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皆さんこんにちは。Pinkです。
東洋経済ONLINEを見ていると「笑顔うつ」という言葉が目に止まりました。初めて知った言葉だったので、「適応障害」「双極性障害」である私はとても気になりました。
今回は、「笑顔うつ」について書きたいと思います。
「笑顔うつ」とは
働くことは出来るけれど、自宅に戻ると疲れて何も出来ない。真面目にしているのに、周囲からは「やりすぎ」「考え過ぎ」だと言われて、苛々するといったことはないでしょうか。
私は、自分が一般就労の会社で働いていた時のことを思い出しました。まさにその通りだったからです。
これが「笑顔うつ」と呼ばれる状態とのことです。何とか社会生活は送れていても、精神的には抑うつ症状や、身体の不調を長い間抱えてしまい、そのうち心と体が一致する感覚がなくなっていくそうです。
しかし、「笑顔うつ」の初期段階ではその兆しが見えにくいため、周囲からは、ただの甘えや性格の問題と考えられ、精神的な病気とは疑われることはないとのことです。
また、「笑顔の仮面」をかぶって社会生活をしているため、支援を受けることが難しく、状態が悪化しやすいからだそうです。
「笑顔うつ」は医学的に公式な病名ではないようなのですが、海外でも研究が進められていて、一般的には、軽度から中程度の「うつ病」や「適応障害」に当てはまると言われていているとのことです。
「笑顔うつ」の症状には下記の4つが挙げられています。
① 落ち込みや不安は感じないけれど、長い間体の調子が悪い
② 突然、感情が暴走してしまい、後悔することがある
③ やりたいことはあるのに、思い通りにやり遂げることが出来なくなっている
④ 体は元気だけれど、長い間落ち込みや不安があって疲れている
参考サイト:「しんどいのに平気なふり」”笑顔うつ”の怖い実態 – 東洋経済オンライン
「笑顔うつ」になると迷い込んでしまう世界とは
「笑顔うつ」はありとあらゆる不調が心と体に現れるとのことですが、現れ方も原因も人によって様々だそうです。殆どは、次の「4つの世界」のどこかに迷いこんでしまうとのことです。
① 体調不良が目立つ「歩くと体調が悪くなる道」
② 落ちこみや不安が強い「希望が見えなくなる森」
③ 感情をコントロールできない「戦わずにはいられない戦地」
④ 思い通りに動けない「心と体が離れていく街」
「笑顔うつ」は、自分の不調に気付けなくなる病、「きつい」と言えなくなる病とのことです。いつの間にか「笑顔の仮面」をつけた世界に迷い込んでしまい身動きがとれなくなっていくそうです。
この世界から抜け出し、再び迷い込まない為には、日頃から自分の心や体をよく観察することや、周囲の世界をよく知ることが欠かせないとのことです。
また、病気かもしれないと思っても、「笑顔うつ」の人は「精神科」や「心療内科」には行きづらいと言う人が多く、早めに悩みを誰かに相談するのが、状態を悪化させない要点となります。
自分にとっては些細なことでも、医師からすると、そうでないケースも沢山あるそうです。きつい時は、「もしかして病気かな?」という意識を持ちながら、早めに悩みを誰かに相談するのが、状態を悪化させないために大切とのことです。
参考サイト:「しんどいのに平気なふり」”笑顔うつ”の怖い実態 – 東洋経済オンライン
最後に
今回「笑顔うつ」を知って、気づかないうちにそうなっている人も多いのではないかなと思いました。また、医学的には公式な病名ではないことに驚きました。この先正式な病名として、認識されることを願っています。
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