「アウトドア×福祉」-持続可能な障害者支援に向けての取り組み

アウトドア×福祉

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皆さんこんにちは。Pinkです。最近よくテレビなどでも耳にする「アウトドア」ですが、「アウトドア」とは、どういったものでしょうか。

調べてみると、「アウトドア」とは、「アウトドアアクティビティ」という言葉を略したもので、屋外で行う活動全てを意味するとのことです。

例えば、山や川、海で楽しむキャンプ・登山・トレッキング・ハイキング・釣り・などと言った自然での活動や、ゴルフ・スキー・ランニングといったスポーツなどを言います。

最近では、気軽にキャンプを楽しめるグランピングも人気があると思います。

今回は、「アウトドアブーム」と言われている昨今、「アウトドアブーム」をブームで終わらせることなく、「Outdoor Welfare (アウトドア・ウェルフェア)」を通じて、持続可能な「障害者支援」に繋げて行こうという考えのもと行われる取り組みについて、紹介したいと思います。

OutdoorWelfare(アウトドア・ウエルフェア)

どこかインドアで、閉ざされたイメージが強い「障害者支援」をもっと「」へと、「障害者雇用」を増やし、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を目指す為、「障害者雇用」へのイメージを変えて行くことを目標にしたものです。

そして、アウトドア用品メーカーの株式会社ノラクリエイト「野良道具製作所」と一般社団法人御園「就労継続支援B型 御園工房」が連携し、共通のビジョンで取り組んでいるのが「Outdoor Welfare(アウトドア・ウェルフェア)」です。

また、「野良道具製作所」と「就労継続支援B型 御園工房」は、それぞれが持つ「アウトドア事業」と「福祉事業」の共同プロジェクトをスタートさせます。

第一弾として、不要になったアウトドア衣料を「就労支援施設」で加工し、製作した「もったいない草履」を発売します。「アウトドア」で不要になったり、結局使用されなかった衣類(Tシャツ)を材料に、「就労継続支援B型 御園工房」の利用者さんの手で一つ一つ編まれた「布ぞうり」です。

画像引用:持続可能な支援に繋げていく。Outdoor Welfare (アウトドア …

もったいない草履

もったいない草履」については以下の通りです。

もったいない草履

① 販売開始時期…8月15日

② 販売場所…「野良道具製作所」の直営店舗及び公式オンラインストア

また同時に、原材料となるTシャツの寄付も、「野良道具製作所」の直営店舗にて、その時々受け付けているとのことです。

アウトドア・キャンプブームが活気付く一方で、「障害者支援」の世界では始終「仕事が無い(少ない)」という状況が続いているそうです。

野良道具製作所」では、最初の製品「野良ストーブ」の組立梱包を「就労支援施設」に依頼した所から始まり、これまで多くの面で「就労支援施設」の利用者さん達に助けてもらって来た経験から、次のように言われています。

就労支援施設」で仕事が無いのは、働き手が「障害者」だからではなくて、企業側が、「障害者だから出来ない」と勝手に思い込んでいることにあると。

Outdoor Welfare(アウトドア・ウェルフェア)」は、その思い込みを一掃して、より多岐に渡る仕事を、「障害福祉」の世界に取り入れていくことにより、全ての人に充実して明るい暮らしを送ってもらうことを目標とし、活動をスタートさせたとのことです。


画像引用:持続可能な支援に繋げていく。Outdoor Welfare (アウトドア …

今後のビジョンについて

野良道具製作所」では下記の通り、今後のビジョンについて話されています。

今後のビジョン

① 障害のある人と、その家族や支援者さん達でキャンプイベントの開催

② 福祉施設とアウトドアメーカーの販売イベントの開催

③ 母子家庭のキャンプサポートイベント

参考サイト:持続可能な支援に繋げていく。Outdoor Welfare (アウトドア …

どれも素晴らしいことだと思います。このようにして、どこかインドアで、閉ざされたイメージが強い「障害者支援」をもっと「」へと、「障害者雇用」を増やすきっかけとなればいいなと思います。

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