デジポリス。〜4人に1人の確率で起こる、痴漢撃退の防犯アプリ登場‼︎〜  

デジポリス

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

今女子高生の4人に1人の確率で遭うという、痴漢被害。電車通学や通勤だと特に不安に感じる女性が多いと思います。今痴漢に巻き込まれた時に、声が出せない代わりに音を出して痴漢を周囲の乗客に知らせてくれる、『デジポリス』という警視庁が開発した防犯アプリが脚光を浴びています。

2022年4月の痴漢被害でもこの『デジポリス』が使用され、容疑者を逮捕したというケースもありました。今回は警視庁の『デジポリス』のアプリについて考えていきます。

Digi Policeとは?

Digi Policeは警視庁の防犯アプリです。犯罪発生情報の配信に加え、女性や子供の安全を守る「痴漢撃退」や「ココ通知」機能を搭載。その他、利用者に当事者意識を持たせ、アプリの継続利用を促すためのコンテンツも充実。メディアにも多数紹介され、 2022年4月には自治体・行政アプリとしては異例の50万ダウンロードを突破しました。

画像・引用:Digi Police -アプリ開発- 株式会社ドーン

参考サイト

『デジポリス』が搭載している痴漢撃退の機能

その人が居住している場所の不審者情報や、振り込め詐欺の犯行グループからの架空電話事例、痴漢といった犯罪情報などを利用者に送信する警視庁の防犯アプリ『デジポリス』が、入学・入社シーズンに併せて2022年4月8日、リニューアルされました。このリニューアルで電車内の痴漢被害者に周りの乗客が助けの声を上げられる事が出来る機能などが追加されました。

痴漢対策もさらなる強化を加速し、従来のデジポリスでもアプリの「痴漢撃退」という画面を押すと、《痴漢です 助けてください》という文字が出現し、周りの乗客に無言で痴漢からの助けて欲しいと訴えることが可能で、連投すると「やめてください」という音声が流れる機能も追加されました。

ですが、「痴漢被害に巻き込まれた時に冷静に周囲の乗客に助けを求められない」とする悲痛な声が多く寄せられ、新たに《ちかんされていませんか?》との文字が出る「アクティブバイスタンダー画面機能」が搭載されました。防犯ボランティアへのアンケートで「痴漢被害を発見しても、電車内では他人に声をかけにくい」との意見があり、その声を反映させました。

アクティブバイスタンダーとは、性被害に発見しても何もなかったことにする第三者にならないようにさせる思考の1つで、発見者がこの《ちかんされていませんか?》の画面を見せて、被害者に「あなたは1人ではない」と安心感を与える効果があり、第三者が被害者を加害者から引き離し、ほかの場所に誘導して頂くことも目的だといいます。

参考:サザエさん痴漢防止訴え 警視庁、防犯アプリ「デジポリス」PR 産経新聞(2022年)

デジポリスは平成28年に導入され、ダウンロード数は2022年4月25日現在でおよそ54万件超えで、東京都内だけでなく日本各地から問い合わせが寄せられているといい、警視庁は積極的に『デジポリス』を活用して頂きたいと話します。警視庁の生活安全総務課長は「電車内でお客様同士が声をかけられる空間を構造していけたら」と言いました。

実際にデジポリスが使われ、逮捕に至った例

混雑した電車内で少女の体を触ったとして50代の男が現行犯逮捕されました。警視庁の防犯アプリ『デジポリス』が逮捕に直結しました。

会社員の50代の容疑者は2022年4月15日朝、埼玉県と東京・北区の間を走行中の電車内で10代の少女の体を触った疑いで逮捕されました。警視庁によれば、当時、電車内は混雑していて、少女が警視庁のスマホ用の防犯アプリ『デジポリス』で、「痴漢です。助けてください」という画面を提示して助けを周囲の乗客に求めました。

その画面に観た男性客が「大丈夫ですか?」と声をかけ、少女は画面を押して「やめてください」という音声を出したので、周囲の男性客らが容疑者に「何やってんだ」と迫り、取り押さえ、駅員に渡しました。

参考:混雑した電車内の少女、周囲に「痴漢です」と表示された無料防犯アプリ見せる…赤羽駅で男を逮捕 読売新聞(2022年)

このデジポリスのニュースがテレビで報道された時、ネット上では、「無言でこの画面見せたら痴漢撃退出来るの、ハードル低くて助かる!」「中3のとき電車で痴漢されて声を出せなかった。本当に、声が出せない。この『デジポリス』は電車通勤・通学の方はダウンロードしようよ!」との声が届きました。さらに「『デジポリス』がもっと普及して欲しい!」「『デジポリス』を今まで知らなかった。もっと認知されて欲しい!」と、報道を機転に『デジポリス』が拡大してくれたらと発展を望む声も多く届きました。

別の参考の記事によると、少女は痴漢を遭った4日前にデジポリスをダウンロードし、痴漢撃退に結び付いたと言います。

関連記事

被害の10代少女は4日前にDL→痴漢撃退 防犯アプリ「デジポリス」を警視庁担当記者が実演 ABEMA TIMES(2022年)

私は痴漢被害はありませんが、

痴漢被害はありませんが、20代の時、家に変質者から「娘さんのお風呂の時の動画を撮った」と、電話があったそうです。その後似た様な事件の逮捕者がおり、母がその報道を観た時「多分あの時の男で間違いない‼︎」と言っていましたが、本当にそうなのかは分かりません。

今回の痴漢撃退のデジポリスにおいては、電車の利用客からは「実際、その場になると、怖くて声が出せなかったりするから、押すだけで、周りに助けが求められるには、凄くいいなって、女子目線で思います」という声や、デジポリスを今回の報道で初めて認識した方からは、「いいと思いますけど、あまり使われていないし、自分も知らないので。もうちょっと広めるべきだと思います」という声もあったといいます。

私も今回の報道で初めてデジポリスの事を認識しました。デジポリスは痴漢の以外にも沢山役立つ機能が搭載されているとの事なので、アプリをダウンロードしておくのも1つの防犯に結び付く手段ではないかと思いました。

関連記事

「痴漢です 助けてください」被害女性がアプリ使い 容疑者逮捕 NHK NEWS WEB(2022年)

痴漢対策頼れるアプリ「デジポリス」 警視庁がPR 読売新聞(2023年)

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。