果実酢で夏バテを解消しよう!~効果や飲むタイミングについて~

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季節は初夏、みなさんはどうお過ごしですか?
わたしはもうバテバテです、まだ7月なのに…
セミも鳴き出して、もううんざり。

今年は梅雨明けが早く、急に気温が上昇したため、暑さにまだ対応できていないことが原因で夏バテや熱中症になる人が多いらしいのです。

夏バテにはお酢が効果的と聞いたことありませんか?
わたしはどこかで聞いたことがあるような気がして、本当かどうか調べてみました。
これから本格的にやってくる夏を、少しでも快適に過ごしたいですからね。

お酢の効果とは?

お酢

①食欲増進
お酢の主成分である酢酸には唾液や胃液の分泌を促進し、消化酵素の働きを活性化させる働きがあります。消化酵素の働きが活発になると胃の働きが良くなるため、お酢は食欲増進のサポートに適していると考えられています。

②疲労回復
お酢には、疲労回復をさせる効果もあります。お酢に含まれる酢酸には、体内に入るとクエン酸に変わり、疲労の原因となる乳酸の生成を抑えたり、分解して、疲労回復を早めたりする働きがあります。また、クエン酸には血行促進や筋肉痛を起こしにくくする効果もあります。

③美肌
お酢に含まれるアミノ酸には、肌の水分を保つため、保湿効果やハリを与る働きがあります。また、肌の新陳代謝の促進にも関与するため、ターンオーバーを整え健康な肌を維持してくれる効果もあります。お酢には肌荒れの原因となる過酸化脂質の増加を防ぎ、肌を健康な状態に保つ働きがあります。また、ビタミンCを破壊する酵素の働きも抑えてくれるため、シミやそばかすの予防、美白にも効果的だとされています。

④脂肪燃焼
お酢には脂肪の燃焼を促すアミノ酸もバランス良く含まれており、内臓脂肪の減少を促進する作用や腸内の善玉菌を増やして働きを活性化させる作用もあるため、ダイエットや便秘にも効果が期待できます。

 

他にも血圧低下、血糖値の上昇抑制など、体にうれしい効果もたくさんありますよ。

手軽に摂るならビネガードリンクがおすすめ

ビネガードリンク

お酢は料理に取り入れられます。
わたしが思いつくのは酢の物、酢豚。
中にはお出汁が入ったお酢もあり、様々な料理に使えたり、ポン酢は湯豆腐との相性抜群ですよね。
日頃お料理をされる方は、もっと凝ったメニューもあるかもしれません。

しかし、わたしはお酢が苦手なんです…。
酸っぱいのが苦手で、梅干しも食べれません。

そんなわたしでも取り入れられるのがビネガードリンク、果実酢だったのです!
美酢やフルーティス、地方特産のビネガードリンクなど、種類が豊富です。
炭酸で割ったり、牛乳で割ったり、ドレッシングに応用すること…は、わたしにはできませんが。笑

ということで、今回は効率的に「お酢を飲む」方法を調べました。

飲むタイミングも重要!

ダイエット

「そうか、お酢で夏バテ解消できるかもしれないのか!今日から飲もう!」

ちょっと待ってください、せっかく飲むのだから、少しでも自分にあった効果が欲しいものです。
実は、果実酢はタイミングによって、より得られやすい効果があります。

タイミング別効果

①食中・食後→糖の吸収を遅らせ、腸内環境を整える働きがある
食事をして食べ物がカラダに入ると栄養として取り入れようとします。食事中の糖(主に米、麺、パンなどに多く含まれる)が多すぎると、体内で使いきれずに余ったものは「脂肪」として蓄積します。カラダに脂肪として蓄積されるのを防ぐには、食べものの消化や糖の吸収を遅らせることが大切です。これには、お酢に含まれる酢酸が効果を発揮します。他に料理にお酢を使用する際は、野菜の酢の物やもずく酢など野菜や海藻の食物繊維と一緒に取れば相乗効果が期待できます。

②運動前→運動時にいつもより早く脂肪が燃え始める
運動をする30分くらい前に飲むこともおすすめ。運動をはじめてから脂肪が燃えるまでには、20分くらいかかると言われています。運動をする前に飲むと、いつもより短い時間で脂肪燃え始めるという効果があり、これはアミノ酸が脂肪や糖をエネルギーに変えるのを効率よくする働きがあるからです。

