この記事は約 5 分で読むことができます。
こんにちは、中村鮮魚店です。
今回は私の持っている感覚過敏の一つ聴覚過敏についてお話ししたいと思います。
ちなみに私の聴覚過敏はすごくニッチで限られたものなんです…
こちらは感覚過敏についての関連記事です👇
改めて感覚過敏ってなに?
「感覚過敏」とは、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚などの感覚が敏感であるがために、日常生活に支障をきたしている状態のことを言います。
「トマトの味がどうしても苦手」
「特定の芳香剤の匂いで頭痛になる」
「タートルネックだと首回りが苦しく感じる」など、周りの人よりも強く感じる場合、感覚過敏の可能性があります。
※あくまで、感じ方(感覚)の話になるので、アレルギーや食わず嫌いは違います。
こう聞くと
「え!自分がずっと苦手だった物も、感覚過敏だったのかも…」
と、驚かれる方もいらっしゃるはずです。
私の感覚過敏について
私は感覚過敏の中でも聴覚過敏があり、以下の3つが特に苦手です💦
①自分の子供の声
②夫のクシャミ
③歯笛
これを知ったきっかけは、療育の先生とお話をしていた時のこと。
外から聞こえるトラックの音に驚いて叫んでいたところを見た先生がポツリ。
「お母さん、もしかして聴覚過敏じゃないですか?」
その後、ネットで調べて感覚過敏の存在を知ることになりました。
①自分の子どもの声
一つ目は、自分の子どもの声。
特に、一人目の子の声が苦手なんです😢
二人目が生まれるまで気づかなかったんですが、
一人目の泣き声や大きな声、高音の奇声(たまに「ほーー!」と、奇声をあげます)が
本当に苦手で聴覚過敏を知るまでは、
『わが子の声が苦手なんて母親失格だ…』
と、自分を責めていました。
ですが、二人目を産んでその子の泣き声や大声が平気だったことで、少し救われたと同時に落ち込みました。
やはり母親として、わが子の個性に苦手意識を持つことに申し訳なさを感じてしまいます。
②夫のクシャミ
二つ目は夫のクシャミです。
他の人は平気なのに、夫のクシャミだけが全くダメなんです。
夫は以前、手で押さえずにクシャミをしており、そのたびにビックリしていました。
音自体は大きくないのにまるでスピーカーのウーファーのように低音が鼓膜にズドォォーンと響くんです。
これが本当に痛い…!
聴覚過敏を自覚してからは夫に
「悪いんだけど、あなたのクシャミはウーファー効いてるからさ。クシャミする時は、手か腕で口を覆ってその低音を殺してほしい」と、伝えています。
そして、このクシャミについては現在も夫とはもめていて、なかなかお互いの着地点が見つかりませ
ん💦
手や腕で覆ってくれるだけでよいのですが、夫には夫なりのクセづかない理由があるんでしょう
③歯笛
三つ目は、歯笛です。
「歯笛って何?!」ですよね。
実は私はすきっ歯でして、条件が揃うと「ピューイ!」と、鳴るんです😂
これを勝手に‘‘歯笛‘‘と名付けています。
この音が口笛のような柔らかい音ではなく、ホイッスルのように音が鋭く響く音なんです。
これも耳がキーンと痛い…
そして、条件が揃いやすいのが、なんと会話中!
私「~アレがこうなって、その時さ!(ピューイ!)」
私「……いったぁ」
友人「急にどうしたの?」
私「…歯笛鳴った」
事情を知っている友人は、私との会話中この歯笛が鳴るとニヤリとします。
体から出る音なので、耳栓やイヤーマフも通じません。トホホ…
対策グッズ以外の向き合い方
ネットで『聴覚過敏 療法』と調べると様々な病院で認知行動療法、音響療法、薬物療法など紹介されています。
これほどたくさんの療法が出るのは、原因が身体のつくりだけでなく、病気など多岐にわたるためでしょう。
そう考えると、改めて様々な医療機関へ受診することが大事ですね。
また、SNSなどで「子供の声がうるさいと怒鳴られた!😭」というお話を見かけます。
もちろん、見ず知らずの方を怒鳴る事はいけません。
ですが、怒鳴ったご本人が自覚のない‘‘聴覚過敏‘‘だった可能性があるのでは?…と、感じることがあります。
もしそうだとしたら、怒鳴られた方だけでなく、怒鳴ったご本人もツラかったはず。
そして、その方が自分の聴覚過敏に気づけていたら、事前に対策もでき、お互い不愉快な気持ちにならずに済んだかもしれません。
みんなが過ごしやすくなるよう「自分も感覚過敏かも?」と振り返る事も大切ではないでしょうか🍀
→HOME






コメントを残す