「夏冷え」。働く女性が気を付けたい夏の冷え性。個人でできる対策は? 

夏 冷え性 女性

この記事は約 10 分で読むことができます。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

まだまだ暑い夏が続く2023年。高齢者の方でなくても、若い方でも「喉に悪いし、エアコンの風が苦手だから」と言って、エアコンを使用しない方もいるそうです。

ですが、今年の夏は例年以上に災害級の暑さ。苦手であっても、エアコンをある程度は我慢していても入れないと、熱中症になり、倒れてしまいます。

そんな酷暑の夏ですが、実は夏にも冷え性になるという事実をご存知ですか?

暑い夏はどうしても冷房や冷たい飲み物などで身体が冷えて、夏の冷え性で悩まれている方も多いそうです。

今回は夏の冷え性に悩んでいる人が多いことが分かるアンケート結果を3つと、対策についてお伝えします。

夏場に感じる冷え性やむくみに悩んでいる人が多いことが分かるアンケート結果

東京都目黒区にあるエベリスト株式会社が運営するセルフケアブランド「eume(イウミー)」は、女性を対象に「冷えとむくみに関する実態調査」を行いました。

①1年間ずっと冷えやむくみに悩んでいますか?

身体の冷え性やむくみを感じてしまうのは寒い季節だけだと思っている人も多いのではないでしょうか?

「eume」が実態調査を行うと、1年間ずっと冷え性が気がかりだと回答した方は91.5%。1年間ずっとむくみが気がかりだと回答した方は94.1%に上りました。

このアンケート結果を受けて、女性は季節に関係なく冷え性やむくみのお悩みを抱えていることが明らかとなりました。

②夏場に冷え性やむくみを感じますか?

また、時期を“夏”に限定して質問すると、夏に冷え性だと回答した方は93.3%、夏にむくみがあると回答した方は93.8%と、とても高水準でした。

夏に冷え性やむくみがある人が多い原因としては、冷房での身体の冷えが想定されます。

気温が上昇すると、冷房が効いた場所で過ごす時間が増加し、その結果身体に冷えが蓄積されてしまいます。その上で、身体の冷え性はむくみの原因でもあることから、冷え性が強い人が多いと、夏場にむくみがある人も自然と多くなってしまいます。

③冷え性やむくみを感じやすいパーツはどこですか?

まず、冷え性がある身体のパーツで1番回答が多かったのが、脚(92.5%)。次いで、お腹周り(58.8%)、腕(38.1%)となりました。

特に夏場は薄着で生活したり、靴下やストッキングを履かないで素足で生活する人が多いと思割れますが、薄着や素足で生活していると、身体が冷えて血流が悪くなり、冷房の効いた場所にいることで露出している脚や腕の冷え性があることが想定されます。

半数以上の人が冷え性を感じやすいと回答を寄せたお腹周りですが、“代謝のキーマン”と言われていて、外から冷える時と冷たい飲み物や食べ物を摂取することで内側から身体を冷やしてしまう時があります。

むくみがある身体のパーツでは、96.4%の人が脚だということです。ほとんどの女性が脚のむくみがあることが明らかです。むくみがあるパーツは、脚に次いで、顔(52.8%)、腕(17%)というアンケート結果で、冷え・むくみどちらも脚が1番回答が届きました。

画像引用・参考:9割以上の女性が夏場に冷え・むくみを感じると回答!特に冷え・むくみを感じやすい身体のパーツは脚 PR TIMES(2020年)

次に職場でも感じる冷え性のアンケート結果を紹介します。

夏の職場で冷え性を感じるシーンのアンケート結果

薬品の輸出入や、女性の健康課題を支援する、東京都千代田区にある株式会社「つばめLabo」は、夏にも起こる”冷房冷え”と女性特有の悩みを20-49代の女性300人を対象に実態調査を行いました。

④夏場の会社や外出先で冷え性を感じたことはありますか?

⑤その際に冷え性の対策をしていますか?

80%以上の人が夏場に職場や外出先で冷房での身体の冷えがあると回答しましたが、44%以上が対策をせず、よく対策をしている人は全体のおよそ15%でした。

⑥冷え性が生理不順など、生理に関するお悩みに直結することをご存知ですか?

冷えが生理痛や生理不順など女性特有の健康課題に影響を与えていることを80%以上の人が理解していました。

⑦夏場は素足で過ごすことが多いですか?

60%以上の人が夏の季節を自宅や外出した時など素足で過ごしていることが分かりました。

画像引用・参考:冷えが女性の健康課題に与える影響を8割以上が認識しつつ、しっかり対策できているのは2割以下。夏の盲点「冷房冷え」 PR TIMES(2023年)

その他実際にどれ位の人が冷え性対策をしているのか?などのデータもございます。ご興味のある方は参考リンク先をご覧下さい。

最後に夏場に感じる冷え性の実態についてご紹介します。

夏場での冷え性の実態、冷え性の当事者が感じるシーンとは?

毎年8月9日は、公益社団法人 全日本鍼灸マッサージ師会によって制定された「はり・きゅう・マッサージの日」です。そのことを受けて、整体業などを介して皆さんの健康へと貢献する株式会社「心と体サプライズ」では、20歳以上60歳未満の会社員の女性1,000人を対象として、「夏の冷え性」の実態調査を行いました。

⑧冷房や冷たい飲み物を飲むと、冷え性を感じますか?

