「心の闇とシャボン玉 前編」うつ病vivi迷走

シャボン玉

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「心の闇とシャボン玉 前編」うつ病vivi迷走

はじめに

「どんなに気分を上げても、

何かをきっかけにこみ上げてくる心の闇。

それは、とても苦しくて悲しい。

暗い暗い穴の中にいます。

ここから抜け出せないでいます」

這い出したとしても、その先にあるのは断崖絶壁。

viviにとって大切な「書く」ということ。

それも出来なかった。

どうしてここまで自分を追いつめたのか・・。

助けて。私のSOS届いてますか?

悲しみの淵に立たされた時、人は何を感じているのでしょうか・・。

それは言葉では言いあらわせないこと。

どうやって、これを伝えたらいいのか。

viviにとっての手立てはひとつ。「書く」しかありません。

書いて書いて心の奥に忍んでいる何かを探します。

だけど、なかなか見つかりません。

しかし、書かなければなりません。

書かなければ誰にも伝わらないからです。

そんな心の闇を言葉にして書き記したいと思います。

心の闇

幼い時から経験してきた嫌だった出来事。

幾つもの経験。積み重なった悔しい出来事。

嫌だと言いたいのに言えなかった。言える環境ではなかった。

嫌だと言ったら弾かれる恐怖。嫌われるのが怖かった。

表向きの顔をすることに抵抗はなく、我慢することが当たり前だった。

そんなことを繰り返していたら、無様になっていた。

嫌だということに後から気づき、時すでに遅し。

その為、飲み込まずにはいられなかった。

誰かに話そうと思った。けれど伝わらなかった。

説明することも気持ちを伝えることも苦手だったので、それはなるべく避けて通った。

話してもどうせ伝わらない。ならば話すまいと殻に閉じこもる。

だけど、そうしていると胸がだんだん苦しくなる。

幼い時は、その湧き上がってくる感情がなんなのかわからなかった。

わからないからもがいていた。ひとりで。

いまの時代はいい。たくさんの言葉がある。いろんな表現がある。

中でも、viviに当てはまる言葉は、

「イラっ」「モヤっ」そして「ストレス」という言葉。

これらを知るまでは、その時その時の感情がわからず外にだすことができなかった。

できないから、ため込むしかなかった。溜めて溜めて満杯になった。

そのせいか、もう今では溜められない。溜めようとすると気分が悪くなる。

抑えなければならない感情も吐き出さずにはいられなくなってしまった。

だけど、吐き出すと自分を窮地に追い込むことになる。

だから暗い暗い穴の中にこもる。差しのばされた手を握り外にでたら崖っぷち。

なんでも思ったことを言うのは、あまり好ましいことではない。

考えすぎかもしれないけれど、やっぱりよくない。

これが心の闇。手がつけられない現実。

イライラから始まる

どうしても気に入らないことがある。

それについては、何もかもに「ムカっ」とする。

イライラしてモヤモヤして、これをなんとかコントロールしようと精神安定剤を飲む。

なぜなら、このことは外には出したくないから。出さない方がいいから。

だから安定剤を飲む。薬、薬、薬。薬をちょうだい。

ほんの少しのことでも、すぐに溢れそうになる。溢れてくるものは止められない。

そんな風だから薬を飲むと「ホッ」として涙が出てくる。

イライラモヤモヤの次は悲しみ。悲しみに効く薬はない。涙を止める薬もない。

そんな薬があれば、viviはこうはならないと思う。

こうはなりたくなかった。嫌々ばかり言うこんな気性にはなりたくなかった。

だけど、これを話さないと気分が悪くなる。書かないと気持ちの整理ができない。

堂々巡り。話さないといけない。だけど話したら悲しくなる。だから話さない。だけど話したい。やっぱり話せない。話さないともっと悲しくなる。話さなければ。

溢れてくる感情を抑えたい。

「イラっ」として「モヤっ」として「クー」っとなって、倒れ込む。

一度話すと二度も三度も同じこと。

だけど全ては話せない。なぜなら話さない方が身を守ることができるから。

そんなことをするから、すぐに感情が溢れて止められなくなる。

ちょっとしたことでも敏感になり、イライライライラ。

嫌で嫌で仕方ない

こうなってくると、もうどうにもこうにもいかなくなる。

嫌で嫌で仕方ない。我慢していると悲しくなる。

悲しみの涙でいっぱいになる。話しかけられるだけで涙がこぼれてくる。

話そうか話すまいか。話すと全てを失ってしまいそうで怖くなる。

過去の経験。話せば全てが終わりになる。そこにいられなくなり夢や希望を失う。

話しても話さなくても同じ結末を迎えることもあった。

このまま全てを失いそうになった時、頭をよぎる歌がある。

シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた

シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
生まれてすぐに
こわれて消えた

この歌はviviにとっては悲しい歌。涙があふれてくる歌。

シャボン玉は希望であり夢でもある。だけど、それはとてももろい。

何かをきっかけに、すぐに壊れてしまう。だから全ては話せない。

悲しいけれど、そうするしかない。この社会で生き抜くためには仕方ない。

嫌々ばかり言うと弾かれる。それこそ屋根まで飛んで消えるということ。

せっかく見つけた希望の光。できることなら失いたくない。

嫌で嫌で仕方のないことがあるけれど、失うことの方が悲しくやり切れない。

もう何も失いたくはない。

後編に続く

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うつ病と闘うアラフィフ。おまけに、腰部脊柱管狭窄症!踏んだり蹴ったり。のんびり穏やかに毎日を送っていきたいと思ってます。