AKARI Cross Talk-20代女性のPMSと発達障がいと働きづらさについて-

女性二人が可愛い洋服を着ているイラストと中心に海音×piasu AKARI Cross Talkと書かれている

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いつもAKARI記事を読んでいただいている皆さん、ありがとうございます。

編集長の島川です。

この度、発達障がいなど、同じ悩みや困りごとを抱えるメンバーさんで集まり、共通の話題について話をする、【AKARI Cross Talk】を企画しました。

【Cross Talk】は、「座談会」「対談企画」という意味があり、お互いの個性や経験が掛け合わさり、新たな魅力を発信したいという想いを込めました。

今回は海音さんと、The piasuさんの20代の女性のライターさん2人をお招きし、以下の内容について、お話しできればと思います。ぜひ最後まで読んでいただければと思います!

・発達障がいを抱えて働く上でどんな困り事があるか

・A型事業所で働く20代女性のキャリア上の悩み

・女性のホルモンバランスとどう付き合って働くか

ではお楽しみください。

発達障がいと働きづらさについて

島川:お二人は、働く上での困り事はありますか?

The piasu : 私は、人の気持ちを考えすぎてしまうことが多いです。

また、メモの取り方が難しかったです。

昔バイトをしていた時があったのですが、その時はずっと怒られっぱなしでした。

今考えると、「メモの取り方が下手だったんだ」と気づきました。

なかなか分からないことを「分からない」ってその場で聞けなくて、言われたことをそのままメモに書いて、怒られる。そういった困り事が過去ありました。

今は、TANOSHIKAで学んだ対策を実践しています。

内容は、その場で分かるまで相手に聞いて確認し、その上でメモを書くということです。

単純なことなのですが、もしかしたらこのメモの取り方のコツさえわかっていれば、バイトの時もだいぶミスせずにいられたのかなって思うぐらい、今は働きやすくなりました。

海音: 私は、忘れっぽくなったり、スケジュール管理が難しいこと、あとマルチタスクが苦手なことです。

対策としては、メモを取ることと、やることリストを作っています。

やることリストでやったことを消していくことで、ちゃんと自分が出来たかどうかの不安が無くなりました。

リングノートにnoteを書く、そうじ、AKARIを書く、データ入力をするというリストが書いてある

実際の海音さんのメモ


島川 : piasuさんもやることリストなどを作ったりしますか?

The piasu : そうですね。やることリストを作ることもあります。

最近は、事業所で任される仕事が増えてきたこともあり、Google カレンダーを使っていて、それをやることリスト代わりにしています。

Googleカレンダーのおかげで、日程が被ることや、ミスもだいぶなくなり、すごく助かってます。

発達障がいのこだわりについて

海音 : 私は、こだわりが強くて、完璧主義なところが自分の中で困っています。

「100%で完璧にやらなきゃいけない」と感じて、中途半端に終われないんです。

掃除とかもやりきらないといけないと感じてしまって、「ここからここまで」と決めたら、途中で終わればいいのに、終わりきれなくて、泣きながら掃除することもあります。

「しんどい」と自分でも分かっているけど、やめられないんです。

また、気持ちの切り替えに時間が掛かります。

そのせいで悩みを引きずって仕事に集中できなくなる、ということが私の悩みです。

気持ちの切り替えのコツ

島川 : 気持ちの切り替えの面でpiasuさんが工夫されてることはありますか?

The piasu: そうですね、主治医からアドバイスされた「肩を回す」とか、「冷たい物を触る」という工夫はしています。

また、これは『セルフケアの道具箱』という、公認心理師の方が執筆された本に書いてあった方法ですが、痛くない範囲でつまんでみる。

(※これは自傷行為などがある方にはあまりおすすめされない方法です。自分を傷つけない範囲でお願いします)

この本は、私の心理の先生が勧めてくださったのですが、この本には気持ちを切り替える方法が沢山書かれていて、すごくおすすめなんです。

例えば、ちょっと汚いですが、『うんこのワーク』という方法があります。

トイレを想像して、例えば、嫌だなって引きずってることを、その想像上のトイレの中に入れて、「じゃーっ」と流すという方法です。流すと楽になると書いてありました。

確かに、それをやると少し変わるなと感じました。

参照元:伊藤絵美 著 イラスト:細川貂々 セルフケアの道具箱――ストレスと上手につきあう100のワーク 晶文社 2020

島川 : 面白いやり方ですね!

