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はじめに
もうすぐ、新年度が始まります。初めて電車やバスなどの交通機関で通学、通勤する方も多いでしょう。私の経験からいうとそのような女性の方々は痴漢に狙われやすいです。
そこで痴漢対策について調べてみました。
<女性必見!電車での痴漢対策>
・露出の多い服装を避ける
・乗車する時間、車両を変えるなど、行動パターンに変化をつける
・ドア付近、車両の連結部、改札口が近い車両など、被害が多発する場所を避ける
・女性専用車両があれば利用する
・バッグの表側に防犯ブザーをつけるなどして警戒していることをアピールする
(1)痴漢が疑われるときは、バッグなどで軽く押し返して「当たっていますよ」とアピールする
(2)それでもやめないときは痴漢と確定して、次の防犯行動を起こす
・周囲に助けを求め、鉄道会社・警察に通報する
・防犯ブザーや防犯アプリの警戒音を鳴らす
引用:あんしんコラム
以上です。皆さん参考になりましたか?
って、私は納得できません!!
露出の多い服は避ける。
ふーん、
例えば、意中の彼をオトそうとちょっとドキッっとするデート服を着て、電車で待ち合わせの場所に行く。途中、痴漢に遭ったら、そんな男を誘う服なんか着ているから被害に遭うんだと女性側の落ち度になるんでしょうね。
いわゆる女性の色気ってものはコントロール可能なものと思われてますよ。
意中の彼だけに色気を発動するなんて器用なこと、女性の皆さんはできますか?
防犯ブザーねぇ
不特定多数の中のどこの誰かわからない人間の攻撃に対抗するのに防犯ブザーですか。
ふーん。
非力な女性一人で立ち向かわないといけないのですよ。
男性だって、どこの誰かわからない人間にいきなり殴られたらすぐに助けを呼ぶことできますか?
怖くて萎縮するでしょうが、それと同じですよ。
防犯ブザーを鳴らしても必ず助けてくれる確証はありません。その賭けはものすごく怖いですよね。
傍観者効果って知ってます?
【傍観者効果】困っている人を助けられないのはなぜ?
まあ、わかりました。
十分に警戒しましょう。警戒している女性は狙われにくくなるのは確かです。防犯は重要です。できる限りの防衛策を講じましょう。隙を与えないような立ち振る舞いをしましょう。
被害届
しかし、それでも被害に遭ってしまったら、その後、どうなるか知ってますか?
防犯ブザー等で助けを呼び、犯人を逮捕してもらう。
そして、被害届を出すことになるのですが、起訴するためには加害者に被害に遭った自分の氏名を教えなくてはならない可能性があります。
それを聞いて、多くの被害者が被害届を取り消しているらしいですよ。そりゃー泣き寝入りしますよね。
警察や検察は、性犯罪などの場合は被害者を匿名にしてきたが、裁判官によっては冤罪(えんざい)防止の観点から氏名を含めてできる限り事実を書くよう要請するケースもある。
コントロール
女性側の色気をコントロールすることを要求するのなら、男性側の性欲はコントロールすることを要求しないのでしょうか?そちらからのアプローチはしないのでしょうか。
食欲、睡眠欲、性欲と三大欲求がありますがどれもコントロールできていれば問題ないはずですよね。
性欲がコントロールできないなら治療が必要だと思います。
有名人の不倫報道でコントロールできない性欲をよってたかって非難するご時世です。痴漢もよってたかって非難されても仕方ないと思います。それこそ犯罪ですし、マスク警察なるものがあるように痴漢警察ってものがいてもいいような気がしますけど。
ただし、冤罪の問題があります。
痴漢冤罪の罪を被され、人生を破壊されるくらいのダメージを食らってしまう男性たちがいるのも事実です。
どんはれの提案
抑止の方向へ、痴漢ハザードマップを作る。
・痴漢か、そうでないかわからないけど、怪しい人がいたことを匿名で報告できるようにする。
・時間、場所、わかる範囲の手口を集めて統計をとる。
痴漢予報
そして、
天気予報のように痴漢予報なるものをアナウンスしたら良いと思います。
個人が特定できない範囲で手口を公開して、どのような時間帯にどのような場所で何件のそのような疑いを含めた事案が起きているかをアナウンスする。女性は身を守るために参考にし、男性もどんな行動がアウトなのか学習してもらいましょう。
手口をバラされたら痴漢する方もやりにくくなって抑止力になると思います。
さらに痴漢願望がある人間を思い止まらせることにつながると思います。
椅子は詰めて座りましょうとか、リュックは前に抱えましょうとか、口うるさい過干渉な母親のようなアナウンスとともに痴漢予報も伝えてもらいましょう。
例えば、
「今日は大学入学共通試験当日です。試験会場に急ぐ必要のある受験生は痴漢に狙われやすいことが予想されます。皆さん、気を引き締めて通勤、通学しましょう」
以上のようにです。
犯人を検挙するのも大事ですが、性犯罪を事前に抑止してくれた方が女性とってはそちらの方がいいにきまってますよね。
心に癒し難い深刻な傷を負ってしまう性犯罪は交通事故と同等であると考えます。
交通事故は未然に防ごうとするのに性犯罪はなぜ未然に防ごうとしないのでしょうか?
そしてもし、被害に遭ってしまった場合
遭ってしまったことは大変不幸な出来事でありますが、もうなかったことにできません。できないのなら、それを警察に報告して、情報化し、社会に還元してどう防犯していくかをなんで考えないのかなと思います。それこそ、泣き寝入りさせないことにつながりますし、なかったことにならないとと思います。
自分の被害を次世代のために役立てることができると思います。
終わりに
男性の大半の方々は痴漢なんてしないきちんと自分の欲望をコントロールできている紳士だと思いますが、私の提案をどう思いますか?
そして、常に隙のない行動を求められる女性の皆さんどう思いますか?
以上、空気読めないどんはれの提案でした。
参考サイト
産経新聞 被害者名伏せ被告に起訴状 法制審諮問、不服申し立て制度も
noteでも書いています。よかったら、読んでみてください。
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