「ゴーストギア(漁具の幽霊)」。【WWFジャパン】調査、海の生態系やヒトの健康を害すもの。

ゴーストギア

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんが想像する、海の生態系の破壊って何があると思いますか?

マイクロプラスチックなどが海に漂っていること、地球沸騰化などの高温な海、エサとなる魚が居なくなったことで、成長できない魚たち、サンゴの白化、磯焼け、赤潮…。

これだけでも色々ありますね。

この記事では、海の生態系を壊している1つの原因となる、通称「ゴーストギア(漁具の幽霊)」という、今日本の海でダイバーなどが回収し、調査を続けているものを紹介します。

ロープや漁網など漁業関連のマイクロプラスチックのごみは、「ゴーストギア(漁具の幽霊)」と言われています。東京都港区にある環境保護団体【WWFジャパン】によりますと、魚が泳ぐ中で海に漂い、海底に沈んで埋まりながら、海の生態系だけではなく、ヒトの健康に影響する恐れもあるといいます。

今回は、【WWFジャパン】が実際に調査を行った静岡県のケースを参考に、この社会問題を考えていきたいと思います。

【WWFジャパン】が調査した、静岡県の「ゴーストギア(漁具の幽霊)」の実態

ゴーストギアの実態

画像引用・参考:静岡県伊東における第2回ゴーストギア調査 WWFジャパン(2024年1月26日公開)

昨年9月、同団体の第1回ゴーストギア調査が静岡県西伊豆町であった。調査には町や地元漁協も協力した。地元で観光客のガイドなどをする「黄金崎ダイブセンター」のダイバー2人が、沖合約100~150メートルの地点で潜水。水深15メートルほどの海底を約40分間、カメラで撮影するなどして調べた。

ゴーストギアの実態ゴーストギアの実態

調査報告によると、発見した海底ごみは16点。目視にとどまるため、全てがプラスチック製のゴーストギアとは断定できないが、主に古びたロープ類と漁網で、岩に挟まったり絡まったりしていたという。

ゴーストギアの実態

引用:海を漂う「漁具の幽霊」は生態系にも影響? 解明めざし調査隊が発足 朝日新聞デジタル(2024年3月27日公開)

マイクロプラスチックと同等の海の生態系を破壊するもの

詳細は下記の資料を読んで頂きたいのですが、海の生態系を壊すものとしては、まずマイクロプラスチックが挙げられます。

なぜかと言うと魚など海の生き物がエサと間違えて食べてしまうから。マイクロプラスチックはプラスチックが海を漂う内に砕かれて、小さくなる。

魚の気持ちになると、プカプカ浮かぶ(泳いでいる)マイクロプラスチックが、小魚に見えてしまうかもしれない。

ヒトがそれを食べた魚を食事で食べることで血液や臓器に貯まり、検出された研究成果もありますし、マイクロプラスチックは目に見えないサイズ故に、空気に乗って、どこにでも漂っている。

海の生態系やヒトだけではなく、実は知られていないだけで、陸上の生物たちにも空気が世界中に繋がっていることで、影響を与えているかもしれません。

参考:環境への悪影響 | 海ごみの問題点 一般社団法人 JEAN

 マイクロプラスチックより厄介なのが、さらに細かくなった、ナノプラスチック。海で漂う中でさらに砕かれ、プラスチックによる環境問題は、改善策を提示しても、いたちごっこな気もします。

最近は塩水に溶けて、分子同士の結合が溶けて、2種類の原料まで分解されるプラスチックを理化学研究所が開発しました。

どうしようもなくても、それでもこれ以上の生態系の破壊を食い止めるために、尽力して下さる研究者の方を始め、頭が上がりません。

【WWFジャパン】の写真から観た、「ゴーストギア(漁具の幽霊)」から考えられる実態と存在することで及ぼす影響ですが、サンゴに絡みついており、サンゴの影響も心配ですし、サンゴに隠れて暮らす、小さな魚たちも、「ゴーストギア(漁具の幽霊)」で身体の表面が傷付いて、その傷が深くて致命傷となって、そのまま死んでしまう魚もいるかもしれない。

海の生態系には常に色んなリスクに晒されていますが、2023年から本格的な調査が始まった「ゴーストギア(漁具の幽霊)」の回収など、将来のために、この豊かな生態系をこれ以上傷付けない様に、守っていかねば、そう思いました。

「ゴーストギア(漁具の幽霊)」に関しても私にできることは何もありません。ただ、この余り知られていない真実をこの記事を通して、皆さんに伝える、それを他の記事同様、行い続けます。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。