『ヘルプマーク付きwemo』を広く浸透させたい、発達障害当事者の想い。 

ヘルプマーク付きwemo

この記事は約 6 分で読むことができます。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

【ヘルプマーク】は、精神障害、発達障害、高次脳機能障害、内部障害、聴覚障害、難病などの目に見えない障害を抱える人たちの多くが使っています。

《wemo》は、腕にもバッグにも簡単に着けることができて、ボールペンで一度書いた後でも、何度も消して繰り返し書くことが出来ます。

整理整頓ができない発達障害を抱える人、声が出ない聴覚障害を抱える人やALS等の難病を抱える人など、様々な障害を抱える人たちのお役立ちアイテムとなっています。

そんな障害を抱える人にとっての強い味方である【ヘルプマーク】と《wemo》ですが、発達障害を抱える女性が発起人となり、『ヘルプマーク付きwemo』のクラウドファンディングを2023年4月30日まで行っています。

今回は、『ヘルプマーク付きwemo』が生まれた経緯と、プロジェクトの発起人の想いについてお伝えします。

『ヘルプマーク付きwemo』発案した発起人の想い

この度、《wemo》の製造元の(株)コスモテック様と連携し、『ヘルプマーク付きwemo』の開発に辿り着きました。

『ヘルプマーク付きwemo』を障害を抱える人の多くやその支援する人、障害を抱える人を雇用する企業様へ幅広く浸透させたいと、今回『ヘルプマーク付きwemo』のプロジェクトを発案しました。

『ヘルプマーク付きwemo』は、メモ機能付きで腕やバッグなどに着けることのできるリストバンドとなり、ボールペンで記入し、消しゴムで繰り返し消すことが可能です。そして、アルコール消毒液でもキレイに拭き取り、書いた文字を簡単に消すことも出来る優れものです。

腕に着けていることで、メモとしての役割はもちろんのこと、障害を抱える人が外出先で筆談する時にも使用することが可能です。

『ヘルプマーク付きwemo』は付け外しが簡単で、ランドセルやスクールバッグなどにも簡単に着けることが可能です。 

発達障害を抱える発起人自身が、身に着けるメモ帳である《wemo》が、仕事での大きな支えとなり、 この体験を通し、同じ発達障害を抱える人に《wemo》を紹介すると、「このアイテムを多くの当事者に認知して欲しい」という意見が多く寄せられました。

 筆談を必要とする障害を抱える人にも大きな支えになるのではないかー?。障害者雇用で仕事をする当事者が、周りの人に合理的配慮を求めたい時に役立てるのではないかー?と思い、今回の『ヘルプマーク付きwemo』のプロジェクトが始動しました。

《wemo》の製造元の(株)コスモテック様の賛同もあり、様々なジャンルの関係者の方の熱意、アイデアが結集させて完成したのが、今回の『ヘルプマーク付きwemo』でした。

この度開発した『ヘルプマーク付きwemo』も、腕に着けるリストバンドタイプとなっています。災害が発生して大勢の人が避難所などに集まっている時、障害を抱える人や介助の必要となる妊婦や高齢者の方などが『ヘルプマーク付きwemo』を着けて頂くと、一目で支援が必要な人だと識別可能です。

メモ機能も兼ね備えており、話せない人も『ヘルプマーク付きwemo』に書いて筆談が可能です。

知的障害や認知症を抱える人などは、日付と自分の名前やご家族の連絡先を『ヘルプマーク付きwemo』に書いておくと、ご家族やヘルパーさんが近くにいなくても迷子になってもすぐに支援が行き届きます。

『ヘルプマーク付きwemo』の赤色のマークは【ヘルプマーク】で、とても目立つので、遠くからでも理解しやすいです。 

【ヘルプマーク】の普及で、障害を抱える当事者以外の人にも、この『ヘルプマーク付きwemo』を介して、【ヘルプマーク】を広く認知して頂くための手段にしたいと思います。

 整理整頓ができない「発達障害者」や、「難病の方」、話せない「聴覚障害者」などが、《wemo》を使用することで暮らしやすい世の中に転換してくことが『ヘルプマーク付きwemo』のプロジェクトの大いなる展望です。

障害を抱えるご本人以外にも、ご家族や周りの人にも、『ヘルプマーク付きwemo』はコミュニケーションの1つのツールにもなる、凄く有益な方法です。

今回の『ヘルプマーク付きwemo』のプロジェクトをきっかけに、発達障害を抱える人を始め、視覚に障害を抱える人が暮らしやすくなるアイテムの開発や啓発活動に力を注ぎたいと思っています。

【ヘルプマーク】を見かけた人が、自然にサポートしてくれる世界へと、この『ヘルプマーク付きwemo』のプロジェクトを介して変換していけることを強く願っています。

画像・動画引用・参考:ヘルプマーク付きwemo(メモ付きリストバンド)を普及させたい! READY FOR

私もよくメモを取ります。

昔からメモを取っています。記憶に残っているものもあれば、記憶だけではなく、カタチとして留めていたいことはメモをします。

ライターになってから、スマホに記事の内容をメモし、書き終わった内容には✕を書いていきました。しかし、書く記事が増えていくと、✕もその分増えるわけで、ゴチャゴチャになっていきました。

そこでメモの整理と、書いた記事を整理するために、ノートに記事で書きたい内容を書き出し、書いたらスマホのメモの時の様に✕と書き、洗い出していきました。

ノートに書き出すと、書きたいと思っている内容を見つけるだけなので、それに目を通し、「明日はこの記事を書こう!」と気持ちの切り替えもスムーズにできる様になりました。

発達障害は整理整頓が苦手ですし、目に見える障害でもないので、《wemo》と【ヘルプマーク】の付いている、『ヘルプマーク付きwemo』は、画期的だと思いました。

こういう便利なアイテムは普及すべきですし、このプロジェクトが成功します様にー。

関連記事

noteでも書いています。よければ読んでください。

→HOME

ヘルプマーク付きwemo

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。