雷が人に落ちて、後遺症で失明や手足にまひが出る人も!対策で、「雷ナウキャスト」などの活用を!

雷が落ちた高層ビル

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

最近天候が崩れやすくなっており、ゲリラ豪雨も頻繁に起きていますが、「雷」は、身近で危険な災害であることをご存知でしょうか?

部活中に落雷事故が起きたり、登山中や野外ライブなど、様々なシーンで実際に落雷で被害を受け、後遺症が残ってしまった方もおられます。

聴覚障害視覚障害の方など、「雷」が光っていたり鳴っていても、危険が身に迫っているかが気づきにくいかもしれません。

今回は、そんな恐ろしい「」の被害を未然に防ぐために有効な「雷の予測」に関する記事をお届けします。

落雷事故をどう防ぐか?

雷の落ちた街

「雷」が起きた場合、以下の方法で避難すると、比較的安全です。

「雷」から身を守れる比較的安全な場所とは?

・建物を見上げた時の角度が45度以上になる場所に避難する

・鉄筋コンクリートの建物の中や車、バス、列車の中に逃げる

逆に木の近くは危険性が高く、木に落ちた「雷」が人の身体に飛んでくる「側撃」を受ける時があります。テントも支柱に落ちる危険性が。

人体は同じ高さの金属像と同じ様に落雷を受けます。身体に着けた金属を外して、レインコートやゴム長靴などの絶縁物を身に着けても、落雷を完全に阻止する効果はありません。

参照元:朝日新聞デジタル 相次ぐ部活動中の落雷事故、どう防ぐ 雷鳴聞こえたら建物や車内へ(2024年4月3日公開)

その他、「雷」から身を守るための目安となる、天候の変化

雷の落ちた街

最新の気象情報を入手しにくい環境にいるとき、目安の一つになるのは雷鳴だ。「ゴロゴロ」という音が届く10キロほどの範囲は、積乱雲の構成要素の直径と重なる。

周囲が急に暗くなったり、ひやりとした空気が流れたりした場合も要注意だ。気温の低下は、上昇気流によって上空で冷やされた空気の塊が下降したことによるもので、突風や雷などを引き起こす可能性があるという。

引用元:朝日新聞デジタル 広場の落雷、8割死亡のリスク 「ゴロゴロ」聞こえたらすぐに避難を(2024年4月10日公開)

「雷」の怖さを示す後遺症と、身を守るためにできたシステムとは?

恵みとされる雨も、大量に降り続くと土砂災害などで人に牙をむくこともあります。雪も屋根に積もり過ぎると、家屋が重みで倒壊することもあり、いつ人を助け、人の命を奪うのか、本当に分からないなと思っています。

「雷」が落ちると、人体に大きな影響があるとは知られていても、ぼんやりとしか認知されていません。

「雷」の怖さが世に知れ渡ったのは、2025年4月11日に奈良県で、中学生の男女6人が被害に。サッカーの練習中などに「雷」が落ちて、1人が意識不明の重体という事故が起きてからでした。

奈良県で、2025年に「雷」が落ちた後、後遺症の怖さを訴える当事者の声がありました。

その人は、学校の部活で外で練習をしていた時に「雷」が落ちて、後遺症失明し、手足も動かなくなりました。

両親がずっと介護を続けているそうですが、後遺症で話せなくなったとも言っていました。

「雷」は、天候が変わりやすい登山などでも、被害を受けやすいです。

登山をしている時に、「雷」に打たれた男性は、靴や背負っていたリュックを貫通。

背中から腰に入ってきて、脳内出血や背中の火傷、鼓膜の損傷をするなど、大怪我を負った。

これだけ観ていても、非常に怖いことが分かりました。

ライブ会場も危険です。特に野外でのライブは天候に左右されます。

ライブを運営するスタッフに雷が落ちて、救急搬送されるケースも今でもあるそうです。

数年前、ライブの開場待ちの時、雨が降って来て、木の下で雨避けしていたら「雷」が落ちて、女性が亡くなったケースもあった。

私も、2025年8月8日の週に、梅雨前線が戻って来て、線状降水帯がかかった時、家の中にいました。その時、家の外でかなり、大きな「雷」が近くに落ちました。

その時、今まで感じたことがなかった、「雷」が落ちた時の家への振動で、身体が震え、しびれに似た感覚に陥いました。大きな地震の後の様な気持ち悪さや、心臓がバクバクする現象もあって、暫く体調が悪い状態のまま。

今まで、「また、光った」「今日は特に多いね」と言って、家の中にいて他人事だった。

自分の身に「雷」が落ちた時の疑似体験があって、あの日以来、恐怖が強くなりました。

もし、聴覚障害者の方が「雷」の近くにいても、光っていることしか気付かず、危険が身に迫っている意識も薄いと思います。視覚障害者の方も、ゴロゴロと聞こえていても、どこで鳴っているのか分からないとも思います。

「雷」は、災害弱者と呼ばれる障害をお持ちの方にとっては、自分だけでは身の危険も理解できない怖さもあります。

もし気付かずに災害に巻き込まれたらー、それは私が最も恐れています。

「雷」から身を守るものとして、開発されたものやホームページは、以下のものがあります。

「雷」から身を守れるサイトの紹介

・気象庁の公式ホームページの「雷ナウキャスト」

・雷の専門家で構成された「日本大気電気学会」のWebサイト(https://www.saej.jp/

システムでは、

「雷」から身を守れるシステム

・ウェザーニューズの「落雷リスクモニタリング」

などがあります。

「雷」が近付いていたら、姿勢を低くし、身を守る。

どれか1つでも活用し、「雷」から自分の身を守る行動をしていきましょう。

雷の落ちた街

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また、2022年にAKARIに記事を書いた、「キキクル」も、雨雲レーダーを数分ごとに予測したデータが表示され、役に立ちます。以下に、リンクを貼ります。↓

雷の鳴る空

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、薬害で糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。