女性の美しさについて

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女性の美しさとはなんだろう。
最近、そんな事をよく考えます。

私は、「美」というものに、すごく敏感で執着心が強いと思っています。
女性は、美しくないといけない。
そんな事をずっと考えていました。

雑誌やインスタを、必死で追いかけて、「まだ足りない」「まだ足りない」と頑張っていました。

少ない貯金から、たくさんのコスメを買い、服を買い、頑張っていました。
なんだか間違っている気はしたけれど、止められませんでした。

自分の劣等感を埋める為でもあったし、たくさんの情報に溺れてしまい、「美しくない自分は価値がない」なんて思っていました。

昔、こんな記事を書いたくらい、私は、「美醜」についてこだわっていました。

身体醜形障害〜自分の顔が嫌いだった私〜

とにかく、毎日が、楽しくもあったけれど、苦しかったです。

でも、最近、こんな事を考えるようになってきました。
それは、「本当の美しさってなんだろう」
という事です。

コロナで、あまり外に出る事ができなくなった今。
前ほど、おしゃれをする意味もなくなってきました。
それと同時に、「目に見えない美しさ」を大切に思っている自分にも気付きました。
外に出なくても、家の中に小さな幸せはたくさんある。
コロナ前は気づかなかったような、小さな静かなささやかな、幸せ。
そんなものに気づいた2020年でした。
物質ではなく、目に見えないもの。
本当に大事なものってそういうものなのかなあ、と。
そんな事を、綺麗事かもしれませんが、本当に考えるようになったのです。

昔は、焦るように、読んでいたファッション雑誌や、インスタグラム。
自分は「流行に乗れていない。」「流行に乗らなければ。」
誰かに追い立てられているように、必死に読んでいました。
それはそれで、楽しかったのですが、辛かったです。
私は、「目に見える美しさ」ばかりを追いかけていました。

でも、コロナが全世界に蔓延した今。
命の重みも知ったし、目に見えない美しさも知りました。

もちろん、雑誌に載っているような美しさも大事です。

でも、本当に大切なものは、やっぱり「心の美しさ」ではないかなあ、と、やっと気付きました。

私たちから、たくさんのものを奪ったコロナ。
でも、何か大切なものを教えてくれた気もします。

これからは、「心の美しい」女性になりたいです。
そんな事に、生きているうちに気づけて、良かったなと思いました。

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