ハラスメントについて(パート1)

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こんにちは、改めましてM. Jです。

15回目の投稿になります。

今回は、ハラスメントについて記事を書いていこうと思います。

一般企業に就職した時に遭遇すると思われる仕事上のトラブル「ハラスメント」について理解を深めていこうと思っています。

「ハラスメント」に対する知識を労使が共に持つことは、仕事を円滑にして、望まない退職をしないよう・させないようにするためにも、かなり重要だと思われます。

私の場合は、困っている時に相談することができる態勢が社内に整っていませんでした。

今回の記事を通じて、自分の様に困る人が出ないようになっていければと思っています。

ハラスメントとは

ハラスメントとは、人格否定をする、相手に不快感を与える、相手の尊厳を傷つけるなどの行為を指します。

被害者が傷ついて不快に思った時点でハラスメントです。

人間関係のトラブルを未然に防いだり、相手を深く傷つけたりしない為にもハラスメントの防止は最重要課題といえます。

参考:カオナビ

ハラスメントの種類

 

ハラスメントの種類

①パワーハラスメント

②セクシャルハラスメント

③モラルハラスメント

④マタニティーハラスメント

⑤ジェンダーハラスメント

⑥アルコールハラスメント

⑦スモークハラスメントなど

 

このように、相手に対して、身体的、精神的にダメージを与えていくことです。

場合によっては、法律に触れるものもあるので、防止していくことはものすごく重要です。

年々、増加しており、ハラスメントが原因で離職していく人も増加しています

参考:カオナビ

 

ここからは、パワーハラスメント、モラルハラスメントを取り上げて、相談していく方法について紹介していきたいと思います。

パワーハラスメント

パワーハラスメント(以下パワハラ)は、上下関係や権力を利用した嫌がらせのことを指します。

社会的、職務上で地位の高い人が、精神的および肉体的苦痛を与えるという、いわゆる「いじめ」行為のことです。

2001年日本でもパワハラという言葉が提唱されるようになりました。

2019年国連によるパワハラ防止条約が制定され、国際的にもパワハラへの関心が高まっています。

参考:カオナビ

実際に受けたパワーハラスメント

以前勤めていた会社で、私はパワハラを受けました。

職場の朝礼で、前日にミスをしてしまいました。

個人攻撃と激しい叱責を受けました

自分だけではなく、他の障がい者の方も個人攻撃と激しい叱責を受けました

そこまで、重大なミスではありませんでした。(簡単に取り返しのきくミスでした)

大きな声で相手をののしり、必要以上に長い時間をかけて(20分以上)相手の人格を傷つけていました

そのため、朝礼に参加することが苦痛でした。

朝礼の後、すぐに仕事ができる状態ではありませんでした。

気力が低下して身体のだるさ、頭痛、腹痛などが出現していました。

このような状態が1日中続き、夜眠れないこともありました。

仕事の終了後、著しい気力の低下、過度の精神的な興奮(イライラなど)が度々ありました。

朝礼は、火曜日〜金曜日あってほとんどの日が個人攻撃と激しい叱責でした

あまりにもひどい状態がほぼ毎日続いていたので、上司にパワハラをやめるように伝えましたが、収まることはありませんでした

最後は、私の精神状態が悪くなり「うつ病」の症状がかなり出ました。

仕事を休むことも多くなり、退職せざるを得ませんでした。

精神状態がかなり悪くなる前に相談または対処すべきだったと思います。

モラルハラスメント

モラルハラスメント(以下モラハラ)は、精神的な苦痛を与える嫌がらせのことを指します。

相手の意見をことごとく拒絶したり、実行不可能な仕事を依頼したりすることです。

「モラル」は倫理や道徳のことで、モラルハラスメントは倫理や道徳に反したハラスメントのことです。

参考:カオナビ

実際に受けたモラルハラスメント

病院で働いていた時、私はモラハラを受けました。

職場で、担当患者様の人数と時間の件で上司から注意を受けました。

当時の私は外来患者様10名、上司は3名を担当し、入院患者様は同じ人数を担当していました。しかし、上司は自分と同じ時間に訓練を終了するように私に伝えてきたのです。

患者様1名あたり20分以上の訓練時間が必要ですので、同じ時間に終了することは、とてもではありませんが難しいことです。

上司がどんな考えをもって言われたのかわかりませんが、これはモラハラになると思います。

当時私は1年目でしたので、何も言えず、精神的に苦しみました。

患者様に時間による制約などの負担をかけるわけにはいかないことに加え、患者様に訓練についての説明もしているので、上司の発言に対してはキツイ印象しかなく、私自身とても苦しみました。

そのようなことが続いたため、私の精神状態は悪くなり「うつ病」の症状がひどく出ました。

仕事を休むことも多くなり、退職せざるを得ませんでした。

精神状態がかなり悪くなる前に相談または対処すべきだったと思います。

相談窓口、ハラスメントのない社会へ

以上、ハラスメントの種類や内容、実際に受けたハラスメントについて記事にしました。

企業にとって必要なことは、以下の様なことだと考えています。

 

ハラスメントの対策の例

①どのような言動がハラスメントに該当するのか、社員が判断できるようにすること

②ハラスメントの法律を周知していくこと

③社内規定や規則をつくること

④相談窓口を設置すること

 

その中でも、最も重要なことは④の相談窓口を設置することです。

労働者にとって相談しやすい「相談窓口」を設置することが重要です。

社内にも、社外にも「相談窓口」が設置されるべきと言えるでしょう。

おそらく、ハラスメントのない社会は簡単なことではありません。しかし、管理者や労働者が「ハラスメントをなくす意識」を持たない限り、ハラスメントはなくならないと思います。

特に、相談窓口が充実していかないと、労働者の精神的な病気につながり、退職を余儀なくされると思います。

「相談窓口」については、次回の記事で詳しく書いていこうと思います。

今後について

興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして、ハラスメント(パート2)について、日常生活におけるコーチング(パート1・2)、忘れやミスを防ぐ方法があります。

皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!

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2 件のコメント

  • 記事を読ませていただきました。ハラスメントと言ってもこんなにあったのかとびっくりしました。人はそうした経験をすると苦手意識をもち、ひどくなると仕事に行くのも苦痛だし顔や声を聞くなんてそれ以上のストレスになるでしょう。誰もが快適な職場で仕事をしたいと願っているのです。いい記事をありがとうございます。

    • にわとり様、記事をご覧いただきどうもありがとうございます!
      確かに、たくさんあります。ただ、ハラスメントは相手に対して、身体的、精神的にダメージを与える行為です。
      これに対しては、1人で対応しないことが大切です。
      ハラスメントに対する知識を持って、相談窓口を活用していくことが大切です。
      次の記事に、具体的な対応の方法を書いていますので、ぜひご覧ください。
      どうもありがとうございます!

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