Nose ID。〜愛犬が迷子になった時に、愛犬の鼻を登録しておくと便利な鼻紋認証アプリ〜 

この記事は約 5 分で読むことができます。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

地震大国の日本。地震だけではなく、大雨など身近なところで災害は起こりやすくなっています。災害が起こると、ペットを飼っている人にとって不安なのが避難や迷子ではないでしょうか?迷子になる愛犬を減らしたいー。という思いから、東京の企業が『Nose ID』という、「#世界で一つだけの鼻」、鼻紋認証アプリを開発しました。

今回はそのアプリについての説明と、開発した企業などについてご紹介していきます。

1匹1匹違う、犬の鼻紋

愛犬の鼻をじっくりと観察した経験はおありですか?よく見ていただくと、犬の鼻の皮膚にしわ模様が多数あるのが分かります。実はあの犬の鼻のしわは、人間の指紋のように1匹1匹で違います。そして犬の場合生まれてから亡くなるまで、一生変化しないものだそうです。犬の鼻のしわ模様は通称「鼻紋」と言われていて、人間の指紋と同じ位、犬にとって大事な識別情報です。

人間の100万倍以上の嗅覚を持ち、健康状態も現れる犬の鼻は、犬にとっての指紋=「ID」です。これを指紋認証のように犬の識別情報に使用しようというのが鼻紋認証アプリ『Nose ID』です。

参考:犬の「鼻紋」を知っていますか?実は鼻のシワが一頭ごとで異なるのです! わんちゃんホンポ(2017年)

Nose IDとは?

ペットのデータ を活用し ペットと飼い主が

より自由に 安心して 暮らせる社会を創造する

画像・引用:Nose ID

2022年6月からは福岡市との実証実験もスタート予定だそうです。

福岡市内の犬の飼育者に鼻紋登録を促し、福岡市全体で迷子犬を減らすのが目的です。

Nose IDの登録の仕方

ここではHPを参考にNose IDでの鼻紋の登録のやり方を紹介します。簡単3ステップです!

Step1 ログイン画面

Step2 ​わんちゃんの情報登録

新しくペットを登録するボタンから、ご案内に従ってご入力下さい

*写真は鼻紋ではなく、わんちゃんがよく分かるお気に入りの1枚を選んで決めて下さい

必須:わんちゃんの名前・お誕生日・性別

任意:動物病院、既往歴、薬、性格など

​*既往歴やお薬についてご登録いただくと緊急時お役立ていただけます

Step3 鼻紋登録

①飼っているわんちゃんの鼻紋の動画5秒を撮影してアップロード

②AIが〇×判定を行い、鼻紋登録の結果が出ます

*鼻紋が正しく撮影されているかAIがかなり厳しく判定します。鼻紋動画撮影ポイントをご覧の上で試して下さい。

*認証精度向上すべく、飼い主の全員にアプリ内で鼻紋動画を撮影頂いています。環境が違う動画2つをアップすると、さらに認証精度が向上します。

 

画像引用・参考:Nose ID

公式Twitter

https://twitter.com/noseid_official?s=21&t=hQlRcHs2oQrT0aRaseq9iA

公式Instagram

https://www.instagram.com/nose.id_official/

公式Facebook

https://www.facebook.com/nose.id.official

Nose IDの展望

スマホで犬の鼻を取り込むだけでAIが画像認識で犬1匹1匹を識別。2022年5月初旬にアプリのリリースを予定されています。東京のベンチャー企業「S’more」が開発しました。

代表によると「鼻紋認証を取り入れたサービスは中国、韓国、アメリカでもう存在して、迷子犬の捜索やペット保険の加入に使用されています」

現在日本では毎日80匹程度の犬が迷子犬となっていて、2022年6月からブリーダーやペットショップほかで販売される犬・猫にマイクロチップの装着が義務化されます。

さらに鼻紋認証では、同じ地域の他の犬の飼い主や住民に迷子情報を送信することで、もっと安全なセーフティーネット完備を目標にしています。

参考:指紋ならぬ“鼻”紋で認証! 愛犬の鼻の先に広がる未来 AERA dot.(2022年)

開発には、国内の大手情報メディア企業で鼻紋認証機能の開発を行っていたエンジニアが技術アドバイザーとして参加しています。2021年1月から現在までに、鼻紋の登録数は4千匹超。1匹1匹を高い精度で認識するのには1万匹程度の登録が必要で、まだまだ鼻紋を登録してくれるワンちゃんを公式サイトで募集中ですが、「迷子になっているのはこの子ですか?」のようにいくつか候補を出す形であれば、現状の精度でも成立するといいます。

関連記事

離れ離れになっても大丈夫 犬の鼻紋をAIで識別 アプリに防災機能 毎日新聞(2023年)

凄く便利なアプリですね。

災害などでの飼い犬の迷子は年間29000匹で、その中で飼い主で判明したのはわずか12.2%しか居ないそうです。それ位1回迷子になると、愛犬を見つけるのが、非常に難しいという事です。

私の家にはかつて犬を飼っていましたが、流石に他の家の犬の鼻紋というか、鼻をまじまじと観る機会がなかったので、人の指紋と同じで、1匹1匹鼻紋が違うという事実に驚きました。犬は同じ種類の犬も沢山いますが、同じ犬でも鼻紋が違うという事ですね。まだまだデータが集まっていないそうなので、もしこの記事を読んで下さった方で、協力される方が増えて下さると、書いた私としてはこの記事冥利に尽きます。

noteでも書いています。よければ読んでください。

→HOME

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。