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うつ病viviの治験日記~眠たくて眠たくて~
7月14日
今日は、バテた。眠くて眠くて、仕事に行く準備はしたものの、どうも調子が上がらない。ギリギリ、うちを出ないといけない時間が来て、やっと、仕事を休むことに決めた。
そのあとは、しばし、地獄。床をのたうち回った。
一昨日の12日、仕事から、帰ってきたら、多大なストレスとショックを受けた。内容までは書けないが、どうしようもないことで、私に、その問題を解決してほしそうな状況だった。でも、それをするには、相当な精神的エネルギーを消費しなければならず、ストレスも甚大で、とてもじゃないが、今の私には抱えきれない問題で、精神安定剤なしでは、出来ないとあきらめた。
気がついたら、強く奥歯を噛みしめていた。それは、今にも、歯を噛み砕きそうな勢いで、肩こりと頭痛を伴った。お風呂に入っても、治まらず、お風呂上がりに大判のロキソニンテープ(湿布)を張ったら、カーッとして、スーッとした。そのあとは、今日まで飲めるリボトリール錠と睡眠薬を飲んで寝た。
明日から、いよいよ、3種類断薬だ。
イライラして何度も起きた。携帯に感情をぶつけた。これが、「断薬前日前夜」を書いた一昨日の出来事。
そして、13日がきた。
9時の予約。始めに、治験担当者との面談。今後の細かい日程が決まった。次回は、10日後の7月23日。その次は、8月6日。この日から、抗うつ薬を飲む。治験薬を飲むのは、9月18日から始まり、この日を含めて週に2回、計8回服用する。最終日は、10月15日。
ちなみに、治験開始日は、同意書を交わした今日13日で、今日から、負担軽減費(治験協力費)が発生する。支払い方法は、振り込みで翌15日払い。金額は、10,000円で、その他、治験薬を服用した日は、帰りのタクシー代が請求できる。
面談の後は、診察。予定通り、3種類の薬がなくなった。
しかし、それも、15時過ぎの治験担当者からの電話が入るまでだった。なんか、手違いがあって、今日、減る薬は1種類、リボトリール錠だけで、エビリファイとリスパダールは、7月23日まで、飲めると言うではないか。その事を知らされたのは、すっかり、うつになり、落ち込んでウチに帰り着いた後。電話で内容を聞いて、疲れていたけれど、わらにもすがるつもりで、病院に、とんぼ返りした。
地獄の日々が10日延びた
薬を手にするまで約7時間。病院終わってから、ずっと、お母さんと一緒にいて、午前は用事を済ませ、ランチをとり、午後は、デパートの夏のクリアランスセールを見て回ってた。洋服大好きセール大好きの私も、原動力の薬なしでは、全く、気分が沈んだままで、興味をそそらなかった。
二度目の帰宅後、すぐに、エビリファイとリスパダールを1本ずつ飲んだ。やっぱり、これがなきゃと思った。
そして、夜。お風呂上がりに残りの1本リスパダールと睡眠薬を飲んだ。
リボトリール錠のない夜が始まった。
夜は、なんとか寝れた。今、思うと、あれは疲れて寝てたのかも知れないと思った。
リボトリール錠を飲まなかった睡眠の目覚めは、悪かった。眠たくて眠たくて、朝から、気分が憂うつで、リボトリール錠を求めた。
リボトリール錠
脳のベンゾジアゼピン受容体に作用し、脳の興奮している状態を鎮め、てんかん発作(けいれん、意識消失など)を抑えます。通常、小型(運動)発作、精神運動発作、自律神経発作の治療に用いられます。
仕事を休むと電話した後、しばらく、床をのたうち回った。10時頃だっただろうか。お昼まで我慢しようと思っていたエビリファイを飲んだ。飲んだら、気分が、だんだん、落ち着いてきて寝た。昼食をとって、今度は、リスパダール。それから、また、寝て、15時頃起きた。16時頃になると、薬の効果が切れて苦しくなって、のたうち回った。
リボトリール錠がないだけで、こんなに、きつくなるなんて思いもしなかった。
やっと、夕食をとって、お風呂入って、残りのリスパダールと睡眠薬を飲んだ。
7月15日
2時間ぐらいで起きた。リボトリール錠を飲んでいても、何度か起きていたけれど、目覚めが違った。日中、眠りすぎたのもあるけれど、眠りの質が、いつもと違う。目覚めて、すぐに、薬を欲しがった。苦しくて苦しくてもがいた。3時間ぐらい起きてた。すると、今度は、眠たくて眠たくてたまらなくなった。薬も欲しかったけれど、眠気に身を委ねた。奇妙な夢を何度も見た。
地獄が10日、延びただけだと思ってた。だけど、違った。
地獄は、もう、始まったんだと自覚した一日だった。
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