど怖い薬です。

そんな薬ですが、正直どのような危険なものが潜んでいるか分からないもの。

私とは違う病気ですが、ステロイドを服用している方は、以前飲み忘れたとき

「本当に死ぬかと思った」

と思ったそう。

その時は「そんなバカな」と冗談やろーというテンションで聞いていたのですが、いざ自分がその立場になると怖かったです。

 

毎朝、朝食後にプレドニゾロン(ステロイド)5mgとネキシウム20mg(胃酸の分泌を抑える)を服用しています。食前にはネオーラル50mgも。

普段は食卓に置いているので、絶対忘れないんです。

ですが、私の場合、急遽泊まることになって手元に薬がない状態でした。イレギュラーは対処方法が見つからない。

頭はガンガンしてくるし、なんかぼーっとする。遅くまで作業していたので、寝不足なだけだろと思っていたけど、そんなんじゃない。

調べたら中々に恐ろしいものでした。

ステロイド剤を多量投与すると副腎皮質からのホルモン分泌機能が低下します。また、長期投与すると徐々に副腎が萎縮することがあります。
そのため、ステロイド剤の急激な中止や減量は体内の副腎皮質ホルモンを枯渇させ、強い倦怠感、吐き気、頭痛、血圧低下などのステロイド離脱症候群と称される起させることがあります。
さらに、もともと治療すべきだった疾患を悪化(リバウンド)させることもあります。
このためステロイド剤の離脱に際しては、急激な中止・減量とせずに症
状を考慮しながら少量づつ段階的に減量するなどのこまやかな治療計画が必要になります。

(よくわかる膠原病より抜粋)

なんか顔がいつもより丸いなと思ったり、日光がサングラスをかけても眩しく感じたり、歩くのしんどかったり。

たった1回忘れるだけで、こんな症状が体を蝕んでいきます。

それってすごく怖い。

「ステロイド依存症」になっている私の体は、少しずつ薬の量を減らすことで薬とさよならしようとしています。

それも、あと何年かかるか分かりません。

一気に減らすのは怖い。なぜならそれが原因で一度再発しているから。

早く減らしたいと思っても、できない新しい葛藤と戦わなければならない。

免疫力もガタ落ちなので、風邪を1回引けば何日も長引きます。先日は喉風邪が1週間以上長引き、声がまったく出ない状態が続いたのでつらかった。

それでも、一度「怖い」と恐怖を覚えた経験があるならこっちのもんです。

これからは気を付ければいいだけの話。

薬をバッグの中に入れる。手洗いうがいを忘れない。アルコール消毒は積極的に使う。これだけでも防止にはなります。

ステロイドを服用しているみなさん、副作用が多いものなので、きついことは多いかもしれません。

それでも、いつか和らぐときが来るかもしれない。

その時のために、今できることをしましょ。

そして、経験に勝るものはナシ。多くの方の経験談をいっぱい聞いて、自分の知識にしてください。

最後にもう一回

「ステロイドは1日忘れるだけでも危険なんです。」

ではでは、maria(@maria_nkym)でした(б∀б)

ステロイド

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

23歳ライター▼うつ病発症→1年で高校中退→高卒認定を取得し、指定難病「微小変化型ネフローゼ症候群」発症も大学を4年で卒業。地方経済雑誌記者を9ヶ月で退職し、フリーのライター、モデルで食ってます / 難病×不登校×うつ病について発信▼note:https://note.mu/maria_nkym/