心の中で何が起きていたのか?

心を閉ざした女性

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私は身体に治らない病気(関節リウマチ)を抱え、心は家庭や人によって大きく傷ついたことによって、自分らしく生きることができなくなりました。それも、長いこと同じところを行ったり来たりしているように思います。

去年の11月から今年に入ってからの状態は・・・

人工関節になることと輸血がいることは、私の中で大きな試練となり苦しい思いをしていたのです。
その重さは日に日に大きくなっていきました。この手術を受けるギリギリのところであったし、使いづらいのが悩みでもありました。手術後の心境などについては別の記事に書いています。

その反動で、落ち着かなくなって、眠る時間や睡眠の質まで変ったのではないでしょうか?

心の状態は、人との会話も笑うけど楽しめない、気がつけば自分を見失ったままの生活が、入院生活や退院後の生活に大きく関わっていきました。

職場復帰をしても・・・

人に対してひどく臆病になり、私の知らない人に声をかける(あいさつ)こともできなくなり、わさわさとした感情だけが残っています。

人に慣れても心は閉じたままということが続いて、家に帰ると精神的に疲れ果てて参りました。

心の疲れをさせないためにしていたこと・・・・

今の心の状態を持続させるために下記のようなことをしていました。

 ・無理に声をかけない

 ・気持ちを落ち着かせる

 ・短い会話をする

 ・なごませる相手の側にすわる

このような対策をとって一日一日を乗り越えていたのかもしれません。

そんな生活が続いていると・・・・

私はそんな生活をしているうちに、心が狭くなり人を受け入れるスペースをなくして、今の状態を維持するのがやっとでした。家に帰ると、その症状はますますひどくなり眠りにまで影響を受けていたのです。

家はストレスを受けた身体や心をいやす場所なのに、落ち着かない環境と気持ちの整理がつかないところでは、心の安らぎなどえられることはありません。

コロナの発生が私に起こしたものは・・・

コロナの発生によって、一日に出勤できる人数が減ったことに自分がホッとしていることに気づきました。
体の疲れなら眠った翌日にはすっきりしますが、心はそう簡単にはいかないのです。

うつ病を発症した時のように、明るい時間を今でも嫌っていますし、人混みの中にいることも苦痛を感じるのも、すべてが小さな変化と体の病気(関節リウマチ)のよって引き起こされた可能性もあります。

人が増えると、落ち着かなくなるのではないか?いう不安に怯えているいます。

これからどう向き合っていけばいいのか?・・・

私は今、人とどう関わっていいか、接していけばいいかもわからないのです。
心を開けば人の心も開くとわかっていても、「傷つきたくない・傷つけたくない」と思う気持ちが強くでているからでしょう。

このままではいけないとわかっていても、「誰にも話せない・言葉にすることも嫌だ・わかってもらえなくてもいい」と一瞬だけ投げやりになるけど、いつの間にか忘れていくのも今の心の状態なのです。

まとめ

これまでに感情の波は何度もありましたが、人に対する気持ちや自分の気持ちまで隠すようになっていました。こんな生活からもし抜け出せるなら私にどんな未来があるのか?知りたい。そして、これまでの苦痛と困難が嘘のよう消えるなら救われるだろう!と確信がもてるかもしれません。

一度閉じた心を開くには、かなりの時間とエネルギーが必要になると思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

私は関節リウマチになっていろいろな制限があります。その他にも困難なこともありますが、今その時々を楽しむように頑張っています。読書に風景・動植物にいやされています。