まるで暗号?最新のLGBTの呼称~属性の未来と可能性~

この記事は約 8 分で読むことができます。

2SLGBTQQIA+?長すぎる暗号?

カナダのトルドー首相が、10月4日に「消えた先住民族の女性を偲ぶ」ためのツイートをしました。

google翻訳

全国の人々は、行方不明または殺害された先住民の女性、少女、および2SLGBTQQIA +の人々を称えるためにろうそくを灯しています。私たちは引き続き協力し、意識を高め、この進行中の国家的悲劇を終わらせることを提唱しなければなりません。

その中で注目されたのは、2SLGBTQQIA +というセクシャルマイノリティの長すぎる呼称でした。ちなみに、2SLGBTQQIA +は、こちらの頭文字をとったものです。

2S:トゥー・スピリット/男性的な心と女性的な心を同時に持つ人

L:レズビアン/女性の同性愛者

G:ゲイ/男性の同性愛者

B:バイセクシャル/両性愛者

T:トランスジェンダー/身体の性と心の性が一致しない人

Q:クィア/LGBTに当てはまらない人

Q:クエスチョニング/自分の性的指向が定まっていない人

I:インターセックス/身体の性が男性または女性の典型的な定義にあてはまらない人

A:エイセクシャル/他者に性的欲求や関心を抱かない人

+:プラス/その他さまざまな性的指向を持つ人

参考:性的少数者『LGBT』、現在は『2SLGBTQQIA+』に進化…

ゲイカップル

2S(ツースピリット)は先住民族を示す

2SLGBTQQIA +の「2S」は先住民族個人を示すと言われています。なので、ネイティブアメリカンや、先住民族でない人たちが使用するのは、不適切であるという声もあります。

先住民族

私がネット上で調べて知り得た限りの知識では、「トゥースピリット」とは男性と女性の両方の性別を識別する先住民の個人のみに値するということです。

また何百もの先住民が存在していて、その独自の歴史的背景は明らかにされていないこともありまだ「トゥースピリット」には多くの謎が秘められています。

なので簡単に言うと、私達ネイティブ・アメリカン、先住民でない人種が「トゥースピリット」と個人で表現することは使い方が不適切であるということです。

引用:性的少数者を「LGBT」ではなく「2SLGBTQQIA+」と表現したトルドー首相のTwitterから私達が考えるべきこと | Lesbian Connection

さらに進化した「LGBTTQQIAAP」

では、先住民族ではない私たちに当てはまる呼称は何なのでしょうか?

私が調べたところ、2SLGBTQQIA +よりも身近に感じられるのは、「LGBTTQQIAAP」だと思いました。

「LGBTTQQIAAP」とは

LGBTTQQIAAPは、LGBTと同様にセクシュアル・マイノリティの頭文字をつなぎ合わせて構成された言葉です。

T = トランスセクシュアル(Transsexual)

Q = クイア(Queer)

Q = クエスチョニング(Questioning)

I = インターセックス(Intersex)

A = アセクシュアル(Asexual)

A = アライ(Ally)

P = パンセクシュアル(Pansexual)

引用:LGBTTQQIAAPとは?日本語に訳して用語の意味をわかりやすく解説。 | 自分らしく生きるプロジェクト

さらにいくつか詳しく説明すると、

LGBTQという略語にある「Q」として代表的なものがクエスチョニングです。

クエスチョニング (Questioning)

自分の性別がわからない人や意図的に決めていない人、決まっていない人、模索中である人のことを指します。 たとえば、自分の性自認や性的指向を決めたくない、まだ決めかねている状態、どのセクシュアリティもピンと来ない、あえて「わからない」という状態にしておきたい、といったような理由で、クエスチョニングを自認している場合があります。

つまり、性自認や性的指向について、「まだ決まっていないと思う」「わからない、違和感がある」「ひとつに決まるものではないと思う」などに当てはまるのが、このクエスチョニングです。

 クィア (Queer)

LGBTQの「Q」がもつもう一つの意味がクィアです。クイアとは、少しほかの言葉とは違ってセクシュアル・マイノリティの総称。

また、セクシュアル・マイノリティを包括しているという言葉として、抵抗運動などを意味する合言葉として使われています。

以前は、セクシュアル・マイノリティを侮辱する言葉であったといわれていますが、それに抵抗する人という意味を持っています。近年、性的嗜好も含まれるなど定義が広がっています。

クィア

インターセックス (Inter-sex)

「インターセックス」という言葉は、身体構造が一般的に定められた男性・女性どちらとも一致しない状態を表しています。

しかし、性自認が男性もしくは女性であり「中間」を表す「インター」という言葉を使いたくないという人もいることから、最近では「DSD(通称、性分化疾患。からだの性に関する機能や構造が、いわゆる「男」「女」とされるかたちと異なった状態で発達する疾患の総称)」という表現が用いられることが多いです。

アセクシュアル (Asexual)

アセクシュアルは、誰に対しても恋愛感情と性的欲求を抱かないという人を指し、無性愛と訳されます。英語の発音になぞらえて、エイセクシュアルともいいます。

LGBT

 アライ (Ally)

最後に、こちらはセクシュアリティとは少し違いますが、「セクシュアルマイノリティを理解・支援する」アライについてご紹介します。これは自分の性自認や性的指向に関わらず、セクシュアルマイノリティに対してフレンドリーな人や差別をしない人、様々な活動を一緒にしてくれる人のことです。

【アライ(ALLY)についての記事はこちら】

パンセクシュアル (Pansexual)

パンセクシュアルとは、相手の性に関わらずどんな人でも愛することができる人で、全性愛と訳されます。「バイセクシュアルと同じ…?」と思われがちですが、バイセクシュアルは「男性と女性の2つの性を愛することができる」というのに対し、パンセクシュアルは相手の性を恋愛の条件としないため、相手が男性・女性以外の性自認でも(例えば、Xジェンダーやクエスチョニングといった性自認の人も)愛することができます。しかし文献によっては「バイセクシュアルの一部」としてパンセクシュアルが扱われることもあるため、一概に全く違うものとも言えないのですが……

私もパンセクシャルにあたります。

参考:【当事者監修】LGBTQとは?【2021年度最新版!】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」

LGBTTQQIAAPとは?日本語に訳して用語の意味をわかりやすく解説。 | 自分らしく生きるプロジェクト

 

属性の可能性の未来

このように、セクシャルマイノリティが細分化されることで、どこかに属することが励みになる人たちもいるでしょう。

その反対に、当てはまらなくても気にしないという人もいます。

それは、セクシャルマイノリティのには、まだまだ可能性と未来が含まれているということかもしれません。

また数年すれば、新しい属性ができる可能性もあるのです。

 

【AKARIのLGBT記事の紹介】

 

参考サイト

性的少数者『LGBT』、現在は『2SLGBTQQIA+』に進化…

【当事者監修】LGBTQとは?【2021年度最新版!】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」

トルドー首相、カナダの過去の性的少数者差別を謝罪

LGBTTQQIAAPとは?日本語に訳して用語の意味をわかりやすく解説。 | 自分らしく生きるプロジェクト

性的少数者を「LGBT」ではなく「2SLGBTQQIA+」と表現したトルドー首相のTwitterから私達が考えるべきこと | Lesbian Connection

おすすめ記事の紹介

→HOME





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。