コミュニケーションについて

島川 : コミュニケーションについて何か困っていることはありますか?

海音 : 私は、マルチタスクが苦手なのと似ているのですが、たくさんのことを話されると情報過多になって、頭の中の整理ができなくなり、分からなくなります。

The piasu : わたしも同じ悩みがありますが、分かるまで聞くことで対策しています。

例えば、「指示の内容は、こういうことで合ってますか?」というように、自分なりに考えた上で話の流れや認識が合っているか、確認するようにしています。

確認することで、認識違いなどが少なくなってきています。

また、私は精神科に通っているのですが、「発達障がい」や「働きづらさ」に関して、今は「そこまで感じることがなくなったな」と感じています。

それはなぜかを考えたら、病院の先生に勧められた 「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」 をしていたからかなと気づきました。

内容としては、みんなでグループワークなどをしながら、発達障がいの特性による働きづらさに対処する方法や、働きやすくなったり生きやすくなるための方法、スキルを学ぶものです。

それに、わたしは週に1回毎回出席していて、おかげでだいぶ変わりました。

例えば、今までは支援員さんに話しかける時に、「今日これで困っていて」など、いきなり要件を話していたんです。

でも、それを「今大丈夫ですか?」って、最初に聞くスキルを教えてもらったりしました。

そういうことを学んだおかげで、周りの反応もだいぶ変わりました。

他にも、話題で困った時は「当たりさわりない話とか天気の話するといいよ」など、様々なことを教えてもらいました。

SSTのおかげで、だいぶ働きやすくなったし、生きやすくなったなと思うので、おすすめです。

島川 : すごくいいですね!

20代のキャリアについて

島川 : 20代女性としてA型事業所で働いていて、どんなことを感じますか?

The piasu : A型事業所は居心地がいいんです。でも、若い時はSNSでブランドバッグなどを載せている同世代の女性の画像などを見ると「うっ」となることもありました。

A型事業所は給料が出ると言えど最低賃金だし、ボーナスもないし、どうしてもブランドバッグを買ったことがなくて。

そんな投稿を見ると、自分と比べちゃったりとか、そんなことが以前はたくさんありました。

でも、最近は「自分の人生を生きようかな」と思っています。

あまりSNSや人のことに左右されないようになったっていうのはありますね。

島川 : 考え方が変わっていったきっかけはなにかありましたか?

The piasu : 20代後半になってだいぶ、同世代の女性も、目を向けるところがブランドばかりじゃなくなったかなと思っています。そういうのも大きかったかもしれないですね。

デニムのバッグに豹柄のチャームとピンクのタオルがのっている

(piasuの実際の700円で買ったバッグ)

最近は、暮らしにどんどん目を向けるようになっていって、「大切なものは外見じゃないし、身の回りのものではない」と思えるようになりました。

それでだいぶ考え方が変わって、今まではメイク道具とかたくさん揃えていたりしたんですが、「そういうのはいっか」と思えてきました。

島川 : だいぶ気持ちの変化があったんですね。海音さんはどうですか?

海音 : 私は、A型事業所という、障がい者の方がいる事業所に、偏見があったんです。

「なんで私は一般就労で働けないんだろう」

「なんで私は普通と違うんだろう」と悔しかったんです。周囲の友人とも比べていました。

でも今は、自信を持って「TANOSHIKAで良かった」と思えています。

そう思えたきっかけは、家族にも友人にも今は、「外に出て働いてるだけで立派」とたくさん言ってもらえることです。その言葉が、自信に繋がってます。

島川 : 周りの人からの評価も大きいですね。

海音 : さっきpiasuさんが、化粧品とかハイブランドの話をされていましたが、私も前職の時に、たくさんブランドの服などを買っていた時期がありました。

でも、TANOSHIKAに来てから買わなくなって、お洒落をすごく頑張ろうとしなくなりました。

きっかけは、支援員さんたちから「素のほうが可愛いよ」とか言ってもらえたことです。

そのおかげで、マスクも外せなかった私が外せるようになりました。

支援員さんやメンバーさん達のお陰で、自分に自信がついたからだと思います。

島川 : 自信を持てたことは海音さんにとっては大きな出来事でしたね!最近はマスクを外せなくなっている方も多いと聞きますので、TANOSHIKAに来てそれだけの変化があって嬉しく感じます。

A型事業所で働く中での心の成長

島川 : piasuさんはA型事業所で働きはじめてから長いですが、自分の中で変化などはありましたか?