「冷房や冷たい飲み物を飲むと、夏の季節でも冷え性を感じますか?」と聞くと、最多は「やや冷え性だと思う」(43.4%)、次いで「そんなに冷え性だと思わない」(24.1%)、「全く冷え性ではない」(17.9%)、「凄く冷え性だ」(14.6%)となって、58.0%の女性が冷え性であることが判明しました。

⑨どんなシーンで特に冷え性を感じますか?

冷えやすい・冷えにくい女性各々に「自身に該当する項目はありますか?」と質問しました。1番回答が多かったのはどちらも「肩こり」(冷えやすい:65.0%、冷えにくい:41.4%)でした。

次いで「首こり」(冷えやすい:46.9%、冷えにくい:31.7%)、「パソコンを使ったデスクワークなどで長い時間同じ姿勢でいること」(冷えやすい:41.0%、冷えにくい:30.2%)、「ぽっこりとお腹が出ていること」(冷えやすい:39.3%、冷えにくい:27.9%)、「運動不足であること」(冷えやすい:38.8%、冷えにくい:26.2%)と続きました。

そして、「該当する項目はない」(冷えやすい:5.5%、冷えにくい:27.6%)は冷えにくい女性が20pt以上も多くなる傾向のアンケート結果でした。

画像引用・参考:【働く女性に調査】夏の冷え性 6割が「夏冷え」を実感 夏冷えを感じる人ほど肩や首がこりやすい傾向 ~ カラダのプロが教える「冷えにくいカラダ作りとその場でできる!夏冷え解消法」 ~ PR TIMES(2023年)

では、実際にどうすれば夏の冷え性は改善するのでしょうか?専門家の見解です。

専門家による夏の冷え性を改善させる方法

「特に女性は身体が冷え性になりやすいです。悪化する前に対策を行って下さい」と、冷え性に詳しい、東京都にあるイシハラクリニック副院長の女性はこう言いました。

冷え性に詳しい、東京都にあるイシハラクリニック副院長の女性によりますと、夏の冷え性の主な原因は、強い冷房に当たることと冷たい飲食物を摂取すること、室内と屋外の温度差が激しいことの3つが挙げられるといいます。

夏は内臓が冷えて機能が鈍化し、暑さでの食欲不振で体力が低下します。室内と屋外の温度差が激しいことからも、自律神経も乱れてしまい、体温の調整も困難に陥りやすいです。身体の熱の4割は筋肉が合成し、特に筋肉量が少ない女性は冷え性になりやすいとします。

冷え性からの身体の不調は広い分野に渡ります。血流が低下することで頭痛や便秘、肩こり、生理痛がさらに悪化します。代謝の低下で、むくみや胸焼けも起こり、自律神経が乱れることは不眠や気分の変調にも結び付きます。同東京都にあるイシハラクリニックでは6月になると、冷え性が原因での体調不良を訴える患者さんが、特に30~50代の女性が増加します。

ですが、熱中症の対策では、昼間や夜間の冷房は欠かせしてはいけません。

対策

3つの対策

❶室温は26度を目安に冷やし過ぎず、冷房の風に直に当たらないことを推奨します。

❷冷房の効いた室内にいる時には長袖のカーディガンを着て、使い捨てのカイロを腰周りやお腹、肩甲骨の間に貼ることも効果的な手段といえます。冷え性に詳しい、東京都にあるイシハラクリニック副院長の女性も冷え性の対策で夏の季節でも腹巻きを身に着けています。

お風呂はシャワーではなく、40度前後のぬるめのお湯に10分ほど浸かると血行が良くなるそうです。

❸食事も大事な冷え性対策です。アイスやそうめんなど冷たい食べ物はできる限り食べ過ぎない様にして、飲み物は常温を意識して下さい。

寝てる間に低下した体温を上げるため、朝食は必ず食べることが大事です。身体を温める効果を持つニンニクやショウガなどの薬味、代謝促進をするヨーグルトや納豆などの発酵食品も積極的に食べることも推奨します。

参考:「夏でも体が冷えていると感じる」女性は男性の3倍に 1000人調査 大人んサー(2022年)

東京都にあるイシハラクリニックを通院する女性の中には、体温が34度台ととても低いことで、免疫力が落ちて、基礎体温が高い人よりも風邪を引いてしまい、夜に眠れない日々が続くことで気分までも落ちるという深刻な事例もあるといいます。生活改善を行うことで冷え性が落ち着き、症状も快方に向かっていったといいます。

私は冷え性ではないけれど、

私は基礎疾患があるので、血液の中にHbA1Cなどを溜めない様に水分をある程度は飲むことを主治医に言われていて。また、暑さに弱いので、よく冷たい飲み物を飲みます。因みに冬場でも冷たい飲み物が、私の主流です。

私の母は昔冷え性で足が凍えるほど冷たかったそうですが、今は高血圧の薬のせい?で、足が熱すぎて、掛け布団やタオルケットから足だけ出して寝ないと、寝れない程手足がかなり熱いそうです。

今回夏の冷え性ということで冷え性に関して書いて来ましたが、こんなにも冷え性で悩んでいる方が多いことを初めて知りました。私は当事者ではありませんが、冷え性は一般的にも知られている症状です。

この記事ではアンケート結果や対策に関してもお伝えして来ました。冷え性で悩んでいる方に、この記事が届けばいいなと思い、この記事を綴らせて頂きました。

noteでも書いています。よければ読んでください。

→HOME

夏 冷え性 女性

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。