保護犬 ハカセ。〜フリスビーで命繋いだ、「保護犬の希望の星」〜 

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

佐賀県有田町のNPOに、殺処分の恐れがありましたが、その後フリスビーで才能を開花させ、優勝も何度もしている、「保護犬の希望の星」と言われている、#ハカセ という保護犬がいます。#ハカセ はどんな環境から、「保護犬の希望の星」となったのか?

今回は#ハカセ の話と、広島県尾道市にある大山神社の保護犬への寄付の話について、ご紹介させて頂きます。

書籍『保護犬の星 フリスビー犬ハカセ』

株式会社ハート出版(本社:東京都豊島区池袋)は、殺処分から救われた保護犬がフリスビードッグ大会で活躍し、メディア等で話題になったというエピソードを通して、犬と人の絆、いのちの尊さ、努力することの大切さを描いた書籍『保護犬の星 フリスビー犬ハカセ』を発売しました。

また著者の西松宏さんは写真家でもあり、本文中の写真のほとんどが自身の撮影によるもの。オールカラーで躍動感のあるハカセの姿もぜひ読者の皆さんには楽しんでいただきたい。

JFA日本フリスビードッグ協会公認、協力。本書の印税の一部は、「特定非営利活動法人アニマルライブ」に寄付され、保護犬猫活動のために役立てられる。

【書籍情報】

書名:保護犬の星 フリスビー犬ハカセ

著者:西松 宏

仕様:A5判並製・136ページ

ISBN:978-4802401210

発売:2022.3.16

本体:1400円(税別)

発行:ハート出版

商品URL:https://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0121-0.html

画像・引用:「九死に一生を得た犬」の快進撃!書籍『保護犬の星 フリスビー犬ハカセ』が発売! PR TIMES(2022年)

こちらの通販でも書籍をご購入出来ます。よければご参考にされてください。

ハカセがフリスビー大会で優勝する様になるまでの道のり。

佐賀県有田町のシェルターで生活する茶色と白のミックスの中型犬・ハカセは推定14~15歳。2014年5月末、当時推定6歳。「賢そうな顔」という理由で「ハカセ」と名付けられました。人間であれば40歳ぐらいのハカセに引き取り手は見つからず、佐賀県外で殺処分されるところを、佐賀県有田町のNPO「特定非営利活動法人アニマルライブ」が引き受け、命をつなぎました。

同NPO「特定非営利活動法人アニマルライブ」の代表の女性は2010年から地元・佐賀を中心に犬猫の保護活動をスタートさせ、2013年9月から特定非営利法人として組織化しました。代表の女性は、これまで数多くの犬猫たちと飼い主との縁をつないできましたが、成犬だったハカセはなかなか飼い主に巡り合えませんでした。

そんな中、同NPO「特定非営利活動法人アニマルライブ」のメンバーであるパートナーの男性と訓練施設を訪れたハカセは、フリスビードッグとしての才能を開花させます。フリスビードッグ競技とは、飼い主がフリスビーと呼ばれる円盤を投げ、犬がそれをキャッチして得点を競います。木の枝での遊びに興味を示したことをきっかけに、日本フリスビードッグ協会九州地区の大会に出場。競技に向くとされる犬種の若い犬ぞろいの中で複数回優勝を果たし、一躍注目を集めました。

猛特訓を経た同NPO「特定非営利活動法人アニマルライブ」のメンバーのであるパートナーの男性とハカセコンビは、フリスビードッグ大会に彗星のように現れ、2016年9月、ハカセは熊本県で開かれた大会に初出場し、最も易しいクラスながらいきなり優勝。その後も優勝や2位に輝き、その活躍が新聞やテレビなどで「保護犬の希望の星」として取り上げられるようになりました。

ハカセはフリスビードッグとしての成績は年齢的な面もあって壁に当たっている状態ですが、まだまだ現役バリバリで大会に出場し続け、元気な姿を見せてくれています。そんなハカセと、同NPO「特定非営利活動法人アニマルライブ」代表の女性や同NPO「特定非営利活動法人アニマルライブ」のメンバーであるパートナーの男性をはじめとする人々との物語は、犬と人の絆、いのちの尊さ、努力することの大切さを教えてくれます。

参考:保護犬「ハカセ」の活躍、本に フリスビーで一躍注目 佐賀・有田町 佐賀新聞(2022年)

同NPO「特定非営利活動法人アニマルライブ」代表の女性は「本をきっかけに、さらに保護犬に目を向けてもらう人が増えれば」と期待します。

ハカセのいる、「特定非営利活動法人アニマルライブ」とは?

動物の殺処分削減に取り組んでおります。また、保護された動物たちの新しい受け入れ先の確保や里親様への譲渡活動を行っております。ボランティアで活動しておりますので、自己資金および皆様からの暖かい善意の募金で活動させて頂いております。

画像・引用:特定非営利活動法人アニマルライブ

劣悪な多頭飼育崩壊の環境にいる犬を救ったり、佐賀県に動物の24時間運営の救急病院開設を目指して、クラウドファンディングなどの取り組みをされていました。その他の活動に関しては、アニマルライブ公式サイトをご覧下さい。

ここからは殺処分の犬や猫を少しでも減らそうと、お守りで寄付をする神社の取り組みについて、お伝えしたいと思います。

尾道・大山神社のお守り

広島県尾道市因島土生町にある大山神社では、犬や猫の顔をデザインしたお守りが人気を博しています。購入するとお守りの初穂料の一部を動物愛護団体に寄付出来るシステムで、同大山神社は「参拝者らが猫や犬の命の大切さを想うきっかけになれば」と話しています。

島を海に囲まれた広島県因島の港町では、古来から猫を漁の吉凶が分かる清らかな動物と認識する猫神信仰があります。穀物を食べるネズミも捕まえることなどでも先祖代々大事にされてきました。一方でここ数年は捨て猫も増えており、保護された猫を飼育していた同大山神社の職員が猫がデザインされたお守りの製造をひらめきました。

2021年秋三毛、黒色など犬と猫、それぞれ3種類のお守りが完成しました。健康長寿などの御利益を示した神符は、犬か猫かどちらか自分で好きな絵柄を選択してお守りの中に神符を入れられます。キャラクター色を強くしないべく、犬や猫の瞳を入れない様に控えめにお守りをあしらいました。

参考:命考えるお守り 読売新聞(2022年)

お守りは1つ1000円で授与し、1割程度が犬猫の殺処分抑止に取り組む団体などに寄付されます。

ハカセの記事を書かずにおれなかった。

私の家で以前飼っていた愛犬も保護犬で、殺処分の恐れがありました。両親が引きこもりの私を観て、「このままじゃいけない」と思い、アニマルセラピーを信じて、譲渡会にまず母が行きました。

母が譲渡会へ下見に行くと、ムクッと顔を上げ、母を見つめる犬がいました。それが愛犬で、母は「可愛いぁ〜♪あの子にしよう」と思って、家族皆で譲渡会に参加し、愛犬がうちに来ました。

愛犬は雑種で、本当に顔が凄く変わって、始めは丸かった顔が、1歳辺りシェパードみたいに細長くなり、最終的にコリーみたいな感じで落ち着きました。家に初めて入る時、私が譲渡会の時から抱っこして、家の中へ入りました。そんな1番最初の思い出があります。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。