The piasu : 私は21歳ぐらいから働いているのですが、最近メンバーサポーターの試用期間に入って、意識が変わりました。

※メンバーサポーターとは、TANOSHIKAのメンバーを技術面で支えるメンバーのことです。

この前幹部の方と一緒にデザインに関するお仕事をする機会があったのですが、結果的に、幹部の方がお仕事を巻き取ることになり、残念ながら最後まで取り組むことができませんでした。

かなり落ち込んだんですけど、振り返ってみて、「積み上げてきたものが足りなかったんだな」、

「もっと密度の濃い働き方ができていれば違ったのかな」、

「働くということはお金を生み出すことなのかな」と思いました。

また、その幹部の働く姿勢を見て、「働くにあたって覚悟が足りなかったな」というのを、思いました。「私の意識が甘かったな」というのを感じて、最近は考え方を引き締めています。

生理前の働きづらさとその対策

島川 : 働くにあたって、PMSやPMDDに対して、工夫していることがあったら教えてください。

海音 : 私は産婦人科で、PMSとPMDDのどちらも診断されています。

症状は色々あるのですが、気持ちが焦りやすくなったり、気持ちが重くなったりなどあります。

それに対しては、気持ちが焦りやすい時は作業のペースを緩めたり、自分ができる作業をするなどして工夫しています。

またどうしてもきつい時は、1人で抱え込まずに支援員さんに相談することをしております。

「絶対これをしなきゃいけない」ということになると、また私の完璧主義が出て「やりきらなきゃ」と思ったり「泣きながらでもやらなきゃ」となってしまいます。

そこで支援員さんに相談して別の作業を振ってもらうことで、「私にもできることがあるんだな」と思えて、自信に繋がっています。

The piasu : 私も、PMDDが激しくて、生理前の症状がかなり重かったんです。

 そこで主治医にピルを飲むように言われて、ピルを長期間飲んでいました。

ただ、ピルが体に合わなかったみたいで、血液の数値が大きく跳ね上がりました。

それで、ピルを飲むのをやめることになりました。

これはあくまで私の体の問題ですし、たまたまピルが体に合わなかったんだと思います。

ピルを飲んでる間はすごく体調が良かったんですが、ピルを飲まなくなって少し波が出てきました。

でも年齢を重ねて、対策を立てるようになってから、大分楽になってきて、以前よりもあまり生理前に落ち込むことも減りました。

対策の一つとして、最近は『ルナルナ』というアプリを入れています。

ルナルナでは「生理が来た」というボタンを押すと、「あと何日で生理がきます」という形でアプリに表示されます。

「生理が今回は遅れています」「生理があと3日」などの情報も分かるので、安心しています。

そのアプリには、PMS予想もあって、「今日は精神的にきつそうです」とか「今日はキラキラ期です」とか「今はもやもや期です。」と表示されます。

そういった表示が出ることによって「あ、そうか。じゃあ私は今落ち込んでるけど、生理前だからか。」というのが分かるから、安心できて、ルナルナにだいぶ助かっているんです。

また、最近はバナナと豆乳を積極的に摂るようにしています。

白い壁の前でバナナを持っている人の手

紫色のチェック模様のランチョンマットの上にキウイとバナナとヨーグルトが入ったお皿

実際の画像

豆乳は女性ホルモンと似たような働きをするそうです。

また、バナナはトリプトファンとビタミンB6という、セロトニンを作るものが入っているようです。

この2つを食べたり飲んだりすることで、すごく楽になったと感じました。

参照元:(MOON TREATS)生理前の心身の不調をサポートする黄金コンビ「豆乳×バナナ」を使用した「まろやか豆乳のバナナショコラマフィン」が新登場!

 

前半はここまで。

こんな感じで二人でわきあいあいとお話をしました。

前半は、PMS、PMDDや発達障がいについて話し合いましたが、後半はより深い話題へ…。

後半は海音さんのnoteで、よりディープな内容、アダルトチルドレン(機能不全家族・毒親)について二人で話し合っています。

1000円の有料記事ですが、その価値があるくらいとても素晴らしい内容になっていると思います。

結構、前半はThe piasuの話が多かったですが、後半では海音さんの、濃い話題が聞けます。

海音さんに興味のある方などはぜひご購入してくだされば嬉しいです。

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