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はじめに
皆さんは、❝メモ❞は、紙に書く派ですか?スマホなどに記録する派ですか?
中には、手にメモを書くという方もいるかもしれません。
そんな❝メモ❞を、手首に直接かけるコスモテックのメモ「wemo」が反響を読んでいます。
なぜ手首に?
小学生の頃、私は忘れ物が多く、あまりにも忘れ物がひどいので、担任の先生に手の甲に、次の日必要な物を書かされていました。
今回の商品、「wemo」を見たときに、忘れっぽい人が発案したのかな。と思っていましたが、発案のきっかけは、手にメモをとることが多い、看護師さんだったそうです。
たしかに、看護師さんが、患者さんの記録を手にメモしているのを見たことがあります。
その現場を見た人が着目し、発案したそうです。
腕に巻き付けて身につけることができるメモなので「ウェアラブルメモ」、これを略して「wemo」という商品名がつきました。
画像引用:wemo
【公式ホームページ】
「wemo」の使い方
使い方は簡単です。
長い細長い板状の「wemo バンドタイプ」を、利き手じゃない方の手首に軽くポンと叩くように当てると、くるり! と自動で巻き付きます。これだけで装着は完了します。
シリコン製の表面全体が、メモ面となっており、油性ボールペンで何でも書き込むことができます。
手首にメモすることによって、手の甲にメモするのとほぼ同等の効果が得られます。
外す時も、端をつまんで持ち上げれば、自動的に手首から外れます。装着が楽なのも利点ですね。
もともとは介護や医療などの現場向けに作られたというこの商品は、特有のシリコン素材を使用しており、油性ボールペンで書いても消しゴムで消すこともできますし、指でも消えるので何度も使用することができます。
水に濡れても書いたメモは消えないため、水を使う仕事でも使えるのが特徴です。
動画引用:wemo バンドタイプ
発達障害の方に反響
看護の現場でヒントを得て作られたこの「wemo」ですが、ツイッターなどで発達障害のお子様を持つ親御さんから反響をもらっています。
実際に寄せられたのは、ADHDの特性があるお子さんが、迷子にならずに帰宅できるようにと、自宅までの道順や、一日の予定をあらかじめ「wemo」に書いて持たせる。という使い方をしているそうです。
メモしたこと自体を忘れてしまいがちな、高次脳機能障害や、発達障害や認知症などをはじめとして、日々の生活で困りごとを抱えている方たちが、「wemo」を見つけ出したのだと思います。
実際の声・発達障がい当事者
発達障害当事者の私にとって、手帳にメモするにも、まず手帳を取り出し最新のページを開くという手間が面倒です。
スマホのメモ機能にしても同様で、スマホを開くパスワードを入力したりメモアプリを開くのが煩わしく、急いでいるときには思わぬストレスになってしまいます。
タイミングによってはメモする機会を逃してしまったりしています。
それに比べ、「wemo バンドタイプ」は手間いらずです。
さらに、自分の生活スタイルにあわせて、使い方を工夫することができます。
例えば、普段職場で下げている名札に100均のリール付きペンをつけて併用することで、すぐにメモすることができます。
参考:忘れない、なくさない!「身に着けるメモ」発達障害当事者からも大きな反響 | ハフポスト LIFE
最後に
「wemo」は手首に巻けるハンドタイプ、ノートPC等に貼って使用するシリコン素材のメモタイプ、スマートフォンやタブレット端末のケース自体がメモにできるタイプ、カードホルダー裏面に書き消し出来るメモタイプ、など多種多様な「wemo」が発売されています。
手首に巻くタイプでは、発達障害の方の助けとなるような利用法ができますし、普段使いには通常のメモタイプでも便利でいいかもしれないですね。
このように、本来の目的やターゲットとは違うけれど意外なところで、障がい者の方や困っている人たちの助けになるような商品が、これからもできればいいなと思います。
参考サイト
忘れない、なくさない!「身に着けるメモ」発達障害当事者からも大きな反響 | ハフポスト LIFE (huffingtonpost.jp)
“手にメモ”派はコレ。身に着けるメモ&ペン「wemo」【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー[日本版]
【菅 未里の文具な毎日】忘れっぽい人におすすめ!手首に書けるコスモテックのメモ「wemo」|@DIME アットダイム
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