③運動後→運動の疲れを和らげ筋肉痛などを軽減する
クエン酸には運動で筋肉に溜まった乳酸(筋肉痛の元)を分解する作用があり、疲労の回復を助けたり、筋肉痛を和らげるのに役立っています。このときお酢と糖分を一緒に取ることで、運動で不足したエネルギーを早く回復させることができるといわれています。果実酢にはオリゴ糖が入っているので、運動後に飲むと効果が期待できるのです。運動が苦手、時間がないという方は家事や通勤など体を動かす前に飲むようするといいでしょう。

④入浴後→脂肪燃焼の効果が高まる
しっかりお湯に浸かりカラダが温まると、血行がよくなり、体中の各部署に栄養と酸素が送られ活動が活発になります。体温が1℃上がると、基礎代謝や免疫力が上がるといわれています。このとき、お酢と水分を一緒に摂ることによって、脂肪燃焼の効果が更にパワーアップ。せっかく汗をかいて体重が減ったから…といって水分を取らないのは逆効果なのです。脂肪を燃焼するには、水分が必要なので、しっかり補給しましょう。

⑤寝る前→細胞の生まれ変わりを助けて肌の老化を防ぐ
寝ている間にもカラダは休むことなく動きつづけて、常にエネルギーを消費しています。このとき「成長ホルモン」というホルモンがでていて、脂肪の分解、古くなった細胞の修復、新しい細胞を作り出すなどの働き(新陳代謝)をしています。お酢に含まれる酢酸、アミノ酸、クエン酸が、この成長ホルモンの働きを活発にするため、寝る前に飲むのが効果的だといわれているのです。

 

飲むタイミングで得られる効果は様々です。
しかし正直、どの効果もほしい!!

おすすめは寝る前

タイミングにいろいろ悩むところですが、一番効果的なのは夜なのかな?と思っています。

①良い睡眠
人は眠っている間に、カラダを休めるだけではなく「細胞の修復や記憶の整理」をしているそうです。お酢に含まれるアミノ酸は、興奮した神経を鎮め、リラックスさせる働きがあるので寝付きやすい状態にしてくれます。寝ている間の代謝が活発になります。

②脂肪が燃えやすい体
人は寝ている間、自分の脂肪を使って心臓を動かしたり、体温を保つためのエネルギーを作っています。寝る前に飲むと、この脂肪でエネルギーを作る作業を効率よくしてくれます。つまり、寝ているだけで「脂肪が燃えやすいカラダ」になる手助けをしてくれるのです。

③快腸・快便
カラダは寝ている間に老廃物を外に出す準備をしています。しかし、便秘をしていると腸内環境が乱れ、悪玉菌が増えます。これが便やおならが臭くなる原因。また、腸内に溜まっている老廃物が逃げ場をなくし全身にまわると、肌荒れや吹き出物、イライラ、だるさ、食欲低下などの症状がでてきます。そこで、寝る前に飲むと、腸内の善玉菌が増えて活発に活動するので腸内環境が整い、便秘解消につながります。善玉菌の栄養となるオリゴ糖が入っているので更に効果が期待できるのです。

④美肌・美髪
寝ている間に出ている「成長ホルモン」は、ダメージを受けた肌細胞の修復、再生を助け肌のターンオーバーを正常に近づける働きがあります。寝る前に飲んでしっかり睡眠を取ることで、この成長ホルモンの働きを十分に受けることができます。また、肌荒れの原因がなくなれば、皮膚の一部である頭皮の環境もよくなり、美髪を手に入れることにもつながります。

果実酢の摂取量に注意!

お酢は体にいいですが、だからといって果実酢の取り過ぎには注意が必要です。
糖分も含まれていて、カロリーもあるので、逆効果になってしまいます。

果実酢のパッケージにも、数多くのサイトでも、目安は1日50mlだと言われています。
じゃあ、50mlってどのくらい?
計量カップで毎回量るのも面倒だし、マグカップでどのくらいなんだろう?

わかりやすいのは、リポビタンDの瓶です。
リポビタンDの瓶は容量が100mlです。
ですので、瓶の半分が50mlということになります。

試してみました。

わたしが試しに飲んでみているのは、朝食時と寝る前です。

飲み始めてからは、なんとなく寝起きがすっきりしているような気がします。
夏バテで食欲が湧かなかったのも、今では以前と同じように(かどうかはよくわかりませんが)食事できています。

一番効果を実感できたのは、睡眠の質です。
飲み始める前と比べて、頻繁に目が覚める日はずいぶん減ったと実感しています。
知らずに飲んでいましたが、こんな効果があったとは!

 

お酢にはいろいろな効果がありますが、最終的にどれも夏バテに効果的なのかもしれませんね。
食欲も回復すれば、睡眠も取りやすくなる、効率的に運動できる。
なにもしなくても疲れるこの季節、過ごしやすくするためにお酢の力を借りることをおすすめします。

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