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うつ病viviのつぶやき「不安神経症との付き合い方がわからない」
はじめに
私はうつ病であり神経症(不安神経症)でもあります。
神経症歴の方が長く、思い起こせば中学生の頃からだったかも知れません。
不安神経症
「不安神経症」とは、心因的な要因からくる「不安症」という病気の通称です。強い不安感が引き金となって、息苦しさや発汗、震えなど、日常生活に支障をきたすような身体への不調が現れます。「不安症」は不安感を起点にしたものが多く、パニック症や全般不安障害、恐怖症、強迫症、ストレス障害といった病気があります。
学生時代から発症
当時は、精神科というと偏見も多く建前を気にする両親にとってはあり得ないこと。
当然、そんな病院にはつれていってくれるわけはなく、ただ、私のことを「もっと、しっかりしなさい」と𠮟られるばかりでした。
社会に出てからも、やっぱり同じでした。そういう育てられ方をしたので、自分で病院へ行こうということもなく、また仕事も忙しかったし行く暇がありませんでした。
初めての精神科
初めて精神科のドアを叩いたのは、確か28歳の時。
両親には内緒でこっそり行きました。ドキドキ緊張しました。
両親に後ろめたい思いでいっぱいでした。
当時の診断は「適応障害」
仕事が休みの土曜日に何回か通いカウンセリングを受けていましたが、嘘をついて病院へ行くのがつらくて、治療もままならないまま途中で通うのをやめました。
自分との闘い
あとは自分との闘いでした。
とにかく何か不安が生じたら、すぐに対処する。
放置しない。でもこれには限界がありました。
うつ病発症
気が付けば、うつ病発症。ここで初めて「神経症(不安神経症)」であることがわかりました。
治療は処方される薬だけ。抗不安薬のオンパレード。
飲んで飲んで飲みまくりました。
不安神経症との付き合い方
不安神経症との付き合い方と題してますが、付き合い方などいまだにわかりません。
結局のところ薬を飲むしか方法が見当たりません。
神経症の症状がでるたびに思います。「しっかりしなきゃ」と。
でも、そう思えば思うほど自分で自分を追い詰めていきます。
もうこれはこんな性格なのかもしれない。
これは病
それで気が晴れるのならそう思うしかありません。しかし、やっぱり、これは病なんだと思います。
私の不安は、意味がある時とない時とあります。
お腹の底から、うわぁ~と湧き上がってくる不安。とても息苦しく身体はきつく、頭の中は、ぐちゃぐちゃになってパニックになってしまいます。頭を抱えてうちにいる時は床を転げまわる。
外にいるときは、じっと頓服薬を飲んで耐えるだけ。もうこんな苦しいのは嫌です。
対処の仕方
何か他に対処のしようがあればといつも思います。
でもないのです。
しいてあげれば、気を紛らわすこと。気を紛らわすといっても、私の場合、買い物をするぐらいなものです。
ですが買い物をするにも限度があります。
そう、しょっちゅう、行けるものではありません。
テレビはみれないし音楽も聞けない。
薬を飲んで薬が効くまで安静にしているしかないのです。薬もだんだん効かなくなってきました。
おわりに
私はそれでもこの病と付き合っていかなければなりません。
うつ病は、いつか治るでしょう。
でも、私の神経症は治らないと思います。
これからも、私はこの病との付き合い方を模索しながら生きて行くのだと思われます。
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