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こんにちは、翼祈(たすき)です。
日本経済は物価高で、もの凄く大変なことになっています。
毎月何かしら食べ物などの値段が上がり、先日、「1年後も物価高は止まらず、家計をさらに圧迫し、生活が苦しくなるだろう」との声もありました。
大学生であっても、苦しい生活が続いています。
大学は授業料を10万以上上げて、大学に行って勉強するより、仕送りも難しく、学費を稼ぐためにアルバイトを複数掛け持ちしていること。
勉学に勤しむことや、キャンパスライフを楽しめず、卒業したりしていること。
大学も少子化で、進学する人が減ったことで、大学自体もお金がなく、経費で、大学で研究することで、老朽化しても物品の買い替えができず、古い道具で研究するしかないそうです。
大学院まで行って、研究者になっても、無期雇用になる前に、雇用契約が雇い止めにあって、大学で研究を続けられないことも多い。非常に苦しい状況です。
研究者に関しては、2022年にAKARIで記事を書いていますが、物価高はあの当時無かった概念で、今は安定して仕事を続けることは、極めて困難だと思っています。
大人も生活することが脅かされている中で、将来大人になる子ども達にとってこども食堂の存在意義が大きくなっていると思います。
今回は兵庫県で、『こども食堂ペイフォワード』を営む団体が、立ち上がった理由などを取り上げます。
『こども食堂ペイフォワード』を立ち上げた団体とは?
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平成28年11月、子どもたちの新たな居場所づくりを目指す地元の有志が集まり、こども食堂ペイフォワードを設立。様々な事情により一人で食事をする子どもたちへの食事提供を中心に、学習支援やイベントなどに取り組んでいる。運営に携わるのは、地元の大学生や高校生も含めた市民ボランティア。活動を支えるのは、市民や市内・市外事業所からの寄付や、自治体の助成金や交付金。子どもだけでなく、大人も高齢者も集える地域の交流拠点として開き続けている。
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画像引用元:NPO法人ペイフォワード – すごいすと 兵庫
そもそも【ペイフォワード】って、どんなシステム?
【ペイフォワード】とは、大人が代わりに代金を払って、無料で子ども達が食事を食べられることをいいます。
この記事で思い出したのが、2022年に書いた、[ごちめし]という福岡県福岡市でやっている、アプリを使って、大人など支援したい人が食事券を買って、子ども達が食事を無料で食べられるというシステムでした。
今、こども食堂自体が存続が危ういといいます。
こども食堂には色々あって、外国人の子ども向けのものもあったりします。
ただ、今は物価高で、善意のフードバンクへの寄付などで成り立っているこども食堂も、以前ほど食材が集まらなくなっており、ご飯を食べることは難しくなっている子ども達の健康を維持するために食べ物を提供する、この場所もかなり経営が困難に。
2024年、「新米が出たら、米の価格は下がりますよ」と言われていましたが、新米になっても、2025年現在、米の価格は高止まりです。
それに加えて、災害級の暑さで、日焼けしたり、虫害などで食べ物に亀裂が入り、市場に回せる数も少なく、野菜など生きていく上で大切な食べ物も高騰。
米に関しては、2025年3月中旬に、備蓄米を国が放出するだろうと言われていますね。
海外に目を向けても一部の国しか採れないコーヒーや、チョコレートも生育不良で、コーヒーは「2050年問題」、チョコレートは「カカオショック」と言われています。
オレンジとかも、生育不良で、日本でも高いですし、ファーストフード店もオレンジジュースの提供サイズを、一部止めています。
心を癒すものですら、飲めず、食べられなくなっている。
どこを間違えて、こういう世の中になってしまったんだと、頭が痛いです。
『こども食堂ペイフォワード』も、他のこども食堂と一緒で運営が大変な面があるかもしれません。
それでも、この場所があることで、助かっているご家庭も多いと思います。
よく、「未来の子ども達の将来を奪わないために」と色んな取り組みがされていますが、かなりどこを切り取っても、厳しい状況ー。
私は、『こども食堂ペイフォワード』などがあることで、子ども達が悲観ばかりせず生きていける、そんな将来を、私は記事を介してですが、作っていきたいなと思っています。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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