この記事は約 4 分で読むことができます。
はじめに
日頃から、マイノリティであることは公言しているSaladですが、実はレインボーパレードなど、LGBTQのイベントに参加したことがありません。
行こう、行こうと思いながら、コロナというパンデミックになってしまい、実際に参加する機会が、ここ数年遠のいていました。
東京レインボープライド2023開催
東京レインボープライドは、性的指向や性自認にかかわらず全ての人が誇りを持って生きていける社会を目指し、2012年に始まりました。
今年のイベントは22日から2日間の日程でパレードのほか、代々木公園で歌手やバンドによるライブパフォーマンスもあった。
日本での性的少数者によるパレードは1990年代から断続的に行われています。
その中でも、2012年に始まった東京レインボープライドは、性的指向や性自認にかかわらず、全ての人たちが誇りを持って生きていける社会を目指しています。
今年のレインボープライドでは、22日から2日間の日程でパレードのほか、代々木公園でバンドや歌手によるライブパフォーマンスなどもありました。
何よりも今回のパレードが注目されたのは、元首相秘書官による性的少数者(マイノリティ)への差別発言について
「今までで一番LGBTQ問題に注目が集まり、みんなが考える機会になった」
と振り返りつつ、
「5月にはG7(主要7カ国首脳会議)が控えており、日本はG7参加国で、唯一婚姻の平等や差別禁止法がありません。開催国として世界に恥じないような変化を進めてほしい」
とのことでした。
プライドパレードの始まり
そもそもプライドパレードは、どのようにはじまったのでしょうか?
1969年6月28日に起こった「ストーンウォール事件」を受け、翌年6月に実施されたゲイ解放を訴えるデモ行進が、ニューヨークのプライドパレードの始まりです。
毎年6月最終週の日曜日は、ニューヨーク、マンハッタンの5番街を北から南へ100以上のフロートが行進します。
「ストーンウォール事件」とは
それまではハラスメントや差別を恐れて、表立つことができなかった同性愛者らのコミュニティがアメリカ全土に広くその存在を知らしめ、ゲイ解放運動の先駆けとなった事件です。
ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」が警察による踏み込み捜査を受けた際、居合わせた「LGBTQ当事者らが初めて警官に真っ向から立ち向かって暴動となった事件」です。
詳細はこちらの記事でも読めます。
上記の記事から一部、抜粋すると
一晩目の有名なエピソードとして、マーシャが燃えるバーの鏡に向かって、ショットグラスを投げつけ、
「私にも人権がある」
と叫んだ。という逸話が残っています。
おわりに
マイノリティ当事者としては、一度は行ってみたいレインボープライドパレード。
私の住む地域では、今年の開催はまだ先のようですが、今度こそぜひ、パレードで歩いてみたいと思います。
参考サイト
マーシャ・P・ジョンソンの生と死:映画作品情報・あらすじ・評価
「東京レインボープライド2023」開催 都内(AFP=時事) – Yahoo!ニュース
虹色の旗を手に「全ての人が誇りを」 渋谷でLGBTQパレード(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
noteはじめました。こちらもどうぞ
おすすめ記事の紹介
コメントを残す