この記事は約 5 分で読むことができます。
皆さんこんにちは。Pinkです。Yahoo! JAPANニュースにあったForbes JAPANの記事に気になるものがありました。
『10代は「睡眠不足と早起き」でうつや孤独を感じやすくなる、米調査結果』
です。私は10代ではありませんが、「適応障害」「双極性障害」という2つの「障害」から、同じように「うつ」や「孤独」を感じています。
さらに、猫を迎えた昨年の夏以降「睡眠不足」に悩まされている上に、「早起き」しなければならなくて、仕事への影響も含め困っていました。
そんな時に読んだこの記事で感じたことを今回書くことにしました。
アメリカで行われた調査と結果について
3月7日の発表によると、学校へ行くために「早起き」をしていて、毎日の「睡眠時間」が8時間以下、もしくは、就寝の1時間前にデジタル製品を使っているといった10代は、「うつ」や「孤独感」を抱える傾向にあることが調査で示されています。
今回行われた調査について、下記の通りまとめてみました。
① 調査時期…昨年9月11日から10月24日
② 対象年齢…13歳から17歳
③ 性別…男女
④ 人数…1100人超
⑤ 人種…ヒスパニック系・白人・黒人
⑥ 世帯収入…同5万ドル未満〜10万ドル(約1470万円)
① 推奨されている長さの睡眠をとっていると回答した割合は、10人中2人以下で、73%が「睡眠時間」が普段より短いと感情面に悪影響が及ぶと答える
② 性別や人種・民族、世帯収入によっても「睡眠の質」に差が見られ、男子の方が女子よりも「睡眠の質」が高い
③「睡眠時間」だけでなく「睡眠の質」と「うつ」の関連性も示され、「睡眠の質」に満足していない人の68%が「うつ症状」を訴えたのに対し、「睡眠の質」に満足している人で「うつ症状」があると回答したのは26%だった
④ 推奨する学校開始時間午前8時30分より前に学校に行く人も含まれ、10人に7人の割合で学校に行く時間が早いと答え、学校開始時間が早くない人に比べて「うつ症状」が強かった
また、寝つきが悪く、就寝中に目覚めてしまう傾向がある人は、メンタルヘルス面で悪影響を受けていて、うまく寝つけない日が週に1日以下の人は、2日以上の人より「うつ症状」を抱えない傾向にあり、うまく寝つけない日が週に1. 5日の人でも同じだったとのことです。
「大うつ病性障害」の症状
2021年には青少年の約 20%が「大うつ病性障害」の症状を訴えているとのことです。10代に「就寝前の習慣」を質問し、健康的な休みをどのくらい重視しているかを自己評価してもらった結果は下記の通りとなります。
① 寝る前の飲食を避ける…64%が毎日実践していると回答
② 静かで涼しく暗い環境で寝る…62%毎日実践していると回答
③ 同じ就寝時間を保つ…27%毎日実践していると回答
④ 就寝前の電子機器使用を避けている…9%
昨年、成人を対象に行われた調査の結果とほぼ同じ結果となった、今回の成人を対象とした調査では、睡眠時間が7時間~9時間の人は7時間未満の人に比べて「うつ症状」を経験する可能性が50%近く低いことが明らかにされたそうです。
また、眠りにはいることに悩みを抱えている人は、そうでない人に比べてみると「うつ」になりやすく、眠っている途中に目を覚ます人も同じだったとのことです。
最後に
10代や児童は、これまでよりも「メンタルヘルス」の問題を抱えていて、青少年が「うつ」になる割合は、2009年から2019年にかけてほぼ倍に増えているとのことです。
その割合は「新型コロナウイルス感染症」の世界的大流行中に急上昇し続けて、2021年には青少年のおよそ20%が「大うつ病性障害」の症状を訴えているそうです。
大学の研究者達によると、「ストレス」や「不安」、「うつ」「自傷行為」などの報告は、特に女子とヒスパニック系の青少年で持続的に増加傾向にあるとのことです。
また、10代の「睡眠時間」は短くなっていて、健康である為には、毎日9時間以上の睡眠とる必要があるそうなのですが、7時間以上の睡眠をとっているのは半数程度だと専門家は意見しているとのことです。
ホルモンの変化やデバイスの使用、10代について、休息よりも活動や成果を求めることなどが「睡眠不足」の原因であるとしているそうです。
今回記事を書くにあたって、如何に「睡眠」が大事なのか実感すると同時に、10代という若い人がこんなにも「睡眠」に対して問題があることに驚きました。
10代に限らず、「睡眠」に問題がある人は、早めに対処する必要があると思います。私自身も、どうしたらいいのか改めて考えたいと思います。
参考サイト:10代は「睡眠不足と早起き」でうつや孤独を感じやすくなる
noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみてくだいさい!
→HOME
コメントを残す