うつ病viviの治験日記#12「裏話_弱音」

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うつ病viviの治験日記#11「胃炎治まったら、鬱々してきました」

2018年7月9日

 

うつ病viviの治験日記裏話「弱音」

 

ご存知の通り、私は、いま、うつ病の治験を受ける為に、第一段階、薬の調整をしている。

それまでは、飲みたい放題だった、各種頓服薬に完全に依存していた。それが、このために、急に、がばっと減らされて、もう、泣くしかなかった。治験を行う製薬会社を「鬼」と思った。私は、薬の飲めないストレスで、食欲不振になり、胃炎になり、食べ物がのどに通らなくなり、更に、うつになり、ノイローゼ気味。

「第一段階で、こんな調子で、どうする?」

今、まだ、飲める昼だけの頓服薬。2種類3本も、あと2日で終わり。それと、夜だけの、1種類も、あと2日で終わり。13日から、第二段階、2週間を1種類の抗不安薬、朝昼夕だけで過ごす。地獄の2週間が始まる。

今でさえ、こんなにつらいのに、大丈夫だろうか?

ガスター10の、魔法は解けた。

地獄の2週間といっても、そのあと、また、頓服薬が飲めるわけではない。別の抗うつ薬を4週間飲むのだ。それが、効けばいいけど、効かなければ、地獄はまだ続く。9月に治験薬を使う。週に2、3回でいいらしいが。私としては、8月から飲む抗うつ薬が、効くなら、時期を早めてもらいたい。それくらい、今は、なんでもいいから、薬が欲しい。

薬に頼りきって、薬を飲みすぎてオーバードーズになって9年目。薬は、麻薬と同じだ。でも、私にとっては、原動力。薬がないと気が狂いそうになる。また、飲めないと相当なエネルギーを使う。ストレスも甚大だ。薬が欲しくなると、体をよじらせ、眉間にしわをよせる。かなり、苦しい。こういう時、軽はずみなことを言われると、カチンとくる。でも、治験を受けるということは、自分で決めたこと。何を言われても前向きに受け止めるしかない。

「薬が飲みたい」「飲めなくてきつい」この苦しみは、誰にもわからない。わかるわけがない。だから、仕方ないのだ。でも、なんとか、伝えたい。伝えたいけど、伝え方がわからない。こうして、毎日のように、文章を書いていても、伝えきれていない。これは、これで、もどかしい。

今回の治験で、勘違いしてたことがる。それは、治験薬をすぐに飲めると思ってたこと。「段階的に」とは、思わなかった。この、「段階的に」が、皆さんが思う想像以上に、きついことであることを伝えたい。

何回も書くが、薬は、麻薬のようなもの。

精神安定剤中毒患者。ここに独り。苦しみを分かち合える仲間もいず、自分が選んだ道を真っ直ぐ歩いて行く。

きつい。涙がでてくる。私は、どうして、この道を選んだのだろうか?軽く考えてた。

すぐに、いろんなことから、救われると思ってた。

今、思うと無知だった。でも、後悔はしていない。こうなったら、煮るなり焼くなりして下さい。今の、きつさが、世の為、人の為になるのなら。

私は、ここまできて、思うことがある。この治験が終わったら、元に戻るかもしれないと。戻らないために、やってることだけど、結果、少しずつ、戻っていくような気がする。弱音をはくようだけど、私のことだから、そんな気がする。そう、思うと、少し、気が楽になる。それくらい、今の私には、薬が必要だということ。「戻ってはいけない」と思いつつ「戻りたい」と思う。

眠い。なぜか、眠い。きつすぎて眠い。原動力である薬を飲めないのは、きつい。昨日、あまりにきつくて休んだ。もうすぐ、昼休み。お昼の薬が飲める。きのうは、これらを飲んで、安心して爆睡した。気持ち良かった。薬を飲まないで寝るのと、飲んで寝るのとでは、ころっと違う。薬が思うように飲めなくなって、疲れやすくなった。

うつ病がひどい時を思い出す。とにかく、横になりたい。そして、眠りたい。泣きじゃくりながら、訴える。「薬をください」「少し、眠らせて下さい」

こんな弱音を今日は、吐き出してみた。

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うつ病と闘うアラフィフ。おまけに、腰部脊柱管狭窄症!踏んだり蹴ったり。のんびり穏やかに毎日を送っていきたいと思ってます。