「『TERAS』刺し子フェア-就労継続支援A型事業所TERASが制作」

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皆さんこんにちは。Pinkです。

今回は、就労継続支援A型事業所TERASが制作した刺し子ブランドの『TERAS』刺し子フェアについて書きたいと思います。

以前久留米絣の会社で働いていた時に出会った刺し子の記事が目に止まり、読んでいると、就労継続支援A型事業所TERASが制作している刺し子ブランドだと書いてありました。

奈良蔦屋書店では、2023年2月7日(火)〜3月15日(日)の期間TERASが制作する、刺し子ブランドのポップアップが開催されます。

画像引用・参考サイト:【奈良 蔦屋書店】個性が共存してひとつになるファブリック …

刺し子とは

皆さんは「刺し子」を知っていますか?私はあまり詳しくないので、改めてどのようなものか調べてみました。

藍色の布に白い糸で線を描くように刺しゅうする刺し子は、日本に古くから伝わる伝統的な刺しゅうで、素朴で美しい技法は、庶民が日々暮らしていく上で生活の知恵から編み出されました。

刺し子の誕生は今から500年ほど前の時代になります。

全国各地にこの技法を施したものが見られるため、その発祥の地は定かではありませんが、特に東北地方に伝わる刺し子が広く知られています。

参考サイト:01. 刺し子とは? – 手作りの基本 – オリムパス

実際刺し子を経験した人に聞いてみると、一針一針刺しゅうするのにとても集中力が必要になり大変だけれど、完成したらどのようになるのか考えると、とても楽しいとのことでした。

今は、コースターや布巾など小物が作れるキットも販売してあるので、機会があれば挑戦してみたいと思います。

刺し子ブランド『TERAS』は、日本の伝統工芸である刺し子の技術と100年の歴史を持つ古布を用い、個性的で洗練された作品を生み出しているとのことです。

障がいのある方がものづくりを通していきいきと輝ける未来を照らしたいという想いから『TERAS』をブランド名にして、オリジナルの刺し子表現を発信されています。

今回の『TERAS』刺し子フェアですが、興味を持たれ得た方はぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。

画像引用・参考サイト:【奈良 蔦屋書店】個性が共存してひとつになるファブリック …

就労継続支援A型事業所TERAS

ここで、就労継続支援A型事業所「TERAS」について紹介させて頂きたいと思います。

新しい福祉の在り方を追求する「株式会社TOMOS company」が2015年に設立。

「株式会社TOMOS company」内のA型事業所として、2017年に「TERAS」を設立。

就労支援の未来を照らしたいという想いから「TERAS」をブランド名に冠し、オリジナルの刺し子製品の製作・販売のほか、OEM、受託作業も行われています。

また、「TERAS」のこだわりとして、以下の3つが挙げられます。

TERSのこだわり

 

①  サステナブル 

②  温故知新

③  個性豊かな温もり

一番印象に印象に残ったのは、③の個性的な温もりの中で書かれていた色彩や模  様、縫い目の違いは、利用者たちの個性そのもの。という言葉です。

まさにその通りだと思いました。人それぞれ個性があり、出来上がった刺し子に も制作した人の個性が出ているのではないでしょうか。

大量生産では決して制作出来ない、オリジナルの製品はとても興味深く感じます。

また100年以上前の古布、使われなくなった布を用いたサスティナブルな取り組み、

古いものから着想を得て、新しいもの、現代にも通じるものへと変化させることはとても素晴らしいと思います。

画像引用・参考サイト:【奈良 蔦屋書店】個性が共存してひとつになるファブリック …

最後に

現在私も就労継続支援A型事業所でライティング業務をしています。

今回のように、同じ就労継続支援A型事業所で働いている人々の活躍を、もっと沢山の人に知って欲しいと思いました。

これからも、様々な分野で活躍されている人達の紹介が出来ればいいなと思います。

また関連記事に、以前書いた「さをり織りの素晴らしさに惹かれました」という就労継続支援B型事業所の記事、メンバーさんが書いた「odd」。〜織物製造の残糸を、手袋や足袋に変えるアップサイクルアイテム〜記事を挙げています。

併せて読んで頂ければと思いますので、宜しくお願いします。

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noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!













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